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【広報資料】京都伝統産業ふれあい館「夏やすみ職人実演まつり」の実施について

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2017年7月27日

広報資料(経済同時)

平成29年7月27日

(公財)京都伝統産業交流センター(762-2670),京都産産業観光局商工部伝統産業課(222-3337)

 京都市が指定する74品目500点もの伝統工芸品を一堂に集めたミュージアムである京都伝統産業ふれあい館では,現在,ものづくりの現場と本物の体験を求める皆様を橋渡しする京都工房コンシェルジュによる工房訪問事業や職人の異業種交流会の実施,会議やイベントへの出張による職人実演,京都で開催されるMICEへの記念品の取扱い等に力を入れ,伝統産業の魅力発信と需要喚起に積極的に取り組んでいます。

 来る8月の毎週日曜日,夏休みの特別企画として,普段間近に見ることのできない職人さんの実演や伝統産業製品の制作体験が楽しめる「夏やすみ職人実演まつり」を実施しますのでお伝えします。伝統産業の魅力,職人さんの技に触れられる機会です。大勢の皆様の御来場をお待ちしています。

 

1 日  程 

  平成29年8月6日,13日,20日,27日(日曜日)午前10時~午後4時30分

      ※京都伝統産業ふれあい館の開館時間は,午前9時~午後5時

2 場  所 

  京都伝統産業ふれあい館(左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館地下1階)

 

3 詳  細

  ・京友禅(型紙彫刻,紋章上絵),京くみひも,京都の金属工芸品,京(きょう)象嵌(ぞうがん),結納飾・

   水引工芸,和蝋燭(わろうそく),珠数,京こまの計9業種の職人さんが,以下のとおり実演

  ・一部の品目を除いて,制作体験も可能

  【表中の★印は,製作体験が可能(予約不要)。京友禅(紋章上絵)以外は,有料】

実演日程表

日 程     

実  演  業  種

8月

6日

京友禅

(型彫刻) ★

京くみひも

京都の

金属工芸品★

京象嵌

結納飾・

水引工芸★

和蝋燭★

8月

13日

京友禅

(紋章上絵)★

京くみひも

京象嵌

結納飾・

水引工芸★

和蝋燭

京こま★

8月

20日   

京友禅

(紋章上絵)★

京友禅

(型彫刻)★

京くみひも

京象嵌

和蝋燭

珠数

8月

27日

京友禅

(紋章上絵)★

京友禅

(型彫刻)★ 

京くみひも

京象嵌

和蝋燭

京こま★

 

4 入場料

  無料

 

5 主 催

  (公財)京都伝統産業交流センター

 

6 その他

 ⑴ 第3日曜日(8月20日)に舞妓舞台,第4日曜日(8月27日)に芸妓舞台も開催

  (午後2時,2時30分,3時からの3回公演)

 ⑵ 毎週日曜日,予約不要の摺型友禅染体験(午前9時30分~午後5時まで)も開催

   ※有料

7 参考(実演のある伝統産業の紹介)

○京友禅(型紙)

手描染めに対して,下絵を写し取り,小刀で彫り抜いた型紙を生地の上に置いて,抜いた部分に防染糊や色糊を置いて染める手法を,型染めといいます。この型染めに使われる型紙は,和紙を貼り合わせた丈夫な型地紙に細かな彫りを入れていくもので,手作業で0.2ミリという細さの線を抜くなど,非常に高度な技術が必要とされます。京都の型紙は「堀川紺形」の名が残っているように,古くから京都の染織と密接に関連して発達し,精緻な技術を今に伝えています。

 

○京友禅(紋章上絵)

紋は家の印として儀礼的な装飾に用いるもので,現在も和服や調度品などにつけられています。紋の起源は平安時代の中期頃,動植物や天文,器,文字などの形をとって衣服や調度品,武具などに付け,持ち主を明らかにしたことから始まったとされています。「紋章上絵」の技術は,繊細緻密な紋を描けるのみならず,紋型を彫る技術,木地との色合わせ,刷毛による刷り込み技術等,数多くの技術の総合結集であり,一人前の上絵師となるには,少なくとも10年以上の修練が必要とされています。

 

○京くみひも

京都でくみひもの生産がはじまったのは,平安建都(794年)の頃。武具の飾り,羽織のひも,帯締や神仏具など時代とともに様々な用途に使われ,発展していきました。京くみひもは丸台を使った丸ひもなど,基本的なものだけで約40種類,模様などバリエーションを含めると3千種を超えます。一つひとつに,歴史が育んだ京の美意識が表現されています。

 

○京都の金属工芸品

金属工芸は奈良時代(8世紀)に大陸から伝えられ,平安建都(794年)の際,京都にもたらされました。溶かした金属を鋳型に流し込んで形をつくる鋳金,鎚などを使って打ちながら形づくる鍛金,金属板に模様を彫る彫金といった技術があります。仏像や梵鐘など宗教用具から,生活用品,武具の飾りなど様々な用途に広がりました。

 

○京象嵌

金属に金や銀,赤銅などをはめ込んで模様で装飾する象嵌は,シリアのダマスカスで生まれ,日本には飛鳥時代(6~7世紀)に伝わったとされています。平安時代(8末~12世紀)には技術の基盤ができ,江戸時代(17~19世紀)には京都の埋忠,正阿弥など刀やよろいなどをつくる職人が優れた象嵌を生みました。京都の象嵌は,鉄,銅,真鍮などの地金に縦横の細かい布目の溝を彫り,金,銀,銅などを鎚で打ち込んでいく布目象嵌を中心としており,繊細な美しさが特徴です。

 

○結納飾・水引工芸

水引は京都で生まれました。平安時代(8末~12世紀)に髪の毛を結ぶこより「元結」が物を結ぶために使われるようになり,室町時代(14~16世紀)には右を紅,左を白に染め分ける進物用のくくり紐が生まれました。この様式は現在まで変わっていません。明治時代に一般に普及し,自然の風物を限られた材料で美しく表現する結納飾の細工として発展しました。贈答品のし,金封などに使われる平飾りと,結納用に使われる豪華な立体飾りがあります。

 

○和蝋燭

日本のろうそくは和蝋燭と呼ばれ,京都を中心として発達しました。和ろうそくは,和紙に蘭草の髄を巻いて芯をつくり,ハゼの実から採ったロウを塗りこめていきます。いかり型と棒型がありますが,いずれも細長い形をしています。植物性の原料のみを使っているため,油煙が少なくきよらかな炎が特徴です。仏教など宗教的な行事に使われるほか,近年お茶事で夜話が復活したのに伴って,数寄屋ろうそくとしての需要も高まっています。

 

○珠数

珠数は,仏教とともに日本に伝わったものです。当初は非常に貴重なものでしたが,仏教の広がりに合わせて,平安時代(8末~12世紀)から鎌倉時代(12~14世紀)にかけて次第に多く使われるようになりました。それでも,一般に広まるのは,ようやく江戸時代(17~19世紀)に売買が認められるようになってからのことです。仏教の本山が数多くある京都には,古くから珠数の製作技法が伝えられ,その伝統が今にいたるまで受け継がれています。

 

○京こま

古代の独楽は宮廷の儀式として用いられていましたが,神祇性が薄れた独楽が貴族階級の遊具となりました。京こまは安土桃山時代に,上流階級の女性たちが着物の端切れを竹の棒を芯にして,巻き付け,独楽状にして室内で回した遊具に由来します。木を削り出した通常の独楽と異なり,竹の心棒に先染めの糸を帯状にした紐を巻きつけていきますが,西陣織や友禅の絹を細長く裁断して用いることもあります。日本全体で伝統的な正月遊びが薄れてきたなかで,実際に回して遊べる色鮮やかな京こまは飾りものとしても用いられています。

広報資料

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お問い合わせ先

京都市 産業観光局商工部伝統産業課

電話:075-222-3337

ファックス:075-222-3331

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