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京都市の基本構想・基本計画(資料編)/テレビ討論会/1998年1月放送分

ページ番号35893

2001年2月1日

21世紀・京都のグランドビジョン グランドビジョン・テレビ討論会 -考えよう京都新世紀- 1998年1月放送分の記録

第5回 「21世紀の京都の産業」

 

スタジオ

放送  
平成10(1998)年1月18日(日曜)
午後9時15分 ~10時45分 KBS京都

[コーディネーター]
橋爪 紳也さん (京都精華大学 助教授)

[司会]
関  和美さん (アナウンサー)

司会


[レギュラーコメンテーター]
堀場 雅夫さん (株式会社堀場製作所会長)

[パネラー]
波多野 進さん (京都学園大学 教授)
堀江 久男さん (日本銀行 京都支店長)
佐藤 友美子さん(サントリー不易流行研究所 課長)
高松 晃一さん (日本交通公社 京都支店長)
藤本 圭司さん (京都経済同友会 事務局長)
向囿 好信さん (京都市ベンチャービジネスクラブ 会長)

[スタジオ参加者]
市民の皆さん 6名

[京都市]
高木 壽一 企画監
西口 光博 産業観光局長

 

 

 第5回は,「21世紀の京都の産業」をテーマに,活発な討論を行いました。第4回と同様,スタジオにお越しいただいた市民の皆さんのご発言や,番組をご覧になった視聴者の方からの電話やFAXで寄せられたご意見,ご質問も適時紹介しました。
 (電話による意見を 46 件,FAXによる意見を 18 件いただきました。)

 

 まず最初に,京都は「ものづくり」を中心に,常に時代の最先端の産業が発達してきたまちであることを確認し,その後,「21世紀の京都を支える新しい産業」は何であるのかについて議論しました。
 議論を進めるうちに,何が中心となるのかを求めるのではなく,京都は,「ベンチャー企業の育ちやすいまち」というイメージを生かして優秀な人材を集めることで,産・官・学の連携と複数の業種間の相互乗り入れを実現できれば,新しい発想が生まれ, 21世紀型の産業が発展する可能性があるのではないかという期待が語られました。
 第2のテーマとしてあげた「観光産業」では,京都の観光客数の推移は横ばい状況で,コンベンションの開催件数の伸び悩みという現状のもと,アジアの観光ビックバンを目前に控え,京都が今,何をすべきかについて議論しました。
 その中で,市民にとっても観光振興は身近な問題として考える必要があるという議論になりました。たとえば,物価が高いこと,公共交通の不便さなど,生活している市民にとって大きな問題となることが,そのまま観光においてもマイナスになるものであり,市民が日常生活の中で楽しむことのできる京都こそ,観光客にとっても魅力となるのではないかということなどが語られました。

 

 

<スタジオ参加の市民の皆さんや,電話,FAXによる主な意見等(順不同)>

  • 日常生活で使うモノの寿命を長く,有効に使うことによって,資源活用とゴミの節減になる。「モノの病院」をつくり,生き物としてモノとつきあうような考えで産業を考えたい。
  • 京都の生かされていないポテンシャルである「女性」と「外国籍の方」の働きやすい環境をつくることが必要である。また,外国企業が進出しやすいような仕組みも必要。
  • いまの中高生に「ものづくり」に興味を持ってもらえるように,一日体験入学を行うことや,職業学校などでの技術者養成教育が重要である。
  • 京都の産業の中心はハイテクであり,観光産業にばかり頼るべきではない。
  • 京都は,高齢化・環境対策などの21世紀型産業の先駆けとなるべく行動を起こすべき。
  • 京都産業の今後の方向として,考えること(ソフト事業)は京都で,生産は近郊都市でと,機能を分担してはどうか。
  • 地雷探知機など社会に役立つ産業を活性化してほしい。
  • 観光客の40%は車を利用している。それをいかに公共交通機関にスライドさせるかが最大のポイントである。
  • 京都の歴史に関係のある人物にスポットを当て内面的なことまで理解してもらえるような町家風博物館をつくり,そこを,人物ゆかりの場所を回る拠点としたり,また,昔の衣装を付けるなどの楽しさも演出された場所にする。
  • 修学旅行で京都に来たが,その寺社の由緒などがまったく分からなかった。入場券のしおりの解説を魅力あるものに工夫する,そこの修行僧と話す機会をつくるなどして,印象に残るようなしかけをつくってほしい。
  • 観光地の駐車料金は高い。修学旅行生には半額にしてほしい。
  • 今の京都には古都としての良さがない。車での移動をあきらめ,歩いて楽しいまちづくりをしてほしい。
  • 嵐山では店が夜になるとすべて閉まってしまう。せめて夏だけでもライトアップするなど集客努力を。
  • 工場見学コースを用意して,京都は観光だけの都市ではないことを全国にアピールしてはどうか。
  • 大阪や世界の諸都市と比較はしても,個性は尊重すべき。大阪と同じようにアミューズメント施設をたくさんつくる必要はない。
スタジオ
電話

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