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京都市消防局

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フィードバック研修「都市水害!」

ページ番号222545

2018年3月29日

 7月4日【火】の総点検時において,伏見消防署マネジメントプラン「知識の泉・末広がりプロジェクト」に基づき,フィードバック研修を実施しました。

 今回は,京都大学防災研究所流域災害研究センターで実施された,『都市水害について』でした。



過去の事例

1996年6月  福岡水害

○ 1時間77ミリを記録

○ 博多駅周辺で,地下空間の多くが浸水,1名が死亡

2000年9月  東海豪雨

○ 名古屋市で1日の降水量が492ミリを記録

○ 東海地方で10名が死亡。伊勢湾台風以来の水害

2008年7月  神戸都賀川水難事故

○ 1時間57ミリを記録

○ 突発的,局所的な集中豪雨が発生し水遊びをしていた16名が流され,5名が死亡

2009年8月  兵庫県佐用町

○ 台風9号によるもの

○ 佐用町だけで,死者21名,不明者1名

2013年9月  京都

○ 台風18号によるもの。

○ 初の特別警報が発表され,嵐山及び羽束師地域で甚大な被害。

浸水体験実験(ドア模型)

 地下街等において浸水を想定したもので,ドアの外側に水を貯め,ドアを押し開けての脱出の試み。

 30センチまでなら開放可能。

 40センチでは,体験職員の8割は開放可能。

 50センチでは,開放不能


自動車のドア解放体験

 ワンボックスタイプの乗用車の外側に水を貯め,アンダーパス等で,閉じ込められた場合を想定し,脱出を試みる。

 運転席は,ヒンジ型で,後部席はスライドドアで,それぞれ脱出体験。

 運転席のヒンジ型は,45センチで約半数の職員が脱出できたが,50センチになると全員脱出不能であった。

 後部席のスライドドアでは,35センチで全員脱出不能であった。

 これはドア全体をずらして,スライドのレールに乗せないと動かない構造になっているためである。


流水階段体験

 流水階段は,洪水により地下街等に水が流れ込むことを想定して作られたものです。

 地上の氾濫水域が30センチでは,手すり無しでも昇り降りができるが,40センチになると手すりを持たなくては歩けない状態を体験した。

 激しい水の勢いで階段の段差はまったく見えなかった。

 小さい子供や,足腰の弱いお年寄りは無理である。


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お問い合わせ先

京都市 消防局伏見消防署

電話:075-641-5355

ファックス:075-643-1999