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京都市交通局

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市バスの安全運行に関する取組について

ページ番号222615

2017年7月9日

市バスの安全運行に関する取組について

  

 日頃から市バスをご利用いただきまして,ありがとうございます。

 この度,安全運行に関する平成28年度の結果と平成29年度の計画を取りまとめました。

 市バスは,昭和3年5月に運行を開始して以来,市民の皆様の日常生活や京都を訪れる観光客の皆様に欠かすことのできない便利で身近な公共交通機関として,現在,一日当たり36万人を超えるお客様にご利用いただいております。

 市バスを運行する交通事業者の最大の責務は,まず,第一に「輸送の安全の確保」,第二に「便利で快適な輸送サービスの提供」,第三に「公営企業として安定した経営基盤の確立」です。

 とりわけ,輸送の安全につきましては,事業の根幹であるという認識のもと,事故防止に全力で取り組んでまいりました。目標としていた「走行距離10万キロメートル当たりの有責事故件数は,過去最小値である平成27年度実績(0.288件)を下回る」を達成(平成28年度実績0.266件)するとともに,重大事故の発生0件の目標も併せて達成いたしましたが,一方で,運転士の安全意識の欠如により市バスの信頼を著しく損なう事案を連続して発生させたことを真摯に受け止め,更なる安全に対する取組を推進してまいります。

 平成29年度は,「お客様第一,安全運行の徹底!」及び「プロ意識を持つ」「基本動作の徹底」「親切なご案内」という3つの約束を安全スローガンとして掲げ,「発進時の事故防止と安全空間確保の徹底」を通年目標とするとともに,「平成29年度 交通局運営方針」の中で「安全運行の確保」を重点方針として掲げ,安全目標として「重大事故0件・走行距離10万キロメートル当たりの有責事故件数について,過去最小値(平成28年度実績0.266件)を下回る」を設定いたしました。

 その達成に向け,新たに導入する「安全運転訓練車」を活用した研修の充実や車外ミラーの増設,車両の路肩灯のLED化などの具体的取組を着実に推進し輸送の安全の確保と全職員への更なる安全意識の向上に取り組んでまいります。

 平成28年度の市バスにおける一日当たりのお客様のご利用状況は,対前年度比で9千6百人の増加,この5年間では4万8千人の増加となり,あらためて市バスに対するお客様の期待を痛感しているところでございます。

 こうしたお客様の信頼にお応えするため,「安全・安心・快適」に市バスをご利用いただけるよう,交通局職員が一丸となって輸送の安全の確保に全力で取り組んでまいります。

 

余白

平成29年7月9日

京都市公営企業管理者

交通局長 山本 耕治 

お問い合わせ先

交通局 自動車部 運輸課
電話: 075-863-5124
ファックス: 075-863-5128