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京都市北区

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区長の日記バックナンバー 28

ページ番号51376

2012年4月9日

平成20年11月17日 月曜日

 前回の区長の日記の最後に,北区総合防災訓練のことについて触れさせていただきましたが,16日の日曜日,柊野小学校で実施いたしましたので,今日は災害と防災訓練についてお話させていただきます。

 今回の防災訓練は,直下型の大地震が北区を襲ったとの想定です。

 大地震といえば,今年5月には,中国四川省で巨大地震が発生しました。亡くなった方が69,000人,そして行方不明の方がまだ1万数千人おられるという大災害です。

 ここ京都でも巨大地震の影響が予測されています。それは東南海・南海地震です。京都は1200年の都ですので,平安の昔から,お公家さんやら,何かあるとすぐに日記に残される,偉い方がたくさんおられましたので,何年何月何日,灯篭が倒れた等,地震に関する記録が,我が国で最も詳しく残っています。お陰で,この東南海・南海地震についても,だいたい90年から150年のサイクルで起こると予測できています。ここ最近は,1944年に東南海地震が,1946年に南海地震が発生していますので,今後,2050年までに9割近い確率で発生するといわれています。

 また,ここ数年,我が国でも,新潟県の中越,石川県の能登半島,東北地方の岩手・宮城内陸地震など,地震が多発してきております。21世紀になって,日本列島は地震の活動期に入ったとも言われています。

 しかし皆さん,備えあれば憂いなしです。

総合防災訓練(参集)


 訓練当日はあいにくの雨模様でしたが,体育館に会場を移し,柊野学区自主防災会の大野会長様はじめ,地元柊野学区の町内会連合会様,自主防災会様,消防分団様,そして関係各機関・団体の皆様の大変なご尽力のもと,400名を超える皆様のご参加を得て,実施することが出来ました。雨の中,ご参集いただきました柊野学区の皆様,本当にありがとうございました。そして関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

学生消防サポーターによるAED操作訓練(写真左),救護訓練(写真中),炊き出し訓練(写真右)

 また,柊野学区様と京都産業大学様が,今年5月に大規模な災害時における地域協力に関する協定を結ばれておりまして,今回,京都産業大学様から飲料水のペットボトルを,訓練に参加された皆様全員にご提供をいただくとともに,大学内外における防火・防災に関する活動を担っていただく京都学生消防サポーターの皆様にも訓練に参加していただきました。京都産業大学様,本当にありがとうございました。
 防災訓練では,電気,ガス,電話といったライフラインのことや,倒壊家屋からの救出訓練や,AEDの操作訓練,アルファ化米(湯や水でご飯に戻る非常食)による炊き出し訓練などを行いました。

 今回の訓練を通じて,区民の皆様の災害への備えが一歩前進したことと思っています。今後とも,より万全なものとなるよう,北区役所としても,頑張っていきたいと思いますので,区民の皆様,よろしくお願いします。

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ファックス:075-432-0388