スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

道路のり面維持保全計画(第1期)の策定について

ページ番号215485

2017年2月22日

道路のり面維持保全計画(第1期)の策定について

 この度,京都市では,豪雨等により災害が発生する可能性のある道路のり面の防災対策について,効果的かつ効率的に
対策を進めるため,2本の柱である「対策実施計画」と「点検計画」を定めた「道路のり面維持保全計画(第1期)」(平成29年
度~33年度)を策定しました。

道路のり面維持保全計画の概要

1 対策実施計画
 (1) 計画の特色
    緊急輸送道路の対策目標を定めるとともに,道路のり面災害が市民生活に与える影響を考慮した統一的な選定基
   準(優先区間選定基準)及び被災時の道路通行機能への影響度を示した被災ランクに基づき,対策が必要な402箇所
   のうち,対策優先箇所60箇所を選定します。
    また,これらの対策を今後5年間(平成29年度~33年度)で完了する(総事業費23億円)という明確な目標を立てるこ
   とで,今まで以上に効果的かつ効率的に事業を実施します。
  

 (2) 対策優先箇所の選定


 


 

2 点検計画
 (1) 計画の特色
    これまでは,防災カルテを活用した日常パトロールにより道路のり面を監視していましたが,今後は加えて要対策箇
   所と監視箇所のうち緊急輸送道路上にあるものについては,重点点検箇所と位置付け,土木事務所職員による5年に
   1回の近接目視点検(定期点検)を実施します。
    また,概ね10年に1回の頻度で重点点検箇所とそれ以外の状況変化が見られる箇所 や対策済箇所等について,専
   門技術者による防災カルテの見直しを行います。
   
 (2) 点検方針
   〈1〉 定期点検 [5年で1サイクル] 【新規】
      重点点検箇所を対象に,土木事務所職員による近接目視点検を実施
   〈2〉 カルテの見直し [概ね10年に1回] 【新規】
       重点点検箇所とそれ以外の状況変化が見られる点検箇所や対策済箇所等について,専門技術者による劣化等
     の診断と評価を実施し,防災カルテの見直しを行う。
   〈3〉 日常・災害点検 【従来から実施】
      点検対象道路のり面全てを対象に,土木事務所職員による日常パトロールや豪雨や地震後の災害パトロールに
     おいて,遠望目視点検を行う。

 

3 今後の進め方
   「道路のり面維持保全計画(第1期)」を今年度中に策定する予定であり,計画終了時には検証を行い次期計画に反映
  し,また点検方法における新たな知見や新技術等を積極的に取り入れる等,道路のり面の適切な維持管理に努めていき
  ます。
  

(参考)点検対象箇所数


道路のり面維持保全計画(第1期)

Adobe Reader の入手
PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

お問い合わせ先

京都市 建設局土木管理部土木管理課

電話:075-222-3568

ファックス:075-212-3092

フッターナビゲーション