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京都迎賓館の活用支援について

ページ番号35166

2023年1月12日

 京都迎賓館は,日本人のこころのふるさとである京都の伝統・文化のシンボル的な施設として,また,平安建都1200年事業の最大のモニュメントとして,誘致要望活動が行われ,国において京都御苑内に建設が決定されました。
 京都迎賓館には,その「しつらい」「もてなし」の随所に,1200年を超える悠久の歴史に育まれた京都の伝統技能の匠の技が活かされており,海外からの賓客の接遇を通じて,日本文化の真髄ともいうべき京都文化,すなわち「京都ブランドの日本文化」を,広く世界に向けて発信することができる,大変意義深い施設です。

 

1 迎賓館とは?

 

 迎賓館は,海外からの賓客に対して,宿泊その他の接遇を行うために設置された国の施設です。京都迎賓館は,東京・元赤坂の迎賓館に次ぐ,我が国で2つ目の国公賓の迎賓施設となります。

 

2 京都迎賓館のこれまで

 

平成2年度-国家予算要望開始
平成6年度-京都御苑内饗宴場跡地への建設について閣議了解,環境調査開始
平成8年度-基本設計開始(~9年度)
平成9年度-埋蔵文化財調査開始(~12年度)
平成10年度-実施設計開始(~11年度)
平成12年度-建設関連工事に着手
平成13年度-本体工事着手
平成17年2月-完成
平成17年4月-開館

 

3 施設の概要

 

京都迎賓館は,建設地である京都御苑の周辺の歴史的景観及び自然環境に配慮して,建物は平屋建てとされ,緩やかで高さを抑えた入母屋造りの屋根と,四囲に巡らされた築地塀など,品格のある和風のたたずまいの施設です。
⇒施設概要について

 

4 京都迎賓館に活きる京都の伝統芸能

 

 本市では,京都の伝統産業の匠の技が京都迎賓館に活かされるべく,平安建都千二百年記念協会を通じて,京都府・京都商工会議所と連携し,オール京都の体制で,国に対して要望活動を続けてきました。その結果,建物本体について,(数奇屋)大工・左官・建具・表具・畳・錺(かざり)・漆・截金(きりがね)及び,庭園・石造工芸・竹垣,の伝統技能活用部位11分野すべてについて,京都の伝統技能者が採用されました。さらに,内部の調度備品に関しても,随所に「京もの」が採り入れられております。

 

5 開館後に向けて

 

 京都の伝統技能の粋が尽くされた京都迎賓館は,海外から来られた賓客が,京都の伝統文化を直接体感できる施設であり,日本文化の真髄ともいうべき京都文化,すなわち「京都ブランドの日本文化」を広く国内外に向けて発信していくうえで,またとない舞台となります。
そこで,本市としても,京都府・京都商工会議所と連携したオール京都の体制で,京都文化の発信や地元の国際化・活性化につながるような様々な事業を行いたいと考えています。
 また,一般公開の実施などにより,市民や京都を訪れるみなさんの目に触れる施設となるよう,運営主体である国に対して,積極的に働きかけていくとともに,京都迎賓館に採用された京都の伝統技能の紹介を中心に,地元京都ならではの切り口から,様々な方法で,京都迎賓館を活用した京都文化のPRに努めていきます。

 

6 京都迎賓館PR動画

京都迎賓館-おもてなしの心-外部サイトへリンクします

<内容>
○京都迎賓館の紹介
○京都迎賓館における京料理の魅力やおもてなしなどについて、瓢亭14代目当主髙橋英一氏に対するインタビュー

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お問い合わせ先

京都市 総合企画局国際交流・共生推進室

電話:075-222-3072

ファックス:075-222-3055

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