西京消防発足40周年を迎えて
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2017年10月1日
西京防火協会長 城戸 平左衛門
昭和51年10月に西京区は右京区から分区し,新たな行政区として出発いたしました。分区当時は人口約9万人で,その後,洛西ニュータウンをはじめ,大規模な宅地開発が進み,20年後の平成8年には約15万人を有する市内屈指の行政区に発展してきました。
しかし,開発が進むにつれて,昔ながらの田園風景は徐々に失われてきました。元来,西京区は農産物を供給するための都市近郊農業が発展してきましたが,宅地化の進行により徐々に減少しています。また,最近は社会の高齢化や少子化が進展し,分区40年を迎えた今日,人口は横ばいで推移しているものの,65歳以上の割合がこの20年間に2.5倍に増加しています。一方,街の変貌が進み,京都縦貫道の全線開通に伴い交通の要所として重要性がますます増すとともに,阪急電鉄京都線の高架化が完成し,洛西口を西京区の南玄関とした新たなにぎわいが生まれつつあります。
このように新たな時代を迎えるに当たりまして,西京防火協会といたしましては,西京消防と関わる他の各団体と「連携と絆」を強固にし,西京に住んで良かったと思える「災害のない安心・安全なまちづくり」に一層寄与し,西京消防を支援して参ります。
今後とも皆様の西京消防への御支援・御協力をお願い申し上げます。
西京防火協会 城戸 平左衛門
お問い合わせ先
京都市 消防局西京消防署
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