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市長記者会見(2007年1月4日)

ページ番号14056

2023年4月12日

平成19年1月4日桝本市長年頭記者会見資料

はじめに

 

 新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 本日は,新年早々の記者会見でございますので,まず,「年頭に当たっての抱負」を申し上げ,そのあと「京都市行政評価条例(仮称)の制定」と「京都市名誉市民の内定」について,お知らせいたします。

 

年頭に当たっての抱負

 

 平成19年は,私の市長就任3期目の総仕上げの年であります。景気が回復傾向にあり,明るさが増してきたとはいえ,中小零細企業の経営は引き続き厳しく,市民の皆様にとっても景気回復の実感は今ひとつ湧いてこないというのが,実情であろうかと思います。明るさの見えてきた景気の足取りを更に確かなものとするため,また,市民の皆様との大切なお約束である「ますもとマニフェスト」並びに京都市基本計画第2次推進プランに掲げた政策の実現に全力投球すると同時に,将来の京都のまちづくりにとって必要な課題については,困難を伴っても積極果敢に挑戦し,市民の皆様とともに「未来への明るい展望を切り拓く一年」にしたいと決意を新たにいたしております。

 それでは,本年の私の抱負を4点申し上げたいと存じます。
 
 1点目は,「心の通った温かみのある市政運営」の徹底であります。昨年は,児童,生徒へのいじめや虐待,殺人など心が凍るような出来事が全国各地で毎日のように起こりました。
 そのため,平成8年の市長就任以来,私が,常に信条としてまいりました「市民の皆様とのゆるぎないパートナーシップ」の原点に立ち戻り,「市民の目線」に立って,市民生活や市域の隅々に至るまで温かみのあるきめ細やかな心配りを行ってまいります。とりわけ,市民生活の安心安全は喫緊の課題でございます。地域のボランティアの皆様に熱心にご活動をいただいております「地域の安心安全ネットワーク形成事業」の取組学区の拡大や,「いじめ相談ホットライン」を年中無休・24時間対応へ充実するなど,市民の皆様との丁寧な対話を通じて,行政のあらゆる分野において,社会的に弱い立場にある方々をしっかりと支えながら,安心安全に暮らせるまちづくりを目指してまいります。

 2点目は,「市政改革の断行・継続並びに京都市役所の信頼回復と再生」であります。
 平成19年度政府予算案において,地方交付税と臨時財政対策債を合わせた額が,前年度から約1兆円(5.3パーセント)の減となるなど,税収基盤が脆弱な本市財政の見通しは依然として大変厳しいものとなっております。私は,組織が健全に発展していくための絶対条件は,不断の改革が実践されることだと信じております。これまで10年以上にわたり,3,095名の職員の純減などを行い,1,355億円にのぼる財政効果を生み出すなど,全国トップ水準で進めてきた改革の炎を決して絶やすことなく,引き続き,民間活力の導入や外郭団体の経営改善にも徹底して取り組むなど,不退転の覚悟で市政改革を断行・継続してまいります。
 また,本市職員による言語道断の不祥事につきましては,市民との信頼とパートナーシップを信条とする私と致しましては,まさに痛恨の極みでありますが,これを逆に契機と捉え,私を先頭に,58項目に及ぶ「信頼回復と再生のための抜本改革大綱」を一つ残らず断行することにより,これまでの悪しき慣行や甘えの構造ときっぱりと決別し,京都市役所を生まれ変わらせることをお誓い致します。

 3点目は,「京都創生の実現」でございます。
 日本人の心のふるさとである京都を世界の財産として守り,創造し,次世代に伝えていくことは,今を生きる我々の使命であります。
 とりわけ,昨年11月に発表致しました「新たな景観政策」は,50年後,100年後を見据えた景観政策の歴史的転換,平成の大事業でございます。市民の皆様の間には,様々なご意見があることも十分承知いたしておりますが,必ずや歴史都市としての品格と魅力を向上させ,都市の活力と,京都のアイデンティティや価値を一層高めることにつながると確信しております。市民の皆様の御理解を得ながら,平成19年度予算で新たに創設された国の「景観形成総合支援事業」を活用し,全身全霊で推進してまいりますとともに,その京都の豊かな歴史と文化の中で2008年サミットが実現できますよう,オール京都で誘致に取り組んでまいります。

 そして最後の4点目でございますが,「教育と子育て支援の充実」であります。
 人口減少社会の到来や少子長寿化の進展の中で,次代を担う子どもたちを社会全体でしっかりと育んでいくことは,国,地方挙げての重要課題であります。30人学級や放課後子ども対策をはじめとする,細やかかつ水準の高い取組により,「子育て支援都市,教育先進都市・京都」の更なる推進を図ってまいります。
 今,時代は,これまで経験したことのない大きな転換期にあります。このような時代にあっては,従来の延長線上で物事を考えていてはいずれ立ち行かなくなることは明らかで,これまで当たり前だと思ってきたことも,根本から問い直す必要があると考えます。
 私は,京都をこよなく愛する市民の皆様と夢とロマンを分かち合いながら,持ち前の立ち向かう楽観主義の精神で「未来への明るい展望の持てる京都の新時代」を切り拓いてまいる決意でございます。

 

「京都市行政評価条例(仮称)」の制定

 

 次に,「京都市行政評価条例(仮称)」の制定についてでございます。
 私は,3期目のスタートに当たり,本格的な地方の時代にふさわしい大胆な政策展開と真の地方分権を実現するための基本方針として,政策推進,市政改革,財政健全化を一体的に運営する行財政運営システム「新京都市都市経営戦略」を策定し,経営感覚とスピード感のある市政の実現に全力投球しております。
 そして,このシステムを効果的に運用するためには,行政全体に計画・実施・評価・改善のマネジメントサイクルを確立し,常に政策が継続的に改善されることが必要不可欠であることから,「行政評価」を中核的な制度に位置づけ,これまでに7つの評価制度を先駆的に構築してまいりました。
 基幹的な評価制度である京都市基本計画に基づく「政策及び施策の評価」と1300に及ぶ「事務事業の評価」につきましては,その評価結果を予算編成に活用する政令市初の「戦略的予算編成システム」へと進化・発展させ,全国的に高い評価を頂いております。また,「公営事業」や「公共事業」の評価に加え,「学校評価」と「外郭団体経営評価」を全国に先駆けて運用しております。
 このように,京都市の各評価は,総じて全国のトップクラスにありますが,もとより評価に完成形はございません。     
 私は,これに満足することなく,3期目の総仕上げとなる本年,全国のモデルとなる先進的な「行政評価条例」を策定し,各評価を更に充実させ,「新京都市都市経営戦略」を一層強力かつ確実なものにすると同時に,市民参加の市政を推進してまいります。
 この条例は,評価の目的をはじめ,評価の手法や活用方法など,総合的・体系的な評価の仕組みを確立し,「効果的かつ効率的な京都市政」と「市民への説明責任,市民の視点に立った市政運営」を実現しようとするものであります。次の3点を条例制定の主要な意義と位置付け,現在,具体案に向けた検討を進めております。
 まず,第1の意義は,要綱などに基づく各評価を条例上の制度として,仕組みを体系化し,恒久的,継続的な取組とすることでございます。全国で7つもの評価を規定する条例制定は例がなく,京都市の条例は,全国で最も幅広い条例となります。
 第2の意義は,効果的・効率的な評価方法とその活用でございます。このためには,各評価が客観的,厳格に実施され,かつ評価の結果が予算編成などに積極的に活用されることが必要不可欠であり,条例において,「合理的な評価方法の原則」,「評価結果の予算編成等への積極的な活用の原則」を規定することはもちろんのこと,全国で初めての「評価方法の継続的な創意工夫の原則」や「外郭団体の評価協力や経営改善規定」などについても意欲的に盛り込んでまいりたいと考えております。
 第3の意義は,市民参加による評価の実現を図ることでございます。先程,抱負においても申し上げましたが,市民とのパートナーシップは,私の信条でございます。条例におきまして,評価結果を市会や市民へ公表することはもとより,各評価の方法や結果について市民の皆様からご意見をいただき,いただいたご意見に誠実に対処し,その結果を公表することとする,全国で最もきめ細やかな「市民意見申出制度」を創設してまいりたいと考えております。
 このような完成度の高い先駆的な条例を策定するため,現在,精力的に詳細を詰めているところであり,2月下旬には条例案に関するパブリックコメントを行い,5月市会への提案を目指してまいります。
 今後とも,真の政策自治体を目指して,行政評価を核にした先進的な都市経営に積極果敢にチャレンジし,市民の皆様との大切なお約束である重要政策の着実な実行に邁進してまいります。

 

京都市名誉市民の内定

 

 最後に,新春にふさわしいおめでたいお知らせをいたします。
 このたび,新たに,京都・嵯峨野の寂庵から優れた文学を発信してこられた瀬戸内(せとうち)寂聴(じゃくちょう)様と,この京都を,東京と並ぶ狂言界の中心地に押し上げられた茂山(しげやま)千作(せんさく)様のお二方に,京都市名誉市民の称号をお贈りすることを内定いたしました。
 瀬戸内(せとうち)様におかれましては,小説家としてゆるぎない地位を築かれた後,嵯峨野の寂庵に居を構えられ,活発な創作活動を続けられるとともに,もう一つのお顔である尼僧(にそう)として説法を行われ,多くの人々に生きる希望を与えておられます。
 この間,「花に問え」をはじめ,多くの優れた作品を発表される一方,来年に一千年紀を迎える「源氏物語」の現代語訳を完成され,昨年,栄えある文化勲章を受章されました。
 茂山(しげやま)様におかれましては,昭和32年の第1回開催以来,現在まで204回にわたり開催し,今年50周年を迎える「市民狂言会」の創設に尽力され,現在も精力的に御出演いただくなど,京都市民が狂言を身近に鑑賞し,楽しめる環境づくりに努めておられます。
 また,古典狂言はもとより,新作狂言,演劇など幅広い分野で御活躍され,全国の学校巡演や海外公演への参加を通して,狂言の復興・普及に尽力され,現在の狂言ブームを巻き起こされたまさに立役者でございます。
 京都市では早くに,京都市文化功労者として顕彰させていただいておりますが,文化芸術都市・京都の創生に多大の御貢献を賜り,市民の尊敬の的と仰がれるお二方の御功績を称え,名誉市民の称号をお贈りしたい考えでございます。
 今後,市会の同意をいただいたうえで,10月15日に行っております自治記念式典において表彰したいと存じます。

 私からは,以上でございます。

 

(市長記者会見資料)

 

平成19年1月4日
京都市
総合企画局政策推進室政策企画課
222-3035


「京都市行政評価条例(仮称)」の制定について
~ 真の政策自治体を目指して ~

 京都市では,政策推進,市政改革,財政健全化を一体的に運営する行財政運営システム「新京都市都市経営戦略」を策定し,経営感覚とスピード感ある市政を推進しています。このシステムを運用するためには,常に政策が継続的に改善できる仕組みが必要であり,これまでに7つの評価制度を構築するなど行政評価の構築・充実に先駆的に取り組んできました。
 これらの評価制度を更に充実させ,「新京都市都市経営戦略」を強力かつ確実なものにすると同時に,市民参加による市政を推進するため,全国のモデルとなる先進的な「京都市行政評価条例(仮称)」を制定し,要綱等で運用してきたこれまでの各評価を条例に基づく恒久的・継続的な取組としていきます。
 平成19年5月の制定を目指しており,今後,内容の具体化を進めていきます。



1 条例の目的

1) 評価の目的をはじめ,評価の手法や,評価結果の活用方法等,総合的・体系的な評価の仕組みを恒久的・継続的に確立
2)「効果的かつ効率的な京都市政」の実現
3)「市民への説明責任と市民の視点に立った市政運営」の実現

2 対象となる評価制度

政策評価,事務事業評価,公共事業評価,交通事業事務事業評価,
上下水道事業経営評価,学校評価,外郭団体経営評価
【各評価の概要は,下記表を参照】

3 条例制定の主要な意義と特徴

(1)総合的・体系的な評価の仕組みの構築

1) 7つの評価制度を網羅する仕組み 【全国で最も幅広い条例】
 全国初となる学校評価を含む7つもの評価制度を条例に規定する。
2) 恒久的・継続的な取組
 各評価を条例上の制度に位置付け,恒久的・継続的な取組とする。
3) 総合的・体系的な仕組み
 条例により,共通の目的,基本原則等の総合的・体系的な仕組みを定め,各評価制度の更なる進化を図る。

(2)効果的・効率的な評価手法とその活用

1) 「合理的な評価手法の原則」
 評価の客観性の確保,厳格な実施を基本原則として規定する。
2) 「評価結果の積極的な活用の原則」
 評価結果を予算編成,企画立案,人事管理,組織管理等に積極活用することを規定する。
3) 「評価手法の継続的な創意工夫の原則」 【全国初】
 評価手法の充実に間断なく取り組み,創意工夫していくことを規定する。
4) 外郭団体の経営の評価 【全国初】
 京都市の主体的な指導,外郭団体の評価への協力,経営改善の努力を規定する。

(3)市民参加による評価の実現

1)評価結果の公表
 行政評価へのより積極的な市民意識の反映のため,評価結果を市会や市民の皆様へ公表することを規定する。
2)市民意見申出制度の創設 【全国で最もきめ細やかな市民意見申出制度】
 評価の方法や結果に対する市民の皆様の意見・提案を募集して,誠実に対処し,対処結果を公表する「市民意見申出制度」を創設する。

4 今後のスケジュール

平成19年1月~・・・ 条例内容の検討平成19年2月下旬~3月下旬・・・ パブリック・コメントの実施平成19年5月・・・ 5月市会に条例提案
【現行の各評価制度の概要】

 

【現行の各評価制度の概要】
制度名運用開始
(本格実施)
評価対象特徴
政策評価平成16年度京都市基本計画に基づく全ての政策(26項目)と施策(106項目)・全ての政策・施策を評価
・政令市初の戦略的予算編成システムに活用
事務事業評価平成15年度原則すべての事務事業・約1,300に及ぶ事務事業を評価
・政令市初の戦略的予算編成システムに活用
公共事業評価(新規採択時)
平成16年度

(再評価)
平成10年度

(事後評価)
平成19年度
本格実施予定
(平成18年度試行実施中)
・新たに予算要求する総事業費10億円以上の公共事業

・採択後,5年間経過し未着手の事業,10年間経過し継続中の事業 など

・新規採択時評価又は再評価を実施した事業で,事業完了後概ね5年以内の事業
・新規採択時評価,再評価,事後評価の3つの評価を実施
交通事業
事務事業評価
平成17年度京都市交通事業アクションプログラムの27事業・交通事業独自の評価は,政令市で京都市,名古屋市のみ
上下水道事業経営評価平成17年度水道事業及び下水道事業の経営状況,進捗状況・上下水道事業独自の評価は,政令市で京都市,名古屋市,さいたま市のみ
学校評価平成15年度・学校における教育活動
・家庭・地域における子どもたちへの関わり方や取組
・学校と家庭・地域の連携のあり方 など
・すべての市立学校を対象とした実施は,政令市で京都市のみ
・条例に規定するのは,全国初
外郭団体経営評価平成12年度外郭団体(43団体)の経営実績・評価結果を反映した詳細な経営計画を策定,公表しているのは,政令市で京都市のみ
・条例に行政の主体的な指導,経営改善の努力を規定するのは,全国初

 

「京都市における各評価の導入経緯」や「条例により構築する行政評価の仕組み(イメージ図)」については,PDFファイルをご参照ください。

 

(市長記者会見資料)

 

平成19年1月4日
京都市
総合企画局市長公室秘書課
222-3066


京都市名誉市民の内定について
 このたび,小説家の瀬戸内(せとうち)寂聴(じゃくちょう)氏と狂言師の茂山(しげやま)千作(せんさく)氏のお二方に,京都市名誉市民の称号をお贈りすることを内定いたしました。



1 内定者の略歴等について

(1)瀬戸内(せとうち)寂聴(じゃくちょう)氏

ア 主な略歴
・徳島市出身(大正11年5月15日生まれ,84歳)
・京都市右京区在住
・小説家,尼僧(にそう),寂庵庵主
・天台寺住職(昭和62年~平成17年)
・敦賀女子短期大学学長(昭和63年~平成4年)
・国際コンペ「21世紀・京都の未来」総合審査委員(平成9年~平成10年)
・宇治市立源氏物語ミュージアム名誉館長(平成10年~現在)
・京都市文化ボランティアアドバイザー(平成15年~現在)
 
イ 受賞歴
・田村俊子賞(昭和36年)
・女流文学賞(昭和38年)
・京都市文化功労者(昭和59年)
・谷崎潤一郎賞(平成4年)
・芸術選奨文部大臣賞(平成8年)
・文化功労者(平成9年)
・文化勲章(平成18年)

ウ 功績等
「田村俊子」(田村俊子賞受賞),「夏の終わり」(女流文学賞受賞)などを発表され,小説家としての地位を築かれた後,昭和49年に京都・嵯峨野の寂庵に居を構えられ,その後も活発な創作活動を続けてこられた。また小説家として活躍されるだけでなく,寂庵において説法を行われ,多くの人々に生きる希望を与えられている。
この間,「花に問え」(谷崎潤一郎賞受賞),「白道」(芸術選奨文部大臣賞受賞)を発表される他,平成20年に一千年紀を迎える「源氏物語」の現代語訳を完成された。

(2)茂山(しげやま)千作(せんさく)氏(本名 茂山(しげやま)七五三(しめ))

ア 主な略歴
・京都市出身
(大正8年12月28日に,三世千作(せんさく)氏【京都市名誉市民(昭和58年)】の長男として生まれる,87歳)
・京都市上京区在住
・大蔵流狂言師
・重要無形文化財各個指定保持者(人間国宝)に認定(平成元年)
・日本芸術院会員に認定(平成3年)
・四世千作(せんさく)襲名(平成6年)
・京都市文化ボランティアアドバイザー(平成15年~現在)
・京都創生百人委員会委員(平成15年~現在)

イ 受賞歴
・芸術選奨文部大臣賞(昭和58年)
・京都市文化功労者(昭和58年)
・紫綬褒章(昭和60年)
・勲四等旭日小綬章(平成3年)
・文化功労者(平成12年)

ウ 功績等
昭和32年の第1回開催以来,多くの市民に親しまれ,現在まで204回にわたり開催し,平成19年に50周年を迎える「市民狂言会」の創設に尽力され,現在も積極的に出演されるなど,その発展に大きく寄与された。
また,古典狂言はもとより,新作狂言,演劇など幅広く活躍され,全国の学校巡演を永年にわたり行われる他,海外公演にも多数参加されるなど,狂言の普及に尽力され,現在の狂言ブームの基礎を築かれた。

2 過去の京都市名誉市民表彰者について

「京都市名誉市民一覧表」については,秘書課ホームページをご参照ください。


【参考】
京都市名誉市民について(昭和28年度に創設)


(1)表彰対象
 本市市民又は本市に縁故が深く,公共の福祉を増進し,又は学術技芸の進展に寄与し,もって広く社会の進歩発展に貢献し,市民の尊敬の的と仰がれる方を表彰している。
(京都市名誉市民表彰条例第1条)

(2)表彰時期
 市長が議会の同意を得たうえで,原則として,京都市自治記念日(10月15日)に表彰し,その氏名,業績等を公示する。
(京都市名誉市民表彰条例第2条)

 

お問い合わせ先

京都市 総合企画局市長公室広報担当

電話:075-222-3094

ファックス:075-213-0286

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