宝が池公園におけるコイヘルペスウイルス病の発生について
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2008年6月12日
お知らせ
平成20年6月11日
産業観光局農林振興室農業振興整備課(電話(075)222・3352)
宝が池公園におけるコイヘルペスウイルス病の発生について
宝が池公園(左京区)で採取したニシキゴイについて,独立行政法人水産総合研究センター養殖研究所(三重県伊勢市)で検査を行った結果,コイヘルペスウイルス病であるとの確定診断がされましたので,お知らせします。
1 経過
- 6月3日 宝が池で弱っていたニシキゴイ1尾を採取し,検査のため,京都府立海洋センター(宮津市)に送付
- 6月5日 京都府立海洋センター(宮津市)の一次検査で陽性の判定が出たため,独立行政法人水産総合研究センター養殖研究所(三重県伊勢市)に確定検査を依頼
- 6月9日 独立行政法人水産総合研究センター養殖研究所がコイヘルペスウイルス病であると確定診断
2 対応
京都府より,池を管理している京都市に対しまん延防止の指示が出された。
- 死亡コイについては,発見次第回収し,焼却処分すること。
- 池の監視を強化するとともに,コイ及び池の水の持ち出しを禁止する旨の看板の設置等により,一般市民に対して,コイの移動禁止措置の周知徹底を行うこと。
なお,京都市では6月5日に一次検査で陽性疑いの連絡を受けた後,直ちにまん延防止の措置を行っております。
コイヘルペスウイルス病とは
- マゴイとニシキゴイだけに発生する病気で,コイ以外の魚や人への感染はしません。しかし,コイにとっては非常に恐ろしい病気であり,死亡率が高く,感染魚との接触や飼育水を介して病気が広がり,現在のところ治療法がありません。
* コイを川や池などに絶対に捨てないでください。 - 仮に感染したコイの肉を摂取しても人体に影響はありません。
- 川や池でコイの大量死を発見された場合や飼育池で続けてコイが死ぬことがあれば,農業振興整備課(電話222-3352),京都府農林水産部水産課(電話414-4996)まで,ご連絡ください。
3 コイヘルペス関連リンク
農林水産省チラシ
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お問い合わせ
京都市産業観光局農林振興室農業振興整備課 電話222-3352