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「京都市緑の基本計画」【平成22年~令和7年】

ページ番号77122

2010年3月24日

「京都市緑の基本計画」について


京都市では、大切な緑を守り増やし、緑あふれるまちを実現するため、平成11年2月に緑の総合計画である「京都市緑の基本計画」を策定し、様々な取組を進めてきました。

しかしながら、策定から10年が経過し、私たちを取り巻く環境も大きく変化をしてきたため、計画の改定に向け京都市都市緑化推進協議会での議論や、市民の皆様からの御意見募集を基に検討し、平成22年3月に新たな「京都市緑の基本計画」を下記のとおり策定しました。

計画策定の目的

この10年間で、地球温暖化やヒートアイランド現象の深刻化など、私たちを取り巻く環境は大きく変化しており、市民生活への影響が懸念されます。また、「環境モデル都市」である本市では、ますます大切な緑をつくり、守り、育てていくため、新計画には以下の3つの視点を反映させました。

  1. 地球温暖化対策の推進
  2. ヒートアイランド対策の推進
  3. 新景観政策の推進

キャッチフレーズ

「きょうからつなぐ 地球のみどり」

目標年次

2025年(令和7年)

基本理念

(1) 地球と生物にやさしい緑にあふれた「環境共生のまち」をつくる。
(2) 歴史的景観や緑の文化を未来へ引き継ぐ「歴史と伝統のまち」をまもる。
(3) 緑の優しさにつつまれた思いやりのある「安心・安全のまち」を育てる。

基本方針

(1) 周辺の山々と山すその緑の保全、マネジメント

 ~地球温暖化対策を推進し、京都の歴史的景観を守り、育てる~

(2) 市街地の緑の保全、創出、活用

 ~ヒートアイランド対策・防災に資する都市の緑を創出する~

(3) 水と緑のネットワークづくり

 ~生態系ネットワーク、風の道を創出する~

(4) 市民・事業者との協働による緑豊かなまちづくり

 ~京都力を結集し、かけがえのない緑を未来へ継承する~

緑の目標

 「緑化の目標」(緑被率※)及び「公園整備の目標」(市民1人当たりの公園面積)を設定しました。

 ※空から見た区域に占める緑で覆われた土地の割合。平面的な緑を算定する指標。

 市街地の緑:現状の緑被率35%から37%へ

 公園面積:市民1人当たり現状4.68㎡から10㎡へ

緑視率の導入

  「量から質への転換」を図るため、人の目に映る立体的な緑を評価する指標で、市街地での市民の緑に対する満足度に寄与する、いわゆる「緑の質」を表す「緑視率」を新たな指標として導入します。

緑の配置方針

本市の緑のあるべき姿を示す「緑の将来像」を緑のネットワークとして具現化しました。

都市公園の整備方針

地域の核となる公園を市民・事業者等との共汗・協働により整備します。

緑地の保全及び緑化の推進のための施策

緑に関連する施策を「融合」の観点から包括的に取り込み、52の具体的施策を位置付け、特に、「緑視率」の増加に寄与する施策を中心に、先導的、重点的に取り組むべき16の具体的施策を「柱となる施策」としました。


「京都市緑の基本計画」 冊子データ

「京都市緑の基本計画」(概要版)

「京都市緑の基本計画」(本編)

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市民意見募集について

新たな「京都市緑の基本計画(素案)」に対する市民意見募集結果

  • 市民意見募集結果(PDF形式, 364.99KB)

    平成21年11月2日~12月2日に実施した、新たな「京都市緑の基本計画(素案)」への市民意見募集結果とそれに対する本市の考え方を掲載

計画の推進について

「京都市緑の基本計画」を着実に推進していくため、下記のとおり実施計画を策定しています。

詳しい内容はリンク先のページをご覧ください。

実施計画に位置付けた事業の進捗状況については、以下のページで公表しています。

お問い合わせ先

京都市 建設局みどり政策推進室

電話:075-222-4114

ファックス:075-212-8704

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