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市長記者会見(2004年1月4日)

ページ番号13628

2023年4月12日

平成17年1月4日 桝本市長年頭記者会見資料

はじめに

 

 皆さん,新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 本日は,年頭の記者会見でございますので,まず,「年頭に当たっての抱負」を申し上げ,そのあと,「市バス観光路線を活用した外国人観光客誘致推進事業」,「新市政PRキャッチフレーズ」,「京都市名誉市民の内定」の3点について,お知らせいたします。

 まず,平成17年の年頭に当たっての私の抱負でございます。
 昨年は2月に,市民の皆様より三度信託を頂戴し,京都市長として3期目のスタートをきることができました。
 市民の皆様との契約であります「ますもとマニフェスト」を実現するため,早速4月に,「新・京都市都市経営戦略」を策定し,私をトップとする全庁一丸の体制「都市経営戦略会議」を設置いたしました。そして7月には,「政策推進」,「市政改革」,「財政健全化」の3つのプランを策定し,今後の市政運営の中期的な政策を確立して,市民の皆様に年次計画と数値目標をお示しいたしました。
 さて,新しい年が幕を明けました。
 年頭に当たり,今年は,酉年にあやかって「大きく羽ばたく飛躍の年」にしたいと決意を新たにしております。そのため,私が特に重点を置きたいと考えておりますことを5点に絞って申し上げます。
 まず1つ目は,「国家戦略としての京都創生」でございます。
 京都の歴史的・文化的価値を日本のアイデンティティとして守り,美しい国づくりや観光立国に活かそうと「国家戦略としての京都創生」を最重要政策の一つに位置付けております。「京都創生百人委員会」の設立や「推進フォーラム」の開催,中央省庁幹部との研究会などの取組を進めており,京都市の提案を取り入れた景観法が制定されるなど,成果を上げてまいっております。折りしも,4月には,千二百年の歴史と伝統に培われた京都の文化を内外に発信する国立京都迎賓館が開館いたします。
 11月市会において,全会派一致で「京都創生の実現を求める」市会決議をいただいたことを誠に心強く受け止め,京都創生の実現に向け,更に取組を充実・強化してまいります。
 2つ目は,「京都議定書の発効年にふさわしい環境政策の一層の推進」でございます。
 京都議定書採択の地として,バイオディーゼル燃料化事業や全国初の地球温暖化対策条例の制定をはじめ,先進的な政策を展開しておりますが,2月の京都議定書発効を契機として,更に取組を充実し,京都からわが国の環境政策をリードしてまいります。
 3つ目は,市民生活の安心安全の確保でございます。
 昨年は,台風23号や新潟県中越地震によって全国各地が大きな被害を受け,また,子どもを取り巻く凶悪犯罪などに心を痛める大変厳しい年となりました。
 市民生活の安心安全をしっかり確保するため,昨年来,安心安全の取組を横断的に総点検するとともに,市民の皆様や関係団体から様々なご意見をお聞きしております。これを踏まえ,平和と安全の願いを込めて「平安京」と名づけられた京都にふさわしい,「安心安全ネット戦略プラン」を年度内に策定いたします。特に,区役所を中心に,学区を単位とする市民と行政のパートナーシップによるネットワークの構築,安心安全なコミュニティづくりに力を入れてまいります。
 4つ目は,「ほんものの地方の時代の実現」でございます。
 地方分権の時代を迎えたとは言え,国と地方のあるべき姿の実現には,ほど遠い状況にございます。地方の自主的・自立的な行財政運営の確立を目指す三位一体改革も,多くの課題が来年度に先送りされており,今年が正念場でございます。危機感と将来世代に対する責任感をもって,権限と財源に裏付けられた自己決定・自己責任による地方自治を実現することが,この歴史的転機における自治体の長の使命であろうと存じております。
指定都市の市長会や全国市長会などとも十分連携し,私自身が「ほんものの地方の時代」のパイオニアとなって,国に対してしっかりと意見を申し上げてまいりたいと考えております。
 そして5つ目は,「『ますもとマニフェスト』の政策を,一つ一つ目に見える形で成果を出すこと」でございます。
 保育所待機児童の解消や教育環境の整備をはじめ,一つ一つの政策を着実に進め,市民の皆様に実感していただける具体的な成果を上げてまいります。あわせて4月には,京都の未来を切り拓く京北町との合併を控えております。京都市民の皆様,京北町の皆様に「合併してよかった」と思っていただけるよう,しっかりと対応してまいります。
 本年も,持ち前の「立ち向かう楽観主義」と「プラス思考」で何事にも積極果敢に挑戦し,「大きく羽ばたく飛躍の年」を実現したいと決意いたしております。

 

1 市バス観光路線を活用した外国人観光客誘致推進事業

 

 次に,市バス観光路線を活用した外国人観光客誘致推進事業についてでございます。
 観光は,観光施設や宿泊施設はもちろんのこと,交通機関や飲食業,製造業に至るまで非常に裾野の広い経済波及効果をもたらす,21世紀の京都経済を牽引する重要な基幹産業であり,また,新しい文化の創造や魅力的なまちづくりなど,都市活力の創造にも大きく寄与するものでございます。
 そのため,京都市では,観光の振興を最重要政策の一つに掲げ,「京都・花灯路」や岡崎疏水での「十石舟めぐり」などの新たな観光資源の創出をはじめ,きめ細やかな情報発信,観光客やコンベンションの誘致活動など「観光振興推進計画」に掲げる119の事業のうち,すでに114事業を実施するなど積極的な推進を図っております。
 その結果,平成15年の入洛観光客数は4,374万人と3年連続で過去最高を記録いたしましたが,これは,観光関連団体をはじめ,多くの市民の皆様と力を合わせたオール京都での取組が実を結んだものと考えております。
 平成16年も引き続き十分な手応えを感じておりますが,京都観光の充実を図るためには,滞在型観光の振興,中でも外国人観光客誘致の更なる推進が必要不可欠でございます。そこで先の市長選挙の「ますもとマニフェスト」におきまして,平成19年度までに外国人観光客を現在の3倍に当たる150万人に増加させることをお約束し,国のビジット・ジャパン・キャンペーンと連携しつつ,アメリカや中国等の重点海外市場で観光プロモーション事業などを展開しているところであります。そして,このたび,外国人観光客の受入環境を更に整備するため,「観光推奨バスの運行」,「観光案内図板の整備」,「バスマップの作成」を柱とする外国人観光客誘致推進事業を新年から開始することといたしました。
 1点目の「外国人向け観光推奨バスの運行」でございますが,これは,市バスの観光向け路線としてすでに多くの外国人のお客様にもご利用いただいている東大路通・銀閣寺方面を巡る100号,烏丸通・堀川通から金閣寺方面を巡る101号,今出川通を巡行し銀閣寺と大徳寺方面を結ぶ102号の3路線を外国人向け観光推奨バス路線に位置付け,「京の都」という意味と「楽(らく)に楽しく」という意味を込めて,愛称を「洛バス/RAKUBUS」(らくバス)といたしまして,外国からお越しの方々にも一目で分かる車体デザインの導入などを行うものです。車体カラーとして,洛東を巡る100号路線には春の桜をイメージした桃色を,洛中を巡る101号路線には夏の木々をイメージした緑色を,そして洛北を巡る102号路線には秋の紅葉をイメージした黄色を使用し,車体を包むリボンが織り成す立体感のあるデザインといたしております。また,洛バスの停留所の標柱の上部には,各路線ごとに,車体カラーと同じ色の「洛バスロゴマーク」を表示し,更に,車内では停留所名に加え観光名所や施設案内を英語でアナウンスいたします。
 ラッピング作業を終えた実物の「洛バス」につきましては,来たる1月18日に市役所前広場で展示し,翌19日から運行を開始いたします。
 なお,この「洛バス」は,外国人観光客の皆様に推奨するものですが,他の観光客の皆様や市民の皆様にも従来通り220円の運賃でご利用いただけます。
 2点目の「4箇国語観光案内図板の整備」でございますが,これは,外国人観光客の皆様が迷うことなく安心して観光地を巡ることができますように,日本語に加え,英語,ハングル,中国語の4箇国語表記による観光案内図板を「洛バス運行」経路上の停留所等136箇所に3月下旬を目途に設置するものでございます。案内図板は,周辺2キロメートル四方の案内図板と400メートル四方の案内図板の2種類のいずれかを場所に応じて設置することといたしております。
 最後に,3点目の「外国人向けバスマップの作成」でございますが,「洛バス」を含む市バスの利用に関する基本情報や観光名所が一目で分かる外国人専用のハンディタイプのものを作成することとしており,英語,ハングル,中国語の3版を作成し,観光案内所をはじめ,市バス案内所等で1月下旬から配布してまいります。
 外国人観光客の誘致には,本日ご説明いたしましたような受入環境の整備に合わせて,戦略的な「宣伝活動」の展開が必要であり,国内外の旅行エージェントへの宣伝活動はもとより,インターネット,ニュースレター等による海外への最新観光情報の発信に積極的に取り組んでまいります。
 まずは,平成16年度の入洛観光客を4500万人に引き上げたいと考えており,庁内はもとより,市民の皆様や事業者,社寺,京都商工会議所などオール京都での連携を更に深め,「5000万人観光都市・京都」の実現に全力を傾注してまいる決意でございます。

 

2 新市政PRキャッチフレーズ

 

 次に,「ひと・まち・ロマン 元気都市・京都」に変わる新しい市政PRキャッチフレーズについてでございます。
 京都市ではこれまでから,京都市政のイメージを市内外に広くPRするとともに,京都市政に対する市民の皆様の理解と参加を促進するため,「市政PRキャッチフレーズ」を制定し,発信してまいりました。
 そして,このたび,現在の京都市政のイメージを,的確にわかりやすく京都市民の皆様はもとより,全国の皆様方に広くお伝えするため,新しく市政PRキャッチフレーズを制定致しました。
 キャッチフレーズは,「時を超え 美しく ひと輝く 歴史都市・京都」でございます。
 これは,「国家戦略としての京都創生」の理念に繋がる京都ならではの悠久の歴史に育まれた美しい自然や町並み,更には,希望に満ちた未来などをイメージしたもので,同時にロゴマークも新しく致しております。
 制定に当たり実施した職員公募では,1,056点もの応募があり,新しいフレーズは,その中の優秀な作品を組み合わせたものでございます。応募数の多さもさることながら,創意工夫を凝らした内容から,職員の市政のPRに対する関心の高さがうかがえ,今後,市政運営を進めるうえで,大変心強く感じております。
 新しいキャッチフレーズにつきましては,私の市長就任10年目の節目であり,3期目の新たな年明けである本年1月から,「市民しんぶん」をはじめとする印刷物やテレビ,ラジオ,インターネットなどにおきまして積極的に活用し,京都市民をはじめ,全国の皆様方に1200年の時を超えて今尚,そしてこれからも美しく輝き続ける京都の魅力を存分に発信し,京都市政の更なる推進に結び付けてまいりたいと考えております。

 

3 京都市名誉市民の内定

 

 最後に,もうひとつおめでたいお知らせをいたします。
 京都市において永きにわたり研究生活を続けてこられた中国古代文学者である白川静(しらかわ しずか)先生が,栄えある文化勲章を御受章になられるという,本市にとって明るいニュースが昨年ございました。
 この御栄誉は,先生の中国古代文化研究をはじめとした御功労が見事に結実したものであります。
 そこで,私と致しましては,学術文化の向上を通じて文化首都・京都の発展に大いに御貢献いただきました御功績を称え,本市で45人目となる名誉市民の称号をお贈りしたいと考えており,市会の同意をいただいたうえで,10月に行っております自治記念式典において表彰したいと存じます。

 

私からは,以上でございます。

 

(市長記者会見資料)

 

平成17年1月4日
京都市
交通局自動車部営業課
822-9143
産業観光局観光部観光企画課
222-4130

 

市バス観光路線を活用した外国人観光客誘致推進事業について
~外国人向け観光推奨バス「洛バス」登場!~

 

 観光は,裾野の広い経済波及効果をもたらす,21世紀の京都経済を牽引する重要な基幹産業であり,また,新しい文化の創造や魅力的なまちづくりなど,都市活力の創造にも大きく寄与するものです。
 そのため,京都市では,観光の振興を最重要政策の一つに掲げ,「京都・花灯路」や岡崎疏水での「十石舟めぐり」などの新たな観光資源の創出をはじめ,観光客やコンべンションの誘致活動などを積極的に展開し,平成15年の入洛観光客数は,4,374万人と過去最高を記録しました。京都観光の充実を図るためには,滞在型観光の振興,中でも外国人観光客誘致の更なる推進が必要不可欠であり,このたび,3つの柱からなる外国人観光客誘致推進事業を下記のとおり実施します。



1 「外国人向け観光推奨バスの運行」(平成17年1月19日運行開始)
 市バスの観光路線として既に多くの外国人観光客の皆様が利用している100号・101号・102号の3路線を外国人観光客の皆様にとって,便利で分かりやすくするため,「外国人向け観光推奨バス路線」に位置付け,愛称を「洛バス」とし,外国人観光客が一目で分かる車体デザインの導入などを行う。
①観光路線を走る市バスの新たな愛称
 「洛バス/RAKU BUS」(らくバス) 
 京の都という意味を持つ「洛(らく)」を愛称に使った「洛バス」に乗れば,世界文化遺産等の京都の歴史的建造物が観光できるという意味と「楽(らく)に楽しく」京都市内観光ができるという意味を込めている。
②「洛バス」デザイン
・路線ごとにイメージカラーを用い,一目で,市内観光名所を巡るバスであることが分かり,京都の観光といえば「洛バス」と観光客に親しみが持てるデザインとしている。
・リボンが織り成す立体感のあるデザインを車体全体に施し,側面にはそのリボンからなる「洛」に加え,大きく系統番号と「洛バス/RAKU BUS」を入れることで,遠くからでも分かるデザインとしている。

路線 車体カラー 整備数
100号
(洛東) 桃色(春の桜)9両
101号
(洛中) 緑色(夏の木々)5両
102号
(洛北) 黄色(秋の紅葉)4両
※愛称やロゴマーク,車体カラーリング等のデザインは,田坪良次(たつぼよしつぐ) 京都市立芸術大学名誉教授監修のもと,美術学部デザイン科の全面的な協力を得て決定した。

③バス停留所標柱の改良
 「洛バス」停留所の標柱には,各路線ごとに,車体カラーと同じ色の「洛バスロゴマーク」と4箇国語表記による停留所名を表示する。
④車内案内放送の充実
 停留所名の案内に加え,観光名所や施設の案内を英語でアナウンスする。

※「洛バス」のラッピング車両を平成17年1月18日(火)午後1時から京都市役所前広場にて展示します。
※「洛バス」は,外国人観光客の皆様に推奨するものであるが,他の観光客の皆様や市民の皆様にも従来通り220円の運賃で利用いただける。

2 「4箇国語表記の観光案内図板の整備」(平成17年3月末設置完了)
 外国人観光客が迷うことなく安心して観光地を巡ることができるように,「洛バス」の運行に合わせ,日本語に加え,英語,ハングル,中国語の4箇国語表記による観光案内図板を整備する。
①付近観光案内図板
内容:付近の観光地,バス停留所及び地下鉄駅等へのアクセス案内
設置場所:「洛バス」運行経路上の主要な停留所付近(49箇所)
案内範囲:周辺2キロメートル四方
②バス停留所での周辺観光案内図板
内容:停留所周辺の観光施設までの距離を表示し,歩いて楽しむ「界わい観光」に役立てる。
設置場所:「洛バス」運行経路上の停留所(87箇所)
案内範囲:周辺400メートル四方

3 「外国人向けバスマップの作成」(平成17年1月末配布開始)
 「洛バス」を含む市バスの利用に関する基本情報が一目で分かる外国人専用のハンディタイプのバスマップ(英語版,ハングル版,中国語版)を作成する。
 内容:表面には,「洛バス」を含む市バス路線や観光名所を,裏面には,バスの乗り方等の解説を掲載する。
作成部数:各50,000部
配布場所:京都市観光案内所,市バス・地下鉄案内所等で無料配布

<参考>
事業予算
8,000万円(国補助4,000万円)

※国補助(国土交通省の観光推奨バス路線指定制度)
 外国人観光客が利用しやすいバス交通を実現するため,車両や路線図にカラーリングを施し,行き先表示に外国語表記を加えるなどの改善を行う場合に,その費用の2分の1を国が補助するもの。

 

(市長記者会見資料)

 

平成17年1月4日
京都市
総合企画局市長公室広報課
222-3094

 

新市政PRキャッチフレーズ
「時を超え 美しく ひと輝く 歴史都市・京都」について

 京都市では,このたび,京都市政のイメージを市内外に広くPRするとともに,京都市政に対する市民の皆様の理解と参加を促進するため,新しい「市政PRキャッチフレーズ」を下記のとおり職員募集により制定し,ロゴマークを作成致しましたので,お知らせします。
 これまでは,「ひと・まち・ロマン 元気都市・京都」(平成8年制定)を活用してきましたが,現在の京都市政のイメージを,的確にわかりやすく京都市民の皆様はもとより,全国の皆様方に広くお伝えするため,今回,「国家戦略としての京都創生」の理念に繋がる京都ならではの悠久の歴史に育まれた美しい自然や町並み,更には,希望に満ちた未来などをイメージしたものです。
 ロゴマーク化した新しいキャッチフレーズは,桝本市政10年目の節目となる平成17年1月から,「市民しんぶん」をはじめとする印刷物やテレビ,ラジオ,インターネットなどにおいて積極的に活用していきます。

 



1 「新市政PRキャッチフレーズ」について
「時を超え 美しく ひと輝く 歴史都市・京都」
<フレーズの趣旨>
 京都の持つ四季の彩りや京都ならではの町並みの美しさを表すとともに,すべてのひとがいきいきと明るく安心して暮らせる市民生活や,これからも京都のまちが市民の皆様により輝かしく発展していくイメージ,更には,京都が誇る1200年の悠久の歴史や,現在京都市が取り組んでいる「国家戦略としての京都創生」の理念に繋がる京都らしさを表現している。
<デザインの意図>
 「碁盤の目」で京都のまちの美しさや時の流れを表し,「「KYO」の形をした人とハート」で,ひとの輝きと京都の 美しさを求めるこころを表現している。

2 職員公募について
(1) 応募状況について
・期間 平成16年10月1日~10月29日
・応募 288人  1,056点
(2) 優秀作品(5点)について
<各作品の一部を組み合わせ,「新市政PRキャッチフレーズ」としたもの>
「ひと輝き 夢ときめく 未来創生(ルネサンス)・京都」
(右京区役所 宮崎(みやざき)秀夫(ひでお)さん)
「輝く未来へ 世界の歴史都市・京都」
(文化市民局 小田(おだ)光一(こういち)さん)
「時を超え 輝くまち・京都」
(総合企画局 山口(やまぐち)薫(かおる)さん)
<特にその内容が斬新で工夫されているもの>
「いきいき創生・ときめき京都」 
(理財局 伊藤(いとう)勲(いさお)さん)
「あなた感じますか? 京都の 鼓動 躍動が」 
(伏見区役所 山内(やまうち)豊一(とよかず)さん)

(参考) これまでの市政PRキャッチフレーズ
平成8年12月~平成16年12月(応募点数 953点)
「ひと・まち・ロマン 元気都市・京都」

平成7年1月~平成8年12月  (応募点数 293点)
「きっと懐かしい ずっと新しい ときめき京都」
「ひといきいき まちいきいき 健康都市・京都」
 
平成5年6月~平成6年12月  (応募点数 245点)
「ひといきいき まちいきいき 健康都市・京都」
「受け継ぐ歴史 織り成す未来 平安建都1200年」
「見ておくれやす!これからの京都」

 

平成17年1月4日

 

京都市
総合企画局市長公室秘書課
222-3066

 

京都市名誉市民の内定

 

1 京都市名誉市民について(昭和28年度に創設)
(1)表彰対象
 本市市民又は本市に縁故が深く,公共の福祉を増進し,又は学術技芸の進展に寄与し,もって広く社会の進歩発展に貢献し,市民の尊敬の的と仰がれる方を表彰している。
(京都市名誉市民表彰条例第1条)
(2)表彰時期
 市長が議会の同意を得たうえで,原則として,京都市自治記念日(10月15日)に表彰し,その氏名,業績等を公示する。
(京都市名誉市民表彰条例第2条)

2 白川(しらかわ)静(しずか)氏の略歴等について
(1)主な略歴
・ 福井県出身,京都市西京区在住(明治43年4月9日生まれ,94歳)
・ 立命館大学文学部教授(昭和29年~昭和51年)
(専門:中国の古代文化研究)
・ 立命館大学名誉教授(昭和56年~現在)
・ 特定非営利活動法人「文字文化研究所」理事長(平成9年~現在)
(2)功績等
 永きにわたる研究生活を通じて,一途に「東洋の精神の本源」を追い求め,中国の古代文字である甲骨文・金文を分析,従来の漢字解釈を覆し,古代人の生活と意識にまで踏み込んだ「白川文字学」の体系を打ち立てられ,数々の表彰を受賞。
(3)賞罰
・ 菊池寛賞(平成3年)
・ 京都府文化特別功労賞(平成8年)
・ 朝日賞(平成9年)
・ 文化功労者(平成10年)
・ 勲二等瑞宝章(平成11年)
・ 井上靖文化賞(平成13年)
・ 福井県名誉県民賞(平成14年)
・ 京都市教育功労者表彰(平成15年)
・ 文化勲章(平成16年)

3 過去の京都市名誉市民表彰者について
 秘書課のホームページで紹介していますのでご覧ください。

 

お問い合わせ先

京都市 総合企画局市長公室広報担当

電話:075-222-3094

ファックス:075-213-0286

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