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京都市消防局

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H30.1.23 生き方探究・チャレンジ体験(京都市立安祥寺中学校)

ページ番号231557

2023年6月16日

生き方探究・チャレンジ体験(京都市立安祥寺中学校)

 「生き方探究・チャレンジ体験」で,安祥寺中学校の2年生3名(男子2名,女子1名)が山科消防署での職業体験にやってきました。

 事前の打合せで,「人を助ける仕事はどんな心構えや準備が必要なのかを知りたい」と話していた生徒たちですが,防災及び災害活動のプロである消防士の仕事ぶりを間近に見て,何を感じてもらえるでしょうか。その様子を御紹介します。

消防訓練の見学

初日(1月23日)署長へのあいさつ,庁舎見学,消防訓練への参加

初日の様子

 チャレンジ体験は,消防署長へのあいさつから始まります。署長からは「消防署の様々な仕事をしっかり体験してください。」と激励の言葉が掛けられました。

 午前中は,署員から消防署の仕事の概略について説明を受けたあと,消防署の施設を見学してもらいます。

 ガレージで消防車両を見学しているときに救急出動指令が入り,救急車の出動を間近で見ることになりました。
救急車がサイレンを鳴らして出ていくまでの緊迫感が伝わったのか,生徒たちはその様子を緊張した面持ちで見いっていました。

 午後からは火災予防業務の体験です。この日は文化財防火運動の初日です。消防署近くの寺院で実施される文化財レスキュー訓練に参加してもらい,文化財防火についての取組を見てもらいました。(この訓練の様子はこちらから

二日目(1月24日) 普通救命講習受講,放水訓練体験

二日目の様子

 午前中は救急業務に関する体験です。

  •  救急業務の仕組み,救急車及び積載器具に関する説明。
  •  救急指導業務を理解し,応急手当てを身に着けてもらうため,普通救命講習を受講。

  救急車の中でどのようなことが行われているのか,人を助けるためにどういったことが必要なのかを知ってもらいました。

 午後からは放水訓練を体験です。

  • 火災現場で使用する防火服,空気呼吸器の着装
  • ホースの入ったバッグを担いで,ホースを延長,放水を体験

  消防士が火災現場で使用する個人装備や水の詰まったホースの重さ,放水の勢いを体験してもらいました。

最終目(1月25日) 消防学校見学,救助訓練体験

消防学校での様子

 午前中は,南区上鳥羽にある消防活動総合センター内の消防学校を見学してもらいました。

 消防士は,採用後に半年間,全寮制の消防学校で専門教育及び訓練を受けなければなりません。消防士になるまでの過程について理解してもらうことが目的です。

 最初に,消防学校の慣例に従い,玄関脇に立つ消防殉職者の御霊を祭る顕彰碑の参拝(拝礼及び黙とう)を行います。

 学校内の案内に続いて,救急隊員になるための訓練教育や,消防学校を拠点とする消防音楽隊の練習の様子を見学してもらいました。

救助訓練を体験している様子

 午後は消防署に戻って救助訓練の体験です。

 入念に準備運動をしたあと,消防士たちの指導を受け,谷底に転落した人を助けるという想定で訓練を体験します。

 助けるのは重さ60キログラムの砂人形ですが,人一人を助けるための大変さや,消防士がどういったことに気を付けて活動しているかといったことを知ってもらえたのではないでしょうか。

チャレンジ体験を終えて 署長講話

署長のお話し

 一連のカリキュラムを終え,最後に,署長から普通救命講習の修了証を受け取り,「今回の体験が,君たちの人生にとって何らかのきっかけになれば幸いです。将来の自分に対する貯金だと思って,勉強やスポーツに励んでください。」との講話を受けました。

 わずか3日間の体験ですが,消防の仕事を通じて,仕事に取り組む大人の姿を見てもらいました。署長の話を聞く生徒諸君の背中が,3日前よりも少しばかり成長して見えたのは,気のせいばかりではないでしょう。

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お問い合わせ先

京都市 消防局山科消防署

電話:075-592-9755

ファックス:075-591-1999