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京都市消防局

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将来の防火防災の担い手を育てる

ページ番号209812

2016年11月17日

七条中学の全生徒が参加した防災学習!!

 11月14日(月曜日)下京消防署では,京都市立七条中学校の生徒約400人に対し,地元消防団の協力を得て,防災学習を実施しました。

 この防災学習は,近年,京都にも大震災の発生の確率が高まる中,生徒に防災力を身に着けてもらい,将来の防災の担い手として,地域の防災活動に活躍していただくことを期待し実施しました。

 実施計画は,消防と学校(教諭,生徒)とで綿密に打合せを行い,学年ごとのカリキュラムを作成し実施しました。

 1年生は,地震体験・煙中訓練,消火,救助・救出訓練等の体験型学習

 2年生は,心肺蘇生法及びAEDの使用方法を学習する普通救命講習

 3年生は,生徒主動により,防災に関するグループ討議等を行い,地域の安全に貢献する役割等を学習するというステップアップした内容としました。


 授業中に地震が発生したとの想定で,全員が机の下に頭を入れるなど,身の安全の確保を図りました。
 <ワンポイントアドバイス> 
 避難時の「おはし」を御存知ですか?
 ・「お」:押さない。
 ・「は」:走らない。
 ・「し」:しゃべらない。 
  


 1年生は,地震体験,煙中体験,初期消火訓練,救助訓練を実施しました。
 
 阪神大震災を経験していない生徒には,遊び感覚になったかもしれませんが(?)地震が起これば,まず身の安全,揺れが収まれば火気の始末をしてください。
 
 
 


 煙中体験した生徒から「前が見えなかったので怖かった。」などの感想がありました。
 <ワンポイントアドバイス>
 火災の煙は,黒煙や有毒ガスが含まれているので,大変危険なのですよ。


 水が出る訓練用の消火器を使い,初期消火を体験しました。
 <ワンポイントアドバイス>
 火事を発見したら「火事だぁ~」と大きな声でみんなに火災を知らせ,落ち着いて「通報,消火,避難」の行動をしてください。 


 身近な器材(ジャッキやバール)で,救助活動ができることを体験しました。
 
 大地震等の大規模災害には,地域みんなの協力が必要であることを肌で感じました。


 2年生は,救命処置について学習しました。
 心肺蘇生法やAEDの使用方法を学習する普通救命講習を行いました。
 
 AEDは誰にでもできます。「まち」で倒れた人を見かけたら,的確な処置をしてください。
 
 
 


 3年生は,防災についてグループ討議を行いました。
 生徒主動の下,参加していただいた自主防災会やPTAの皆さんにもグループ討議に入っていただき,地域での防災活動の取組等について検討を行いました。
 


 グループ討議結果について,各班の代表が参加者の前で発表しました。
 各班の検討課題は,一つの課題について検討するものではなく,過去の災害で課題事項となった多種多様にわたったり,防災意識の高さがうかがわれました。
  
 

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お問い合わせ先

京都市 消防局下京消防署

電話:075-361-4411

ファックス:075-341-1999