スマートフォン表示用の情報をスキップ

京都市左京区

言語選択を表示する

検索を表示する

スマートフォン表示用の情報をスキップ

左京区基本計画(第1期)その3

ページ番号9818

2015年5月15日

左京区基本計画(第1期)

 


第3章 基本的な取組

 

1 区民の生活を支えるまちづくり 

 区民が,恵まれた環境を大切にしながら,ゆとりと安心を持って,いきいきと生活するための土台となる都市基盤・福祉・防災などの面においての対策を進めるとともに,にぎわいと活力がみなぎるまちづくりに向けた諸施策を展開します。


(1) 「環境」を知り「環境」とうまく折り合うための取組の推進 

 地球環境問題が世界的にも大きく取り上げられていますが,これを解決していくためには自然環境との共生や良好な人工環境の維持と保全などに対する,私たち一人ひとりの日常的な取組が大切です。左京区は京都市でもっとも緑が多く,広大な農林業地域を含んでおり,また,区に隣接して国の総合地球環境学研究所の立地も予定されています。
 この区の特性を活かし,新設される研究所の成果をも積極的に取り入れて,この左京区から,「環境」を知り,たくさんの生物ともうまく折り合えるまちづくりを進め, 21世紀のライフスタイルを実践・提案していきます。


◇やま・さと・まちをつなぐ水と緑のネットワークづくり

◇農林業地の保全と活用

 ▽農林業の複合的・多角的振興

 ▽農林業経営に関するアドバイス機能の強化充実

◇北部山間地域におけるグリーンツーリズム(注9)の推進

◇緑を守り,まちを緑で彩る取組の促進

 ▽里山環境や市街部に残る照葉樹林の保全

 ▽区民の緑化の取組を支援する緑化センター等の整備の検討

 ▽学校に安らぎの空間を創造する「花と緑のグリーンベルト」事業の推進

 ▽屋根・駐車場等の緑化の促進

 ▽「区民の誇りの木」事業の推進

◇緑の環境を活用した環境学習,学校での環境教育の展開

◇鳥獣等による生活被害への総合的な対策の推進

 ▽研究者等を交えた対策委員会の早急な設置

◇環境への負担が小さい都市づくりの推進

 ▽自転車利用(サイクルライド(注10)の促進に向けての道路環境整備の推進

 ▽透水性の舗装材など環境への負担が小さい建設資材の利用促進

 ▽区民ぐるみ運動によるまちの美化活動の推進

◇発生抑制をはじめとする廃棄物の減量化や不要品のリユース(注11),資源ごみのリサイクル(注12)等の推進

 ▽廃食用油の回収など,スーパーや市場,商店等における各種取組の促進

◇東北部クリーンセンター整備にともなう複合施設整備の検討

 ▽クリーンセンターの余熱利用の推進

 ▽環境学習機能の導入の検討

◇国の総合地球環境学研究所の研究成果の活用 等



(2) すべての区民が安心して住み続けられるプランづくりと展開 

 高齢者,中高年,若者,子どもなど,世代を超えて,また性別の違いや障害の有無などに関わりなく,すべての人が生きがいを持って参加でき,交流できる場と機会を充実させます。そして,人材と情報及び諸活動のネットワークを進めるとともに,ノーマライゼーション(注13)の理念のもと,誰もが生きがいを持って社会参加できる基盤づくりを進めます。

◇区民交流の拠点となる施設の整備充実

 ▽新・子どもの楽園を中心とした宝が池公園の整備

 ▽地域体育館,運動公園の整備

 ▽区民ミニホールの整備

◇誰にも使いやすく美しいデザイン(ユニバーサル・デザイン)による,公共施設のバリアフリー化(注14)の推進

◇誰もが互いの基本的人権を尊重する人権文化の構築に向けた取組の充実

◇「生きがい社会参加」の促進に向けたプランづくりの支援

 ▽男女共同参画の推進

 ▽地域の女性団体の自主的活動に対する協力と支援

 ▽家庭・地域の連携による子育て支援の充実

 ▽生涯健康づくりの推進

 ▽地域における体育振興活動の普及と支援

◇学校・家庭・地域の連携による子ども達の育成

 ▽人づくり21世紀委員会やPTA・青少年団体などの活動の推進・支援

 ▽学校評議員制度の活用など,開かれた学校づくりの推進

 ▽「子どもボランティアリーダー」の養成など学校休業日における地域活動の充実

◇学校ふれあいサロン等の活用による地域コミュニティ活動の支援

◇地域における高齢者等の生活支援体制の充実 等

 ▽保健・医療,福祉分野における生活支援体制の充実

 ▽各学区社会福祉協議会等の活動に対する支援

 ▽民生委員・児童委員及び老人福祉員との連携の強化

 ▽商店街等における地域住民のふれあいの場づくりの促進



(3) やま・さと・まちを結ぶ交通体系の整備 

 左京区内の交通体系,京都府北桑田郡や滋賀県との広域交通体系の整備・充実を図ります。とりわけ,北部山間部の各地域を結ぶ交通ネットワークを充実・強化し,厳冬期も機能するように整備を進めます。また,観光地や地区間を結ぶものとして,レンタサイクルやウォーキングトレイル(注15)などと組み合わせた,環境への負担が小さい回遊型の交通システムの構築を図ります。

◇広域幹線道路の整備充実

 ▽都市間交通を支える広域国道網(国道367号,国道477号)の充実

◇北部山間部の交通ネットワークの整備

 ▽広域国道網へ通じる主要道路(主要地方道京都広河原美山線)の整備促進

 ▽広域国道網へ通じる主要道路(大原花背線)の整備事業化検討

◇北部山間部と市街地を結ぶ幹線道路の整備

 ▽花背峠の通行機能の確保

 ▽野中・二ノ瀬・鞍馬を結ぶバイパスの整備

 ▽鞍馬街道,貴船街道の交通渋滞の緩和

 ▽下鴨静原大原線の整備

 ▽都市計画道路幡枝葵ノ森線の整備

 ▽岩倉上賀茂線の拡幅及び歩道整備

 ▽山中越バイパスの検討

 ▽宝ケ池通(きつね坂)ヘアピンカーブの改良

 ▽路線バスネットワークの充実

◇市街地における道路交通環境の改善

 ▽幹線道路の安全性の向上と渋滞の解消

 ▽新総合庁舎整備とあわせた道路・交通環境の整備

 ▽叡山電鉄の新駅設置の検討

 ▽鉄道駅付近での駐輪場の整備と放置バイク・放置自転車対策の強化

 ▽電線類地中化,緑化などの主要道路の修景整備

 ▽散策道や自転車道など快適な観光道路の整備

 ▽コミュニティ道路(注16)の整備



(4) くらしの安心と安全を高める諸施策の展開 

 花折断層が縦走する左京区。この活断層が動けば阪神淡路大震災のような都市直下型地震となり大きな被害をもたらします。そのため,区民による自らの防災意識の高揚や自主防災組織の活動の充実などにより,自然災害等に備えあるまちづくりを進めることの重要性が広くかつ強く認識されているところです。左京区では,まちのハード面の整備ばかりでなく,防災・防犯の意識高揚や各地域組織・行政機関相互の連携の強化充実など,様々な面から安心と安全を高める諸施策を展開します。また,北部地域等で遅れている都市基盤の整備に努めます。

◇防火・防災意識の高いコミュニティづくりの促進

 ▽災害に強いコミュニティの維持・形成の支援

 ▽地域の自主防災体制の充実

 ▽備蓄確保の奨励

◇都市基盤整備による防災機能の強化

 ▽建替時におけるオープンスペース(注17),防火用水等の確保の促進

 ▽都市緑地空間の保全と確保

 ▽交通網整備の促進

◇土地区画整理事業による安全で良好な住環境の整備

◇治山治水の取組の強化

 ▽急傾斜地等の災害危険箇所の改善

 ▽都市基盤河川(岩倉川,白川)整備の推進

 ▽下水道等による浸水対策の推進

◇身近な地域防災拠点の整備

 ▽小学校施設を核とした地域防災拠点の整備

 ▽小学校・公園など災害時の一次避難場所の確保

◇地域防犯体制の強化充実

 ▽生活安全推進協議会を中心とした防犯活動の強化

 ▽文化財を守る市民意識の高揚と防犯・防火活動の充実

◇交通安全対策の充実 等

 ▽警察と交通安全連合会との連携による交通安全意識の高揚

 ▽交通安全施設の充実


(5) 新総合庁舎整備による区内行政サービスの充実 

 多様化する区民ニーズに応えるため,また,広い左京区のすみずみまでの生活利便性を高めるために行政サービス・ネットワークを充実します。その拠点となる左京区総合庁舎の整備を検討します。

◇区民生活に関する各種窓口や保健・福祉行政の機能統合等による行政サービスの利便性向上とその受け皿となる左京区新総合庁舎の建設の推進

◇各地域の行政サービス窓口の充実とそのネットワークの強化

◇区内情報の収集と区民への情報提供の充実 等


2 左京区の魅力を高めるまちづくり

  左京区には,北部の広大な山林・農地とともに,多くの文化財,文化・学術施設等があります。これら自然と歴史のなかに集められた多彩なまちづくり資源を活かし,多くの市民,観光客が心を遊ばせ満足を得られる,国際的な文化観光のまちとして,左京の魅力を高める華やぎのあるまちづくりを進めます。


(1) 農山村と都市との人と文化の交流を進める,北部居住の促進 

 北部山間部において,良好な環境を損なうことのないよう十分に配慮しながら,在住者の生活利便性の向上を進めます。また,都市部からの長期滞在者・居住者を迎えるなどの地域主体による取組と連携しながら,農山村と都市との人と文化の交流をより深めます。

◇農林業地の保全と活用(再掲)

 ▽農林業の複合的・多角的振興

 ▽農林業経営に関するアドバイス機能の強化充実

◇北部山間部等の都市生活基盤の整備

 ▽水道未普及地域の解消

 ▽地域に適した汚水処理施設整備の検討

 ▽山間部の医療体制の充実

 ▽交通基盤の強化充実(やま・さと・まちを結ぶ交通体系の整備に詳述)

◇定住のための持家取得支援

◇良質な別荘など自然環境と調和した滞在・居住施設の適度な立地誘導 等



(2) 多様な地域文化が醸成されるまちづくりの推進 

 「左京区は地域ごとに多様な文化が醸成される土壌である」との認識のもと,区民とともに作成した「おこしやす左京(区別観光冊子)」などを活用して,有形無形の地域文化資源等を学び,守り,継承し,活かしたまちづくりをすすめるとともに,区民の日常的な文化活動の発表のための機会や場所の充実を図ります。

◇区民による学区単位のまちづくり資源マップの作成と定期更新の支援

◇区民によるタウン・ウオッチング(注18)等の取組の促進

◇「学校ふれあいサロン事業」など学校施設の開放による地域での生涯学習活動の支援

◇生涯学習活動など区民の諸活動と連携した,区内の図書館や新総合庁舎等における左京区コーナーの創設と充実

◇伝統芸能や祭りの保全と次世代への継承の支援 等



(3) 歴史・風土を醸し出す魅力ある景観の保全と創出 

 世界遺産をも含む,数々の名勝・社寺・史跡等が点在する左京区では,山並みや河川,古くからの人の営みが調和し,優れた景観を生み育ててきました。この景観を,将来にわたって守り育てる取組を区民の責務として推し進めます。

◇歴史・文化を表現する景観の保全と創出

 ▽文化財を守る市民意識の高揚と防犯・防火活動の強化(再掲)

 ▽焼失した大原寂光院の復元に向けた取組と寂光院周辺地区の観光関連事業者への支援

◇北部山間部における農林観光集落の形成促進

 ▽大原地区の農林観光集落への取組に対する支援

◇八丁平の貴重な自然環境の保全と活用

◇公園など公共公益性の高い場所からの眺望を妨げないまちづくりの促進とその意識啓発

◇地域主体による,良好な街並,景観の保全と創出

 ▽景観協定,建築協定や地区計画制度等の活用促進

 ▽景観整備に係る地元団体の活動に対する支援

◇眺めや街並を楽しめる,歩いて巡るまちづくりの推進

◇忘れられた史跡・旧跡,古道など,知られざる歴史的文化遺産の再発掘とまちづくり資源としての整備の推進 等

 ▽案内版,案内地図等の整備とホームページを利用した情報の提供



(4) もてなしのまちづくりによる観光地整備 

 風情ある景観など,魅力ある左京の観光資源を活かしたまちづくりのため,巡りがいのある観光ルートの設定など,アクセス面の充実に努めます。また,地域の伝統文化等と交わる機会を拡充するなど,来訪者と地域住民のよりよい関係を基本とした,もてなしのまちづくりを進めます。

◇眺めや街並を楽しめる,歩いて巡るまちづくりの推進(再掲)

 ▽焼失した大原寂光院の復元に向けた取組と寂光院周辺地区の観光関連事業者への支援(再掲)

◇パーク&サイクルライドなど,まちとふれあう観光交通システムの整備

◇各国語によるまちの案内充実と先端情報機器活用の推進

◇公共交通機関の充実,駐車・駐輪場整備による観光地へのアクセス改善 等



(5) 在住者も来訪者も楽しめる,多彩で魅力にあふれる買物環境の整備促進

 左京区には大型店を中心とした商業集積のほか,住生活とコミュニティを支える「安心とふれあい」の市場や商店街,界わい性(注19)豊かで「味のある」商店街,若者が集うファッション性の高い商店街など多様な商業集積があります。これらのそれぞれの持つ魅力をさらに伸ばすなど,左京区に集いと華やぎをもたらす取組を促進します。

◇ファッション性や界わい性のある商店街づくり

 ▽商店街の21世紀の展開に向けたアイデア・コンペの実施

◇観光振興と連携した商店街振興の促進

◇商店街と地域住民,大学・学生等を交えたまちづくり活動の展開

 ▽学生が参加する商店街づくりの展開

 ▽空き店鋪等を活用した大学講座や実験室,研究室の展開

 ▽廃食用油の回収など,スーパーや市場,商店等における各種取組の促進(再掲)

◇商店街による地域の情報発信の促進

 ▽商店街等における地域のふれあいの場づくりの促進(再掲)

◇周辺の生活環境に配慮した,個性ある商店街づくりの促進 等


(6) まちづくりにおける大学・学生との協働の推進 

 区民と大学・学生が気軽なコミュニケーションを通じて学びあう「まちぐるみ大学やまちぐるみ研究室」の展開など,様々な地域活動において大学や学生・留学生が協働できるまちを目指して,大学と地域の相互交流を促進します。

◇大学と地域の相互交流の促進

◇「大学のまち・左京(仮称)」の推進主体となる研究会・協議会の設置

◇「まちぐるみ大学・まちぐるみ研究室」活動の展開支援

 ▽空き店鋪等を活用した大学講座や実験室,研究室の展開(再掲)

◇商店街と地域住民,大学・学生等を交えたまちづくり活動の展開(再掲)

◇大学施設のオープンキャンパス(注20)化の促進 等



(7) 国際的なまちづくりの推進 

 外国人観光客が安心して訪れて左京区の魅力を満喫することができること,また,外国人留学生や在日韓国・朝鮮人をはじめとする外国籍区民などが自在に暮らせることなど,外国人への配慮がある,国際的なまちづくりへの取組を進めます。

◇各国語による行政サービスの充実

◇外国籍区民への相談・支援体制の充実

◇外国籍区民の意向把握と施策への反映の推進

◇各国語によるまちの案内充実と先端情報機器活用の推進(再掲)

◇友好都市などとの文化交流イベントの地域による開催支援

◇国際交流関連施設・大学と地域との連携強化

◇国の総合地球環境学研究所の研究成果の活用(再掲) 等



3 区民と行政のパートナーシップによるまちづくり  

 まちづくりへの区民の参加は,開かれた行政のもとで,相互の信頼関係により実現できることを基本に,区民(住民・事業者等)と行政とのきめ細かな協力により,左京区のまちづくり施策を展開します。
  また,ボランティア活動,NPO・NGO(注21)活動,文化・スポーツ活動,防災活動など,区民自らが地域のまちづくりなどを積極的に企画し,またそうしたことに参加する場合など,地域のひと(人材),もの(施設設備),こと(多様なイベント)のネットワークが大きな役割を果たします。左京区では,こうしたネットワークを支援します。

(1) 情報の共有と区民参加によるまちづくりと地域のネットワークづくりの推進 

 行政に関連する情報をきめ細かく区民に伝えるため,広報・広聴の充実,積極的な情報提供・情報受発信の推進を図り,区民の参加によるまちづくりを進めます。また,区民活動推進のための事務局機能である「まちづくりビューロー(注22)機能」を区役所で担っていきます。

◇行政情報のわかりやすい提供の推進

◇インターネットなど,情報通信技術(IT)の利用による情報の収集・発信

◇まちづくりビューロー機能の区役所への導入

 ▽まちづくり活動への大学・学生等の参画のための窓口機能

◇外国籍区民の意向把握と施策への反映の推進(再掲) 等



(2) まちづくりに関わる区民の諸活動の展開支援 

 まちづくりボランティアのリーダー育成や,学校教育と連携したまちづくりの取組,諸活動の成果をアピールするイベントの開催などを定期的に行うとともに,区役所では,(まちづくりビューロー)機能の強化を図ります。

◇区民ふれあい事業の拡充

◇区民活動の顕彰の拡充

◇学校教育活動を支援する「ボランティア人材バンクの充実」

◇まちづくりビューロー機能の区役所への導入(再掲) 等

 ▽まちづくり活動への大学・学生や企業,NPOなど幅広い層の参画のための窓口機能


(注9)グリーンツーリズム(green-tourism):ヨーロッパ各地で,農村で休暇を過ごす気軽な旅行形態として発達。農村地域で農業体験や交流を通じてその土地の自然や文化にふれて余暇を楽しむ活動をいいます。
(注10)サイクルライド(cycle ride):パーク(park)&サイクルライドという表現では注9頁),自動車を駐車場に預けて自転車に乗り換えることで,環境付加等を低減する移動の仕組みとすることをいいます。
(注11)リユース(re-use):リユースは資源化による再生過程を経ない再利用(中古利用など)を指します。

(注12)リサイクル(recycle):リサイクルは資源ゴミや不要品等の原材料・素材としての再利用を指します。
(注13)ノーマライゼーション(normalization):標準化,正常化。高齢者や障害のある人等を施設に隔離したりするのではなく,同じ社会でともに暮らすことを当然とする考え方。
(注14)バリアフリー(barrier free):高齢者や生涯のある人等にとっての通行時の障壁となる段差の解消など,施設整備等の物理的な障壁をなくすこと。精神的な障壁に対しても用いられることがある。
(注15)ウォーキングトレイル(walking trail):野山を巡る散策路。テーマ性を意識して,景観や環境,歴史的事物,文化的施設,伝統工芸,地場産業等にふれられるようにルート設定されます。
(注16)コミュニティ道路:生活地域内における,ひとと自転車,自動車の関係を調和的なものとして,安全性と利便性を確保するために,自動車の速度を落とさせるための心理的・物理的工夫がこらされた道路。
(注17)オープンスペース(open space):都市のなかで建物のないゆとりの空間,空地。
(注18)タウン・ウォッチング:まちの魅力などを再発見するために,まちを見てまわる取組。
(注19)界わい性:「界わい」は「あたり近所」の意ですが,ここでは整然としていないことが魅力を醸し,個性豊かな商店,飲食店などが集まっていることで,ぶらぶらと歩いて巡ることに楽しみが感じられるような様子を指します。
(注20)オープンキャンパス(open campus):大学構内を地域へ開放し,まちと一体的な施設とすること。
(注21)NPO,NGO(non-profit organization,non-government organization):非営利民間組織,非政府組織。
(注22)ビューロー(bureau):部局,事務局。

 

→前のページへ

→次のページへ

お問い合わせ先

京都市 左京区役所地域力推進室

電話:庶務075-702-1001 防災・統計・選挙・企画・広報075-702-1021 まちづくり075-702-1029

ファックス:庶務・防災・統計・選挙・企画・広報075-702-1301 まちづくり075-702-1303