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京都市消防局

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自治体消防発足前の火災予防啓発ポスター

ページ番号159474

2016年10月5日

昭和6年6月 予防啓発ポスター「恐れよ火」

「昭和六年五月中,火災度数三十二回,損害高三十四萬四千圓」という文言が書かれています。

当時の貨幣価値については,物価や収入など比較する対象によって変わりますが,間をとって,1円=2500円と換算したとして…なんとたった1箇月で8億6千万円!(ちなみに,平成24年中の1年間の京都市における火災損害額は約3億5千万円)

当時,緊急に啓発ポスターを作成したものと推察されます。


昭和21年 予防啓発ポスター「火災予防デー」

当時,消防組織はまだ警察組織の一部でした。

「京都府消防署」発行となっていますが,そのような消防署は京都市内には存在しないので,京都府下全域で使用されたポスターなのでしょうか? 今でも十分通用するデザインのポスターです。

自宅に電話がある家庭は少なく,火災は望楼で発見するか,市内各所に設置された火災報知器により通報されることが多い時代でした。


昭和22年 アメリカの火災予防運動ポスター

「FIRE PREVENTION WEEK」とは「火災予防運動」のこと。

英語で書かれた火災予防運動啓発ポスターには,松明を持ち,馬に乗ったこのキャラクターが描かれていることが多いです。


昭和22年~23年 アメリカの予防啓発ポスター

またまたアメリカのポスターです。