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京都市教育委員会

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向島秀蓮小中学校の創設について【平成31年4月開校】

ページ番号203631

2022年8月17日

 伏見区の向島中学校区(向島南小学校・向島二の丸小学校・二の丸北小学校・向島中学校)において、児童・生徒数の減少が進む中、3小学校と1中学校のPTA及び地元3学区で、学校統合を含めたより良い教育環境の在り方に関して検討が進められ、平成26年7月14日に「平成31年度を目途に、3小学校を統合し、向島中学校と合わせた施設一体型小中一貫教育校の創設」を求める要望書が教育委員会に提出されました。

 教育委員会では、要望書の提出を受け、現在、地元3学区と各校PTA等で組織されています「向島秀蓮小中学校創設協議会(平成29年12月の校名決定に伴い『向島中学校区小中一貫教育校創設協議会』から改称)」との連携のもとで、開校に向けた取組を進めてきました。

 平成31年4月に伏見区初となる統合校・施設一体型小中一貫教育校・義務教育学校として向島秀蓮小中学校が創設されました。



計画内容

  • 向島南小学校・向島二の丸小学校・二の丸北小学校の3小学校を統合し、向島中学校と合わせて、施設一体型小中一貫教育校である義務教育学校を創設します。
  • 校区の中心地となる二の丸北小学校敷地に、9学年が共に学ぶことができる新校舎を整備します。
  • 平成31年4月の開校を目指します。

※新校舎の建設(建設期間は平成29年度・30年度の予定)にあたり、平成29年4月に二の丸北小学校と向島二の丸小学校を一次統合。向島二の丸小学校の現行校舎を利用し、校名は、地元要望を踏まえ、「向島二の丸小学校」としました。


向島中学校区の様子

向島中学校区の様子

統合要望書の提出

経過

 伏見区の向島中学校区では、児童・生徒数の減少が進み、特に二の丸北小学校の児童数が大幅に減少している現状を受け、関係4校のPTAにおいて、より良い教育環境の在り方に関して協議が進められ、平成26年1~2月に「小中一貫教育校の早期創設を目指して取組を推進する」ことを各校PTA総会で決議されました。

 PTA決議を受け、各小学校区において学校運営協議会を母体とする検討協議会が設置され、PTA決議の内容の検討や学区内の意見集約に向けた取組が重ねられました。5月7日には3学区合同の検討協議会が設置され、3学区で足並みを揃えての検討が開始されました。

 その結果、6月26日に3学区合同検討協議会において、「PTA決議を尊重し、小中一貫教育校の早期の実現を目指して、今後、3学区で連携して取組を推進する」ことに合意され、平成26年7月14日に要望書を教育委員会に提出されました。

要望書の主な内容

  • 平成31年度を目途に、3小学校を統合し、中学校と合わせて、全国に誇るべき小中一貫教育校を新設すること。
  • 9学年全ての子どもたちが共に学ぶことができ、地域のシンボルとなる最新の校舎を現二の丸北小学校敷地に建設するとともに、部活動等の教育活動が多様に展開できる環境整備に努めること。新校舎の建設に際して、二の丸北小学校を向島二の丸小学校に一次統合すること。
  • 児童生徒の状況に応じた全国の教育をリードする教育内容や指導体制を確立し、夢と希望が溢れる学校づくりに尽力すること。
  • 開校に向けた検討課題は、地元・保護者の要望を尊重して対応すること。
  • 積極的な事前交流に取り組むなど、十分な教育的配慮のもとに開校準備を進めること。
  • 通学安全対策は、関係機関等との連携のもと、万全を期すること。
統合要望書を教育長に提出

統合要望書を教育長に提出

懇談の様子

要望書提出後の懇談の様子

向島中学校区3学区合同小中一貫教育校創設検討協議会だより

 向島南・向島二の丸・二の丸北の3学区が合同で組織する検討協議会により、地域に検討状況を周知するために発行され、地元3学区の各家庭に配布されました。

向島中学校区3学区合同小中一貫教育校創設検討協議会だより

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開校に向けた取組

 全国のモデルとなる小中一貫教育校の創設を目指し、地元3学区と4校PTA、学校長で構成する「向島中学校区小中一貫教育校創設協議会」が平成26年8月27日に発足(平成29年12月の校名決定に伴い「向島秀蓮小中学校創設協議会」に改称)。開校に向けた諸課題について協議が行われるとともに、関連する様々な取組が推進されています。

 創設協議会には、「PTA代表者会(平成29年4月の一次統合前までは「4校PTA代表者会」)」「一次統合準備会(一次統合前まで)」「2校PTA代表者会(一次統合前まで)」「通学安全対策部会」の各部会が設置され、個別の課題を集中的に協議されてきました。

 これまで、京都市の小中一貫教育校(東山開睛館や凌風学園)を視察し、その取組を参考にしながら、校名案の募集、標準服や給食の実施方法の検討、通学路の実地調査、一次統合に係る課題の検討などが行われてきました。

 教育委員会や関係小中学校では、二の丸北小学校敷地に整備する新校舎について、PTAや創設協議会のメンバー等によるワークショップでの意見を踏まえ基本計画を策定し、それに基づき設計作業を行うとともに、全国をリードする向島地域ならではの教育構想の策定などを進めています。

 新校舎の建設に先立ち、平成29年3月24日には二の丸北小学校の閉校式が行われ、4月には向島二の丸小学校と二の丸北小学校が一次統合し、新しい友だちとの学校生活が始まっています。

 平成29年9月7日には向島二の丸小において新校舎建設工事起工式を開催しました。式典には、門川大作京都市長、寺田京都市会議長をはじめとする関係者の皆様、地元3学区の皆様、各校のPTA会長・役員など、合わせて約120名が参加し、新校舎の完成に向け大きな期待が寄せられました。 

 小中一貫教育校の校名については、地域の皆様や向島中学校区の小中学校の子どもたちから応募いただいた350点の校名案から創設協議会で慎重に検討を重ねられ、学識者からの意見も踏まえ平成27年12月に「秀蓮」が選定されました。(「秀蓮」の前・後に「京都・伏見・向島」や「館・学園」などを加えた最終的な地元校名案は引き続き検討とされました。)

 その後、各校PTAや創設協議会でさらに検討が進められ、「向島秀蓮」を校名地元最終案とすることが決定されました。平成29年9月20日には小中一貫教育校の校名を「向島秀蓮」とすることを求める要望書が創設協議会から在田教育長に提出されました。

 平成29年12月8日には、京都市会において校名を「京都市立向島秀蓮小中学校」と定める「義務教育学校条例」が可決され、校名が正式決定されました。

 平成31年4月の義務教育学校(小中一貫教育校)の開校に向け、地域・保護者・学校・行政が一体となって、夢と希望が溢れる学校づくりを目指していきます。

創設協議会

創設協議会では、開校に向けた諸課題が
協議・決定されています。

PTA視察

4校PTA代表者会が京都市の小中一貫
教育校を視察しました。

ワークショップ

新校舎建設に係るワークショップでは、
地域のシンボルとなる新校舎の実現を
目指し、計4回にわたり真剣に議論
されました。

校名要望書

平成29年4月の一次統合校の校名を
「向島二の丸小」とする校名要望書が
創設協議会から在田教育長に提出
されました。(平成28年3月3日)

二の丸北小閉校式

二の丸北小学校の閉校式が行われました。(平成29年3月24日)

向島二の丸小・二の丸北小統合式

向島二の丸小学校・二の丸北小学校の統合式が行われました。(平成29年4月5日)

起工式

新校舎建設工事起工式を開催しました。(平成29年9月7日)

校名要望書提出

小中一貫教育校の校名を「向島秀蓮」とすることを求める要望書が創設協議会から在田教育長に提出されました(平成29年9月20日)

向島中学校区小中一貫教育校創設協議会だより

創設協議会の検討・取組内容について、随時、「創設協議会だより」が地元3学区の各家庭に配布されています。

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お問い合わせ先

教育委員会事務局 学校統合推進室
電話:075-371-2009
ファクス:075―371-4355