語りつがれるわがまち「明倫学区」
ページ番号59391
2012年9月25日
面積:0.214k㎡(国勢統計区による)
人口:2,777人 (平成20年11月1日現在)
明倫学区
明倫学区は,烏丸通・四条通・三条通・西洞院通に囲まれた京都市の中央部に位置し,古来から京の商業,経済の中心地として栄えてきました。
そして,祇園祭に13基もの山鉾を出す,祇園祭を受け継ぐ中心のまちでもあります。芸術・文化への造詣が深く,古くから質の高い文化活動が行われてきました。かつての明倫小学校が「京都芸術センター」という芸術を志す若者を支援する施設に生まれ変わったのも,この地に息づく心学の互助の精神と,文化活動に対する熱意を示しています。
学区内を南北に走る3つの通りは,それぞれ性格が大きく異なります。銀行・情報産業等の大企業が集まる烏丸通。呉服問屋や大規模マンションが建ち並ぶ室町通,京町家が並び祇園祭ですべての鉾と曳山が巡行する新町通。学区では「祇園祭受け継ぐ風格のある町,商いと暮らしが響き合うまち 明倫」を合言葉に,現状と将来を見据えた地区計画を定め,多様な特色を活かしたまちづくりをすすめています。
近年,学区内にマンションが増え,同時に人口も急増しました。地域全体の豊な交流を図り,地域への理解を深めるための取組も活発に行われています。
学区内で全戸配布される広報誌「明倫」は,発行20号を迎えました。学区の自治活動を具体的にわかりやすく伝え,情報共有を図っています。「夜話の座」では,昔からの生活やお盆・お正月の暮らし方,山鉾町のこと等,この地域の様々なことが語られます。京都学園大学の町家キャンパスで行われる市民講座でも,地域に根ざした風習・文化を知ることができます
明倫文化祭では,お点前・お運び等男性がすべて行う柳水(りゅうすい)の茶席,ペトロフ・ピアノ演奏会等様々な催しが行われました。今年は同時に,学区の大規模分譲マンションの防災一斉避難訓練も行われ,安全に暮らせるまちづくりにも積極的に取り組まれています。
一連の魅力あるまちづくり活動が高く評価され,明倫学区は,平成20年度「まちづくり功労者」として国土交通大臣から表彰されました。
先人の見識と心意気を誇り受け継ぐ学区からは,古から漂う風格と力強い自治の力を感じました。
昨年の「柳水の茶席」
中京しんぶん平成20年12月15日号に掲載
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