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京都市北区

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区長の日記バックナンバー 17

ページ番号34823

2012年4月9日

区長の日記 バックナンバー


●平成19年10月14日日曜日 大徳寺 瑞峯院

 

平成19年10月14日 日曜日 ― ― ― ― ― ― ― ―

  北区には,古刹,名刹が数多くあり,一年中,国内外からの観光客が絶えません。中でも大徳寺は,臨済宗の大本山で,広い境内に一歩踏み入れると,タイムスリップしたかのような静けさと景観に浸ることができます。

 

瑞峯院「独坐庭」の写真

 とんちの一休さんで知られる一休和尚が再建したことでも有名で,今日まで禅の文化を伝えてきた貴重な寺院です。
境内には22の塔頭があり,それぞれ見事な枯山水庭園をそなえ,織田信長ほか多くの戦国武将や大名の墓があります。

今日,御紹介するのはその中の瑞峯院という,座禅が体験できる塔頭です。
訪れたときは,修学旅行の小学生と一緒に御住職の法話を聞き,座禅を組んで,心静かにめい想…と思ったら,途中で携帯が震えだして,小学生に笑われ,汗顔の至りでした。座禅を組む前の心構えから反省しています。

茶室の写真

 その後,お抹茶とお菓子をいただき,ほっこり。
そして,寺で昔からの製法が伝わる大徳寺納豆をいただきました。これは,ねばる納豆ではなく,大豆に麹菌を加えて作った保存食で,味は味噌かもろみのような濃い味で,お茶うけやご飯によく合う美味でした。
また,こちらの枯山水の庭園は,荒波と山や島が巧みに表現されており,他の石庭と比べて,自然の大胆さを感じるお庭でした。

曝凉展の案内

 14日は,宝物の虫干しを公開される曝凉展が開催されました。
日ごろ,非公開の大徳寺本坊では,狩野探幽筆の襖絵や国宝の掛軸が展示され,1年に1日だけの公開を多くの方が楽しんでおられました。
塔頭の高桐院でも同じ日に曝凉展が開かれています。どこからともなく漂う金木犀の香りの中,目を閉じると,悠久の時を超え,遥かかなたの時代に思いを馳せるひとときでした。
「やっぱり,京都て,ええとこやな。」

これから,11月にかけて北区の社寺では紅葉が見頃を迎えます。
北区民の皆様も身近な文化財と自然を見直されてはいかがでしょうか。

 

 

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