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区長の日記 今宮神社織姫七夕祭 宵祭企画 こうぼうあるきが開催されました。

ページ番号224008

2017年8月18日

区長の日記 今宮神社織姫七夕祭 宵祭企画 工房歩き

8月2日(水曜日)から8月4日(金曜日)の期間,「今宮神社織姫七夕祭 宵祭企画 こうぼうあるき」が開催されました。

この取組は,2017年度同志社大学プロジェクト科目「西陣のモノづくり産業の見える化と交流促進を通じた地域活性」の履修生が企画されたもので,西陣地域に住む小学生の皆さんを対象に,北区・上京区にある19箇所の工房で体験教室や工房見学ができるというもの。

私も,いくつかの工房に寄せていただきました。

各々の工房に息づく歴史の深さ,伝統をしっかりと守り,後世へ伝えていかなければならないという職人さんらの熱い想いに感動しました。改めて北区のまちのすごさを実感しました。

沢山の素晴らしい方に出会い,大変実りのある時間をいただいた関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

 

8月2日

【龍村錦織工房】

 当代,龍村光峯さんの息子さんであり,後継者でもある龍村周さんに,工房を案内していただきました。

 株式会社龍村光峯では,織物の美しさを追求し,織物の研究(古代錦の復元など),文化としてのものづくりをされています。

 沢山の美しい錦織に目を奪われました。周さんが「自分たちは,アンカー的な存在。織るまでに,約70人もの職人さんが関わってくださっています。そんな方々のバトンを受け取って,感謝しながら仕事をしています。」と言われていたことが,大変印象的でした。

龍村錦織工房ホームページ外部サイトへリンクします




 

【COS KYOTO】

 代表の北林功さんは日本各地から集めた地場産業の素材を,新しい目線で活用して,外国にも発信されています。

 フランスのインテリアデザイナーと共同で北山杉の表面を活用した家具を開発されたそうです。

COS KYOTOホームページ外部サイトへリンクします




 

【宏和染工所】

 宏和染工所さんでは,織物に使われる絹や木綿を様々な色に染め上げる工場を親子二代で営まれています。

 注文の色に寸分の差なく染まるまで,何度も調整を繰り返して染め上げる,まさに職人技を見せていただきました。




 

【鳴橋庵】

 鳴橋庵では,京くみひも・飾り結びの工房をされています。

 ご主人の鳴橋明住さんは京くみひもの伝統工芸士です。

 組台を使用し,糸巻を次々に交差させ,組ひもが編まれていく様子を,見学に来ていた小さな女の子がきらきらした目で見ていました。

 鳴橋庵ホームページ外部サイトへリンクします 

 




8月4日

【YSTK】

 YSTKの新津保朗子さんにお話を伺いました。

 古いものを活かして現代に残していくことを大事にされており,紫野学区にある町家をゆっくりと改修しながら,一部を建築事務所として使われています。

 改修が終わった町家は,自分たちのデザイン力を活かして,産業の継承や広報面で悩まれている方々の相談拠点にしていきたいと話されていました。

 全てにおいて,一過性ではなく,紡ぐ,繋いでいく精神を大切にされていることを感じました。




 

【ギャラリーやなせ】

 柳瀬佳代さんにギャラリーを案内していただきました。

 漆を専門に扱っておられるギャラリーやなせでは,柳瀬さんが惚れ込み,ご自身で使われて良いと思われる漆の器などが,並べられています。

 このギャラリーは,柳瀬さんのご自宅に併設されています。洗練された建物と共に,一生使っていける漆の美しさに,魅了された時間でした。




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ファックス:075-432-0388