下京少年消防クラブ6月例会（火災研修）

　平成27年6月7日（日曜日）の午前9時30分から下京消防署で6月例会を実施しました。内容は火災研修で，京都市と下京区での火災の発生状況，子ども火災原因調査キッドを活用しての火災の原因調査，そして電気火災実験，天ぷら鍋火災実験及びスプレー缶ガス噴射着火実験です。

　今回の研修は，京都市消防活動総合センターで実施する予定でしたが，消防署での火災研修に変更しました。電気火災実験では，半断線，電気火花（スパーク）及びトラッキングの3つの実験を実施しました。なかなか着火しませでしたが，最後にトラッキングで見事に炎が立上がりました。また，LPガスを使用したスプレー缶は，アルコールランプに向かってスプレー噴射したところ容易に着火しました。天ぷら鍋火災実験では，携帯こんろのガス火が弱く，屋外で風が強く，天ぷら油が発火温度（約360度）に達しなかったため，最後まで着火しませんでしたが，高温になった天ぷら油に水滴を垂らすと大きく炎が立上がりました。クラブ員は，今回の研修で火災が発生する過程を学習することができました。