愛宕神社千日詣消防警備を実施
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2017年5月30日
「火伏せの神」で知られる右京区の愛宕神社で,7月31日の夕刻から8月1日の早朝に掛けて「愛宕神社千日詣消防警備」を実施しました。
愛宕神社千日詣は,正式には千日通夜祭(せんにちつうやさい)と呼ばれ,毎年7月31日夜から8月1日早朝に掛けて参拝すると,千日分の火伏・防火の御利益があり,また,3歳までに参ると生涯,火難に遭わないと伝えられていることから,毎年数万人の参拝者が訪れます。
ふもとの清滝から愛宕山山頂(標高924m)の愛宕神社までは約4kmの道のりで,登山道(表参道)には明かりが翌朝まで点灯されますが,この間を4箇所に分散して消防警備拠点を置き,右京消防署と右京消防団が警備に当たりました。
夜間とはいえ,猛暑の季節であることから脱水症状で歩けなくなった方や,転倒等でけがをされた方の救護や搬送に対応しました。
また,午後9時から神社境内参道で山伏による護摩焚神事などが挙行されたことから,万一に備え,飛び火等の警戒に当たりました。
何件かの救急事案がありましたが,夜通しの警備を無事終了することができました。
警備中,絶え間なく参道に響いていた「おのぼりや~す」,「おくだりや~す」と声を掛けあう皆さんの声が,心地よく耳に残りながら早朝に警備を解除し,愛宕山を後にしました。
お問い合わせ先
京都市 消防局右京消防署
電話:075-871-0119
ファックス:075-872-1999