「未来の京都創造研究会」の設置について
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2008年10月8日
~新進気鋭の若手研究者らが検討の初期段階から主体的に活動!~
京都市では,平成23年度から概ね10年間の市政運営の基本となる「次期京都市基本計画」の策定に向けて,公募した若手職員を中心とする「次期基本計画策定支援チーム」の設置や職員が市民の方々の生の声をお聴きする「市民聞き取りアンケート」の実施に取り組んでいます。
この度,広範な市民参加による本格的な計画づくりに来年度から取り組むに当たり,大学のまち京都ならではの新進気鋭の若手研究者で構成する「未来の京都創造研究会」を設置しますので,お知らせします。
同研究会には,検討の初期段階から活動いただき,柔軟な発想により,平成21年3月末までに計画の策定方針案等を取りまとめていただきます。
また,今後,市民を対象とする1万2千人アンケートなどの基礎調査も実施します。1 設置目的
京都市では,地域主権の時代をリードし,京都の未来を切り開く新しい住民自治を実現するため,市民との「共汗」と政策の「融合」により,厳しい財政状況の中にあっても効率的・戦略的な行政運営を可能とする新たな基本計画を策定します。
それに向けて,柔軟な発想により,同計画の枠組みや策定手法等の基本的な在り方を議論し,必要となる次のような素材を作成するため,同研究会を設置します。
(1)策定方針(基本計画の枠組みと策定手法)の案
(2)政策課題の抽出とその解決策の方向性の案
(3)重点施策等の案
2 委員構成
■委員名簿(50音順,敬称略,◎:座長,○:副座長)
京都大学公共政策大学院公共政策連携研究部教授 秋月 謙吾(あきづき けんご)○
京都造形芸術大学芸術学部 プロジェクトセンター准教授 乾 明紀(いぬい あきのり)
京都大学大学院教育学研究科准教授 大山 泰宏(おおやま やすひろ)
佛教大学社会福祉学部社会福祉学科准教授 岡本 晴美(おかもと はるみ)
京都橘大学現代ビジネス学部都市環境デザイン学科准教授 金武 創(かねたけ はじめ)
京都大学大学院工学研究科准教授 神吉 紀世子(かんき きよこ)
同志社大学社会学部社会福祉学科准教授 空閑 浩人(くが ひろと)
龍谷大学経済学部准教授 辻田 素子(つじた もとこ)
同志社大学大学院総合政策科学研究科教授 新川 達郎(にいかわ たつろう)◎
京都大学環境保全センター准教授 平井 康宏(ひらい やすひろ)
京都大学大学院工学研究科准教授 松中 亮治(まつなか りょうじ)
立命館大学産業社会学部現代社会学科教授 リム ボン(りむ ぼん)
3 研究会の特徴
(1)検討の初期段階から研究会が活動
(2)分野横断的な「融合」の観点から議論
(3)公募職員等の本市職員が参画
4 第1回会議開催予定
(1)日時 平成20年10月9日木曜日午後7:00~午後9:00
(2)会場 京都市子育て支援総合センター「こどもみらい館」
(中京区間之町竹屋町通下る楠町601番地の1)
(3)議題 次期基本計画の策定方針について
(4)傍聴
・傍聴希望者は,当日,午後6:45までに会場にお越しください。
・会場の都合により,傍聴者は30名に限らせていただきます。
・30名を超えた場合は,抽選により決定します。
・報道機関の写真撮影等は冒頭に限らせていただきます。5 今後の予定
● 会議の開催(平成20年10月~11月)
・ 3回程度の議論を経て,次期基本計画の策定方針案,部会での検討事項を取りまとめる。● 部会の設置(平成20年11月~平成21年2月)
・ テーマに応じて市民や実務家等を順次メンバーに加えるとともに,必要に応じて,調査研究等のプロジェクトを行い,政策課題や解決策の案の検討を深める。● 会議の開催(平成21年3月)
・ 部会活動等の報告を受けて,審議会検討素材をとりまとめる。お問い合わせ先
京都市 総合企画局市長公室政策企画調整担当
電話:075-222-3035
ファックス:075-213-1066