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京都市中京区

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乾学区

ページ番号13394

2012年9月25日

面積:0.221k㎡
人口:3,983人(平成17年2月1日現在)  

 

乾連合協議会に執筆を依頼

 

未来に向けて

市立洛中小学校

 乾学区は平安京の篠坊では永昌坊の西方に位置した関係で,室町時代・江戸時代に至って多くの寺院の建立が見られ,およそ北は三条通,南は四条通,東は堀川通,西は神泉苑西一町と千本三条と四条大宮を結ぶ(斜道)後院通で区切り,四条大宮西入る北側の一部を含む南北にやや延びる長方の地形範囲を占め旧村部と市街地との境に位置する。その面影が現在,公称27か町と5つのマンション自治会の学区内に,著名人の墳墓を含む15寺院,史蹟伝承の神社4,近代各科医院20を数える。
 明治元年の町組改正では,下大組1番組に編成され,昭和4年,中京区乾学区となった。
 おおむね中京区の中部地点在り「乾」の名は,この地が旧下京の戌・亥(北西)に位置することに由来する。
 隣接学区は北は教業,西は朱雀第一,東は本能,南は郁文学区(下京区)に接している。
 昔より二条城本丸下に通ずる良質水脈により酒造業,染色業(京染友禅)等地場産業の隆盛を見た。
 校区1,450戸の日常生活においては三条会商店街・四条大宮ターミナルや幼稚園・保育園とおよそすべての業種や公共施設にことかかず,また交通機関にも恵まれた環境にあり,将来へのより一層の活性化の促進が期待される。
 乾小学校も明治2年に地元町衆が自らの力で下京1番組小学校を建営。校区より名酒を醸造,数多くの名匠・名工を輩出し,歴史と伝統を誇っていたが,時代の変遷で児童数の減少に伴い隣接の教業小学校と統合「洛中小学校」と改名,中京区に於ける最初の小学校統合校として平成4年4月に開校。

◎自ら考え,進んで行動する子
◎人権を大切にし,仲良く助け合う子
◎健康で力いっぱいに,粘り強く頑張る子

の3つの子ども像を目指して学習を続け,間もなく開校10周年を迎えんとしている。
 自治活動としては,23の各種団体がそれぞれの趣旨に基づき,「学校ふれあいサロン」や校庭開放等,学校施設をフルに活用,多彩にして活発なる活動を展開するとともに,学区連合協議会を創り,各種団体間の連絡協調と学区住民の世代間との交流や,ふれあい事業を通じて誰もが自由に楽しく参加して,多様性,創造性を生み,区内行政の円滑なる運営を図っている。
 今後も千年新都への一環として発展に寄与すべく,住み良い乾学区となるよう願っている。


平成17年2月
乾連合協議会 会長 安田 孝司

お問い合わせ先

京都市 中京区役所地域力推進室総務・防災担当

電話:庶務担当075-812-2420 地域防災担当、調査担当、企画担当075-812-2421

ファックス:075-812-0408