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もぎなす

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2019年11月6日

もぎなす

もぎなすの収穫後の写真
もぎなすの栽培状況写真

来歴

天保年間に油引きの障子を利用した育苗法が開発され,現在の左京区聖護院では苗の栽培や,なすの促成栽培が盛んに行われていました。
そのような環境の中で,慶応,明治初年頃,在来なすの中に,早生で草丈の低い系統が出現,促成栽培用品種として栽培されるようになり,もぎなすが生まれたようです。

特徴

極早生系で,草丈低く,横枝が良く張り,結果数も多く,葉は小さくて茎も細く,果実は紫黒色。
普通の千両なすの幼少果実のへた周辺が着色していないのに対し,もぎなすは,へたの際まで着色しているのが特徴です。

栽培

栽培戸数2戸。“京都市特産そ菜保存圃を設置し,左京区一乗寺の農家に委託しています。

こんな料理

ごま和え,からし漬け,天ぷら,焼きなす,椀だね

一口メモ

ごまあえ(もぎなす)

  1. なすのへたを切り,極薄く皮を剥いて縦四つ切りにし,湯がいてざるに取り,冷します。
  2. 薄味のだし汁にしばらく浸しておき,軽く絞って,すりごま,薄口しょうゆ,だし汁で和え,粉山椒をふりかけます。

お問い合わせ先

農林企画課 222-3351

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