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京都市交通局

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地下鉄の安全運行に関する取組について(2018)

ページ番号242956

2018年9月28日

 日頃は,京都市営地下鉄をご利用いただきまして,誠にありがとうございます。

 京都市営地下鉄は,市民の皆様や京都を訪れる観光客の皆様の大切な足として,一日当たり約38万7千人のお客様にご利用いただいております。

 地下鉄を運営するに当たっては,お客様が安全・安心・快適にご利用いただけることを最優先に,これまでから,全職員に対して関係法令の遵守の徹底,安全確保のための教育訓練,施設等の適切な更新,新たな安全設備の設置等を行い,安全性向上に努めております。

 平成29年度は,お客様の増加に対応するとともに,更なる利便性の向上に向け,平成30年3月に8年ぶりとなるダイヤの全面改正を実施しました。烏丸線では,朝夕の通勤通学時間帯に4往復の増便を実施するとともに,国際会館駅発の始発を5分早め,市バスや他社線との乗継ぎをより便利にし,東西線では,午前9時台以降に乗り入れる京阪列車を全て終点の「太秦天神川駅」行きに変更して,中間駅である「京都市役所前駅」止まりによるご不便の改善を図るとともに,地下鉄烏丸線,JR山陰本線,嵐電嵐山本線との接続本数を増やし,烏丸線,東西線ともに利便性を向上させました。

 また,安全対策では,乗降の際の安全対策の強化を目的に,新たに烏丸線の北大路駅と今出川駅のホームに車掌用モニターを増設するとともに,車両扉の指詰め事故防止策として,烏丸線・東西線全車両の扉内側端に警告テープを貼り,より目立たせることで,お客様への注意喚起強化を図りました。

 こうした取組の結果,平成29年度の安全目標である,「当局に起因する運転事故及び輸送障害をゼロにする」という目標は達成することができましたが,当局に起因はしないものの,お客様が線路内に侵入される鉄道運転事故や,当局に乗入れをしている他社の車両トラブルによる輸送障害が発生していることから,今後ともお客様に安全・安心・快適に地下鉄をご利用いただけるよう,交通事業者の最大の責務である「輸送の安全」を常に最優先に掲げ,引き続き交通局全職員が一丸となって事業運営を行ってまいります。

 最後に,本報告書は鉄道事業法等の規定に基づき,地下鉄の安全運行に関する取組について広くお知らせし,お客様に安心してご乗車いただくため作成し,公表するものです。本報告書に対するご意見・ご感想をお寄せいただければ幸いです。

平成30年9月   公営企業管理者 交通局長  山本 耕治

京都市高速鉄道安全報告書2018

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お問い合わせ先

交通局 高速鉄道部 運輸課
電話 075-863-5224
FAX 075-863-5229