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共同記者会見(2011年4月28日)

ページ番号103995

2023年4月12日

京都市と京都府解体工事業協会,京都府建物解体協会,京都府産業廃棄物協会,京都環境事業協同組合との災害発生時における応急対策活動に関する協定締結式

門川市長挨拶

 各団体の皆様におかれては,日頃から,市民生活を支え,都市の基幹を支える大切な仕事に従事していただき,また,京都市の様々な事業に御理解,御協力賜っておりますことに改めて御礼申し上げます。
 今回の協定については,今年の初めから準備を進めていましたが,東日本大震災が起こり,その支援活動の経験からも,京都市内だけでなく,京都市外で起こった災害も含めた協定を事業者の方と結ぶこととなりました。このことを大変うれしく思います。
 東日本大震災は大変な事態であり,京都市として市職員が先頭に立とうということで,今日までに1028名の職員が,現地で約1週間交代の支援活動を展開してまいりました。今後も長期にわたる派遣が必要だと感じています。
 私も4月に入って現地に出向きました。新聞やテレビ等で報道されているとおりでしたが,2つ違うことを感じました。一つは夜,氷点下という厳しい寒さでした。もう一つは,何とも言えない臭いです。
 現地の皆様が立ち上がろうと頑張っておられる中で,今回の大震災に伴い発生したおびただしい量のごみ,がれき,建築廃材等を京都市の環境政策局の職員が分別していました。現地に行くまでは,ごみの分別ですから,どの職員でも対応できると思っていましたが,実際にはそうではありませんでした。その中には,アスベストが含まれているようながれきや,農薬の入った缶などもありました。危険と隣り合わせの作業であり,また,高い専門性も必要だと感じました。
 今回協定を締結させていただく皆様のように,ごみ,建物の解体,産業廃棄物等に携わる専門の方々の尽力が必要だと感じました。
 このたび,4団体と,京都市で災害が起こった場合だけでなく,京都市外で起こった場合にも京都市とともに支援活動をしていただくという協定を結べたことをありがたく思っています。
 災害は無いに越したことはないですが,何が起こるかわからないということで,連携を密にして京都市民だけでなく全国の人々の安心・安全のために行動できるようにしてまいりたいと思っています。

お問い合わせ先

京都市 総合企画局市長公室広報担当

電話:075-222-3094

ファックス:075-213-0286

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