スマートフォン表示用の情報をスキップ

京都市消防局

言語選択を表示する

検索を表示する

スマートフォン表示用の情報をスキップ

昭和23年火災統計(冊子)

ページ番号162014

2014年2月4日

自治体消防発足時の昭和23年の火災統計をまとめた冊子です。

火災件数329件,損害額1億2258万3563円。

イラストがたくさん使われて,とてもわかりやすく作られています。

クイズ形式になっているので,市民指導などに使われていたのかもしれませんね。


表紙


 昔は望楼に消防士が24時間詰めていて,京都市内を望見していました。望楼で見つけた火災の方が,通報された火災より少ないにも関わらず,損害額が大きくなっています。


書かれたお札が百圓札!
縦に積む,横に並べる比較はよくありますが,消防車が走ったら何時間かかるか…


火災発生場所の順位です。
納屋・物置が1番多かったんですね。


割ってみました。
米1俵2000円,ピース1個6円,バット1本260円,ボール1個55円,一級酒1本531円,自転車1台8140円,消防自動車1台165万6535円


今ではほとんどない,煙突やかまど,取灰の不始末などが原因で火災が多く発生しています。


一番左端の「立会禁止」の看板はどういう意味なんでしょう…


ちょっと絵が怖いですが,火災で亡くなられた方の数は,現在より圧倒的に少ないです。


正午から午後8時までが,多く発生しています。
当時の生活や設備環境が影響しているのでしょう。


 今も同じですが,暖房器具等,火気を使う冬期に多く発生しています。
 7月に描かれた絵は,もしかしてあの有名なネズミ!?