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京都市北区

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わたしたちのまち北区-雲ケ畑学区だより

ページ番号56115

2010年4月15日

わたしたちのまち北区-雲ケ畑(くもがはた)学区だより

(市民しんぶん北区版「いきいき北区」 平成22年3月15日号より転載)

 

 千年以上の歴史を持つ厳島神社。惟喬親王が隠棲した高雲寺。鴨川の源流があり,歌舞伎「鳴神」の舞台にもなった志明院。天然記念物オオサンショウウオが棲む雲ケ畑川。

 持越峠から見下ろす遠景はかまどの煙がうっすらと立ち上がり,まるで一幅の絵を見るようです。

 

初めの一歩

 このような素晴らしい雲ケ畑に,今,少子高齢化という大きな波が押し寄せています。

 地域住民全体の3分の1近くが65歳以上となり,雲ケ畑小学校も来年度以降入学者がありません。

ワークショップの様子

 
 これまでにも,雲ケ畑のよさを知ってもらうため「森の文化祭」や「雲ケ畑体験ツアー」などを開催したりしてきましたが,地域全体の力を結集する必要性を感じ,昨年「地域活性化委員会」を立ち上げました。テーマは「元気な村づくり」です。

 まずは,雲ケ畑の現状について住民の意見を聞くためアンケートを実施しました。そして,今年はそれをもとにワークショップを開催し,これからの活動の方向性を模索していく予定です。

 私たちが雲ケ畑をどうやって次世代に残していくか,今,一歩を踏み出したところです。

(雲ケ畑市政協力委員連絡協議会会長 久保敏之様 談)