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京都市消防局

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急流救助(特別教育)のフィードバック研修を実施!!

ページ番号225891

2018年3月29日

 7月3日【月】及び4日【火】の両日実施された特別教育(高度救助【急流救助】)のフィードバック研修を実施しました。

 今回の研修は,救助隊長及び副隊長を対象に実施されたもので,水難救助現場において必要な,高度な知識,判断力及び行動力についての研修を受けたものです。

 現地での研修は,宇治川左岸,観月橋上流約600メートル付近及び保津川の保津川と清滝川の合流点付近で実施しました。



ウォーターレスキューの体系

○ サーフフェイスレスキュー(水面)    → ビーチレスキュー(海辺)
                          → スイフトウォーターレスキュー(急流域)
○ ディープ ウォーターレスキュー(潜水)

○ アイスレスキュー(氷上)



急流救助に求められるものとは?

○ 急流の特性理解
○ 正しい状況認識と評価
○ 環境利用
○ 救助方法の危険段階を理解
○ 正しい装備・資器材の使用
○ 救助技術の習得

なぜ急流救助は危険なのか?

○ 救助に行って二次災害の発生確率が高い=極めて危険な分野
○ 水難事故で,「これさえ知っていれば助かる!」「これさえ知っていれば助けられる!」がない。
○ 山岳救助や,海洋等他の救助分野と比較して歴史が浅い。→構築された知識,技術が少ない。
○ 急流の特性認識が低い。
○ 常に川のコンディションは違うので,その時々に判断する必要がある。

川の危険物

自然物

 ・ ストレーナー       → 水は通すが物は通さない場所の総称。
 ・ アンダーカットロック   → 岩の底がえぐれている物をさす。
 ・ シーブ           → 岩が集まった場所の隙間

人工物

  ・ テトラポット
 ・ 橋脚
 ・ 取水口
 ・ 杭
 ・ 鉄条網

これらの危険物は代表的なものです。

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お問い合わせ先

京都市 消防局伏見消防署

電話:075-641-5355

ファックス:075-643-1999