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平成26年度 学習会・勉強会を開催しました。

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2022年8月19日

平成26年度 学習会・勉強会の開催について

京都市では,京都が水に対する意識の高いまちとなることを目指し,次世代を担う学生や子供たちに,川や水害のことをもっと知ってもらうため,平成23年度から学習会・勉強会をスタートしました。

学習会・勉強会を開催しました。

「まちづくり学習」(京都市立伏見工業高校)(平成26年5月,10月,11月,12月)

<テーマ> 「まちづくり学習会」勉強会

<日にち> 平成26年5月2日

<場 所> 京都市立伏見工業高校

<参加者> システム工学科の生徒(3年生) 約40名

 伏見工業高校システム工学科では,まちづくりの実務を学習されており,「交通」「景観」「防災」の3分野に分かれ,各分野の専門家の方が講義を行うことになっています。今回の授業のテーマが「景観」であることから,河川の整備に伴う環境整備事業や多自然川づくりが「景観」と深く関わるため,伏見工業高校西側を流れる東高瀬川をはじめとする京都市の河川改修事業について紹介しました。

 授業を受けた生徒からは,河川事業全般に関わる質問や,河川事業に対する「景観」の考え方等について質問が出ました。

 【主な質疑応答】

 Q 一級河川とは何ですか?

 A 国土交通大臣が,重要な水系を一級水系と定めていて,その水系に含まれていていれば一級河川。


京都市が取り組んでいる河川改修事業について紹介しました。

<テーマ> 「まちづくり学習」中間発表会

<日にち> 平成26年10月17日

<場 所> 京都市立伏見工業高校

<参加者> システム工学科の生徒(3年生),地元の方々,河川整備課 約50名,

 伏見工業高校システム工学科では,上記のまちづくりに関する「防災」「景観」「交通」の講義を受けて,生徒が地域との連携やフィールドワークなどを行い,まちづくりに対する認識を深めるとともに,自分たちのまちの状況を把握し,様々な課題を発見し,それを解決する方法を考え提案する学習がなされており,その中間発表会が開催されました。

 「まちづくり学習」へは,河川整備課のほか,各分野の方による講義が行われており,参加者からの生徒へ向けた様々な意見・質問が寄せられていました。

 【主な意見】

1 「防災」

 ・集合場所と避難場所は違う場所であり,別として考えてほしい。

 ・水災に関する検討も加えるべきである。

2 「景観」

 ・3Dシミュレーションの出来栄えが良く,驚いた。

 ・アスファルトが無い地道は景観に悪いというまとめ方があったが,景観に良いとの意見もあるので,良いこともあることを知って学習を進めてほしい。

3 「交通」

 ・生徒それぞれが考えた案を発表されたが,最終案として決めるものは一つなので,個別案を話し合ってまとめてほしい。

 ・老人に対するアンケートがとられていないので,利用者に広く意見を聞いた案として,まとめてほしい。


自分たちがまちを良くしていくよう,いろんな意見を排除せずに,柔軟な発想による提案がありました。

<テーマ> 「まちづくり学習」東高瀬川清掃活動

<日にち> 平成26年11月11日

<場 所> 東高瀬川(下川原橋(伏見工業高校南)~高橋(国道24号))

<参加者> 砂川学区自治連合会,伏見工業高校システム工学科の生徒(3年生),砂川小学校の生徒(4年生),河川整備課他 約100名

 伏見工業高校システム工学科の「まちづくり学習」において,「地域の問題点を発見し解決する」ことを目標とした学習がなされています。

 その中で,伏見工業高校に隣接する東高瀬川周辺の環境改善を目指し,ゴミや不法投棄がもたらす河川環境の悪化から環境改善を目標とする取組として,伏見工業高校と地元の方々及び小学生が行う東高瀬川周辺の清掃活動が実施されました。

 清掃活動をみんなで実施することで,小学生や高校生,地元の方と交流が深められました。参加した小学生たちは,東高瀬川の水辺における植物や生物の生息環境にも興味を持ちながら,楽しそうに清掃活動に参加していました。


高校生がまとめ役となり,小学生,地元の方々みんなが一体となって清掃活動に取り組みました。


地元の方が小学生に,川に生えている草から舟をつくる方法を教えられて,つくった舟を川に浮かべて遊んでいました。

<テーマ> 「まちづくり学習」最終発表会

<日にち> 平成26年12月19日

<場 所> 京都市立伏見工業高校

<参加者> システム工学科の生徒(3年生),地元の方々,河川整備課 約50名

 中間発表会に引き続き,伏見工業高校システム工学科の生徒による「まちづくり学習」(「交通」「景観」「防災」の3分野)の最終発表会が開催されました。

 授業のテーマである「景観」について,当課からは行政の河川事業に係る視点から質問をする等,参加者と生徒が相互に理解を深めました。

 【主な意見】

1 「防災」

 ・地元に避難ルート案の提案等について,自治会長と打合せをしてほしい。

2 「景観」

 ・住民の集合スペースとして,河道内に階段を設けているが,東高瀬川の流量を確認したうえで検討を行ってほしい。

3 「交通」

 ・交通安全面から優れている無電柱化案は出ていましたか。


中間発表会での様々な意見,生徒それぞれの意見を踏まえて,最終発表が行われました。

京都市政出前トーク(同志社大学)(平成26年7月)

<テーマ> 最近の川づくり

<日にち> 平成26年7月8日

<場 所> 同志社大学

<参加者> 同志社大学の生徒他 10数名

 本市では,市民の皆様へ市政に関する理解を深めていただくとともに,これからのまちづくりについて共に考えるきっかけとするため「京都市政出前トーク」を実施しています。

 河川整備課が,「わたしたちの水」のテーマである「最近の川づくり」について説明を行い,住民参加の川づくり(有栖川,堀川,高瀬川),生態系に配慮した川づくり(長代川,善峰川),親水性に配慮した川づくり(七瀬川)の事例など,京都市の河川改修事業を紹介しました。

 受講された生徒などから,河川事業全体に関すること等,質問が寄せられました。


受講された学生さんは熱心に話を聞いていました。

堀川水辺環境整備事業などの説明会(JICA(ブラジル)研修)(平成26年10月)

<テーマ> 都市河川再生事業の見学と講義

<日にち> 平成26年10月3日

<場 所> 堀川(現地見学),西陣織会館(説明会)

<主 催> 独立行政法人国際協力機構関西国際センター(JICA)

<参加者> ブラジル研修員,通訳兼コーディネーター,株式会社日水コン,上下水道局下水道部計画課,河川整備課  約15名

 独立行政法人国際協力機構関西国際センター(JICA)から,都市河川の再生と下水道の事例をブラジルの方に紹介したいとの研修依頼により,都市河川の再生と下水道整備の具体例である堀川水辺環境整備事業などの説明会及び見学会が開催されました。

 説明会は,堀川における下水道事業の説明を本市上下水道局下水道部計画課が行い,堀川及び本市の河川事業の説明を,河川整備課が行いました。

 説明会では,堀川及び本市の河川事業における浸水対策について,質問が寄せられました。

【説明会の様子】

 堀川水辺環境整備事業及び下水道における合流改善・浸水対策について説明しました。


堀川水辺環境整備事業について,翻訳を介して,わかりやすいよう心がけて説明しました。


堀川地域における下水道幹線について,身振り手振りを交えながら,丁寧に説明しました。

【見学会の様子】

 堀川の歴史,雨水吐口(閉口)など下水道の運用状況について質問がありました。


堀川の歴史のほか,雨水吐口(閉口)など下水道への質問がありました。

まなびや2014(平成26年10月,11月)

<テーマ> まなびや2014[京都市立高倉小学校の児童等への事業紹介]

<日にち> 平成26年10月31日

<場 所> 元立誠小学校

<主 催> まなびや2014実行委員会,立誠社会福祉協議会,立誠自治連合会など

<参加者> 高倉小学校,地元の方々,河川整備課

 元立誠小学校において毎年秋に開催されている文化イベント「まなびや」において,高倉小学校の子供たち(4年生)と地元の方々のふれあいの場があり,河川整備課から,現在実施している高瀬川の改修事業について紹介を行いました。

 子供たちや地元の方々から,積極的に高瀬川の改修における意見・質問が寄せられました。

 ※まなびや2014とは…

 元立誠小学校で行われる文化イベントで,平成13年度に開催された「大人の学校ごっこ」を始まりとして毎年開催されており,今年は,高瀬川開削400周年記念イベントにも位置づけて実施(展示,映画,トークショー,出店など)

 【主な質疑応答】

1 クイズ

 Q1 高瀬川って,どうやってできた?

 A1 人がつくった。

 Q2 高瀬川って,何歳だろう?

 A2 400歳。

 Q3 高瀬川の長さは?みなさんが手をつないだら,何人ならべる?

 A3 4000人くらい。(高瀬川は約4500m。身長120㎝の子供が並ぶと3750人)

 Q4 高瀬川の工事は何のため?

 A4 川の水がなくなるから。

 Q5 どうやって水がなくならないようにする?

 A5 (1)コンクリートで強くする,(2)水がもれないシートをいれる,(3)ていねいに工事をする

2 その他

 Q 河川の流水は,工事中どう流れているの?

 A 水替えといって,河川を締め切って水が流れないようにして,代わりに大きなパイプを設置し,大きなパイプで水を流しています。


高瀬川の歴史,改修に至った経緯などをクイズ形式で紹介しました。


積極的に手を上げて,みんなで高瀬川の理解を深めました。

<テーマ> まなびや2014[報告会]

<日にち> 平成26年11月3日

<場 所> 元立誠小学校

<主 催> 立誠自治連合会

<参加者> 京都市長,中京区役所,地元の方々,河川整備課 約60名

 「まなびや2014」の中で開催された報告会において,河川整備課から,高瀬川改修事業についての紹介を行いました。

 本市からは,河川整備課のほか,中京区役所から高瀬川開削400周年記念で実施したライトアップやプロジェクションマッピングついて報告がありました。その他に,日々高瀬川の清掃活動を実施しておられる「新洗組」の活動報告が行われ,京都市長による総括で閉会となりました。


ライトアップやプロジェクションマッピングの報告


高瀬川改修事業の紹介


本会の総括

お問い合わせ先

京都市 建設局土木管理部河川整備課

電話:075-222-3591

ファックス:075-213-1213

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