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こども情報館(伏見区ってこんなまち)

ページ番号97183

2023年8月28日


伏見区ってこんなまち

伏見区のようす

御香水

 伏見区は、京都市の南東部にあり、京都市の中で一番人口の多い約27万8千人(令和2年度国勢調査)の人が住む区です。

 区内には、桂川、鴨川、宇治川などの川があり、「水」が伏見のイメージとなっています。伏見は、昔から伏見港などを中心に、水路を使った交通や、物を運ぶ活動の中心地としてさかえ、発展してきました。

 また、桃山丘陵や醍醐寺の周りには緑豊かな自然があり、桂川沿いや巨椋池干拓地(干拓地=池から水をぬいて陸地にしたもの)などには田園が広がっています。 


伏見区のれきし

十石船

 伏見は、戦国時代に天下を統一した豊臣秀吉が伏見城を建てた地として有名で、伏見城を中心に、お寺や神社、町家(まちや)、道路などが整えられ、全国からたくさんの武士や商人が集まりました。江戸時代には、伏見は京都と大坂を結ぶ中間の地としてたくさんの船が集まり、港町として発展しました。今も、伏見のまちには城下町や港町としての名残が残っています。

 伏見区は、昭和6年(1931年)に伏見市が、下鳥羽村、横大路村、納所村、深草町、堀内村、向島村、竹田村、醍醐村の8つの村とともに京都市に組みこまれて誕生しました。その後羽束師村、久我村、淀町が伏見区に取り入れられ、昭和32年(1957年)に今の伏見区が生まれました。


伏見区のみどころ

御香宮:安産と子育ての神様を祭っている御香宮は、平安時代に病気に効く香りのよい水(御香水)が湧き出たため、「御香宮」の名がつけられた神社です。御香水は環境省が決めた全国の百の名水の一つに選ばれています。
伏見稲荷大社:商売繁盛などのご利益があるといわれている神社です。稲荷山には千本鳥居という赤い鳥居のトンネルが続き、稲荷山の「お山めぐり」には、毎日たくさんの人が訪れます。
醍醐寺:平安時代に建てられた醍醐寺には多くの文化財があり、世界文化遺産にも登録されています。醍醐寺は桜の美しさでも有名で、昔、豊臣秀吉が花見をしたことから毎年4月には「豊太閤花見行列」が行われます。

  • 御香宮
  • 伏見稲荷の千本鳥居
  • 醍醐寺の五重の塔としだれ桜

伏見区のじまん

 伏見区は、お酒のまちとして有名です。伏見には質のよい地下水がたくさんあるため、昔、伏見は「伏水」と呼ばれていました。この豊かな地下水を使って、昔から酒造りが盛んに行われ、全国で二番目に多くのお酒が造られています。
 京都市の伝統産業に選ばれた、稲荷山の土で造られた「伏見人形」は、日本で最も古い土の人形と言われていて、観光客のお土産として人気があります。
 醍醐のまちでは、毎日「醍醐コミュニティバス」が走っています。このバスは、地域のたくさんの人の力で支えあって走る、全国ではじめてのバスで、毎日たくさんの人が乗り、とても便利だと喜ばれています。

  • 伏見人形
  • 醍醐コミュニティバス
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