平成26年度第2回京都市医療・福祉施設の省エネ・節電対策普及研究会について

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2015年2月27日

平成26年度第2回京都市医療・福祉施設の省エネ・節電対策普及研究会について

 「京都市医療・福祉施設の省エネ・節電対策普及研究会」は,民生・業務部門の中でも一般に単位面積当たりのエネルギー消費量が大きい医療・福祉施設を対象として,平成25年度から省エネ・節電対策の普及を目的に活動してきました。

 京都市では,エネルギーの使用量を把握し,エネルギーを賢く使うことができるシステム「BEMS」を普及させ,民生・業務部門における省エネ・節電対策を支援するため,平成26年8月に「BEMS普及コンソーシアム京都」を設立し,本研究会は,この「BEMS普及コンソーシアム京都」の研究会の一つとして正式に位置づけられました。

 この度,平成26年度第2回研究会を次のとおり開催しました。

日時

 平成27年1月27日(火曜日) 午後1時30分~3時30分

場所

 京都府旅館会館 7階会議室

内容

1 挨拶(京都市地球環境・エネルギー政策監)

2 研究報告

(1) 平成26年度冬季の省エネ対策について

(2) 第1回研究会報告の追加説明について

3 その他報告

(1) 医療・福祉施設のBEMS導入事例について

(2) 京都市民生・業務部門民間施設BEMS先行導入支援補助金の交付決定について

(3) エネルギー管理専門家の派遣実績について

議事要旨

 「平成26年度冬季の省エネ対策」,「第1回研究会報告の追加説明」及び「医療・福祉施設のBEMS導入事例」について議論しました。

平成26年度冬季の省エネ対策について

〇省エネ効果の算定では,平均気温差1℃あたり3%影響するものとして外気温度補正をしているが,補正内容は各社・事業者・自治体により異なるので,この辺りのノウハウも共有できればと思う。

〇電力・ガス使用量については,10月・11月の削減効果が大きく,12月の削減効果は小さくなっている。これは,10月・11月に施設側で空調設備をこまめに運転管理した効果が現れている。具体的には,空調設備のポンプをこまめに運転停止することで大きく削減したものである。見方を変えると,12月は無駄な部分がほとんど残されていないと思われる。

〇電力・ガス使用量が総量で表示されているが,BEMSを導入すれば,使用量の細かい内訳も把握できる。どの辺りが削減でき,どの辺りの削減が難しかったなど,色々チェックするためにも細かい内訳で表示した方がいいと思う。

〇夏季の省エネ対策の際は,働いている職員に確認し,無理を強いるような省エネをしていないことを検証した。冬季についても同様に検証してもよかったと思う。

〇BEMSを導入して削減したで終わるのではなく,今回の結果を,情報や知見として他の医療・福祉施設の方々に理解いただき,適用していただけるようにすべきだと思う。

〇利用者・運用者に対して無駄をどのように気付かせるかについて,資料化してコンソーシアムで共有できれば,大きな成果となる。

〇機器の効率をどう改善するかについて,今回の場合,暖房用の温水温度をかなり下げて運転したにもかかわらず,12月は改善効果が見えなかった。また,電力とガスがほぼ同じような下がり方をしている。これらの理由を知りたいと思う。

〇コンソーシアムでは,様々な施設にBEMSを導入できるように考えており,そのためには導入パターンを一般化する必要がある。色々な対策メニュー毎に,こういう施設では効果がある・ないなど星取表のようなものができれば,コンソーシアムの資産となる。

〇今回の桃陽病院へのBEMS導入については,補助金を考慮した純投資額で計算すると3年で回収できるため,妥当なものと考える。

〇BEMSの導入コストは,計測箇所を絞り込むことで抑制することも可能である。

〇今回は無駄の発見があり削減されたが,スタッフにどのような行動の変化があったのか明らかになればよかったと思う。

〇今回は国の補助金を活用しており,最低5年間はBEMSを利用し,必要に応じて報告する必要がある。BEMSの耐用年数については,主要機器である計測機器,サーバー,シーケンサは,一般的に5年以上は問題なく使える。

第1回研究会報告の追加説明について

〇外気を利用した冷房については,窓を開けるものではなく,冷房用の冷水を共用部分のみ停止して実現するものである。居室部分には冷水を送っているので,今までどおり冷房することも可能である。

医療・福祉施設のBEMS導入事例について

〇空調というものは,空調の恩恵を受ける側の立場から判断すべきである。湿度が低ければそれ程温度を下げなくてもいいなど,温度だけではなく,湿度についてもサービスを受ける側からきめ細かな管理や基準があってもいいと思う。

〇温度測定位置を下げ,人が感じる温度でエアコンを制御し,使用電力を抑制している。人の快適性を維持するため,湿度も考慮したBEMSを現在開発している。

〇デマンドピーク時などにコンプレッサーをオンオフ制御し,使用電力を抑制している。長年の経験で,コンプレッサーを3分停止しても人は気付かないため,温度管理をしていない。エアコンのコントローラーではなく,機械側で制御するため,従来よりも設定温度を下げても問題ないと説明している。また,施設や学校などで,お年寄りや生徒が勝手に設定温度を変えることがあるが,このシステムでは問題はない。

〇快適性は,同じ温度でも人によって異なる。温度を一律に管理することが入居者にとっていいのか悪いのか,医療・福祉施設では特に気にされる。その対策として,食堂・廊下などの共用部分のみを制御対象とし,居室は制御していない。

その他

〇京都市民生・業務部門民間施設BEMS先行導入支援補助金の2次募集を2月9日まで行っており,特に宿泊施設,店舗,事務所の申請を期待している。

〇BEMS普及コンソーシアム京都エネルギー管理専門家派遣事業も3月31日まで行っており,来年度も引き続き事業を行う予定である。

〇次回の研究会は,3月17日(火曜日)に開催する予定である。

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