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京都市消防局

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火災から世界文化遺産を守る

ページ番号231346

2018年1月26日

西本願寺で消防訓練

 下京消防署(署長 坂本昌也)では,文化財防火運動(1月23日~同29日)前日の1月22日(月曜日),世界文化遺産である西本願寺において,自衛消防隊,公設消防隊及び植柳消防分団による合同訓練を実施しました。

 訓練当日は,みぞれが降るあいにくの天候でしたが,大勢の西本願寺職員が見守る中訓練が実施され,隣接する本願寺中央幼稚園では,この訓練に合わせ園児たちが避難訓練を行いました。

 訓練想定は,同寺の大玄関門が何者かにより放火され,国宝の唐門に延焼危険があるとの想定で,下校途中の龍谷大学の学生による火災の発見,学生から火災の知らせを受けた職員が火災通報装置等による119番通報,消火活動等の訓練を実施しました。


 西本願寺自衛消防隊及び下京消防隊による消火活動の模様


 自衛消防隊は,消火器,屋外消火栓設備,放水銃を使い,公設消防隊が到着するまでの間,実践さながらの消火活動を実施しました。 
 左写真:消火器による初期消火活動
 中央写真:屋外消火栓設備による放水活動
 右写真:自衛消防隊長から,到着した公設消防隊の指揮隊長への火災状況の報告


 左写真:坂本署長の講評
 文化財防火運動の主旨と「昨年,京都市自衛消防隊訓練大会において最優秀の市長賞を受賞した実績ある隊員の訓練を見せていただき,心強く感じました。」と自衛消防隊への賛辞を送りました。
 中写真:石上(いわがみ)西本願寺総長の講評
 「西本願寺は1617年に浴室から失火し,阿弥陀堂,御影堂(ごえいどう)が焼失しました。火事はいつ起こるか分からない。これからも,しっかりと防火を心掛けてください。」と職員に対し訓示されました。

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電話:075-361-4411

ファックス:075-341-1999