平成25年度第1回京都市医療・福祉施設の省エネ・節電対策普及研究会について

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2014年4月18日

平成25年度第1回京都市医療・福祉施設の省エネ・節電対策普及研究会について

 本市では,温室効果ガス排出量が増加傾向にある民生・業務部門の対策強化を図るため,事業者,大学,京都市など様々な主体が協働して,効果的な省エネ・節電手法の検討等を行う「民生・業務部門施設への省エネ・節電対策普及事業」を実施することといたしました。

 今年度は,本市の所有する医療施設に,エネルギー管理システム(以下,「BEMS1」という。)を導入し,得られた情報をもとに,医療・福祉施設における効果的で多様な省エネ・節電手法を検討してまいります。

 このため,学識経験者,関係団体,民間企業(BEMSアグリゲータ2等)及び京都市により構成する研究会を設置し,BEMSの持つ機能の検証,有効な活用方法及び普及促進策の研究を進めることとしています。

 この度,第1回研究会を下記のとおり開催いたしますので,お知らせいたします。

(※1)BEMS:Building Energy Management Systemの略語であり,ビル等の建物内で使用する電力使用量等を計測蓄積し,導入拠点や遠隔での「見える化」を図り,空調・照明設備等の接続機器の制御やデマンドピークを抑制・制御する機能等を有するシステムのこと。

(※2)BEMSアグリゲータ:一般社団法人環境共創イニシアチブにより認定された,施設へのエネルギー管理              システムの導入及びエネルギー管理支援サービス(電力消費量を把握し,節電を支援するサービス)を実施する事業者。

概要

日時 平成25月8月2日金曜日 午後2時~午後4時

会場 京都市役所本庁舎G会議室

研究会構成 学識経験者等15名

内容

 (1) 研究会設置の趣旨,進め方

 (2) エネルギー管理の現況と動向

   ア 「建築物のエネルギー管理について」(立命館大学理工学部 近本智行 教授)

   イ 「医療施設へのBEMS導入事業報告」(BEMSアグリゲータ)

 (3) 意見交換

広報資料

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議事要旨

○京都市医療・福祉施設の省エネ・節電対策普及研究会の設置について

・京都市における温室効果ガス排出量は,産業部門,運輸部門では減少しているものの,商業・サービスなどの民生・業務部門と民生・家庭部門は増加傾向である。

・医療・福祉施設は民生・業務部門を代表する施設の1つであり,かつ,24時間365日稼働するという特性から,1施設あたりのエネルギー消費量が多くならざるを得ない。このため,関係団体の協力を得ながら省エネ・節電手法を検討するため本研究会を設置することとした。

・やみくもな削減は我慢を強いることになりできないので,我慢を強いない省エネ・節電の手法について研究が必要である。これにはエネルギー管理システム(以下,「BEMS」という。)によるデータ解析が有効な手段として考えられる。

・BEMSは一般化している装置ではなく,本研究会では(1)BEMSに関する基本知見の確認,(2)BEMSのモデル導入の観察,(3)BEMSにより得られるエネルギー消費量のデータの検証を実施する。

・(1)~(3)のプロセスを研究会で共有し,BEMSの有効性と課題を確認できれば,BEMSの活用法と成果を情報発信していく。

(議論のポイント)

・医療施設では医療設備や病室の空調設備等,どうしても使用しなければならない設備が多く,夜間も運用するため,削減が可能な部分は他業種に比較して少ないが,削減に向けて既に最大限の努力はしている。

・古い施設では,耐震化等他に優先する課題を抱えている場合があり,省エネの意欲が生じないこともよくある。

・厚生労働省の統計によれば,高齢者による熱中症の死亡の約4割が室内で生じており,省エネに取り組む際にも居室の室内環境には常に気を配る必要がある

○建築物のエネルギー管理について

・BEMSはそれ自身がエネルギー使用量を下げるものではなく,その後の運用に結びつけて省エネを図るものである。

・BEMSは我慢を強いる内容を提案するものではなく,無駄の発見と改善の検討に用いるものである。

・国は省エネ・節電の専門家(BEMSアグリゲータ)によるエネルギー管理支援サービスをセットにBEMSの補助制度を運用している。

○京都市桃陽病院におけるBEMSの設置

・BEMSのモデル導入の対象施設は,京都市の所有する中規模医療施設である京都市桃陽病院とする。

・インターネットを介して電力・ガス使用量を容易に閲覧できるのはもちろんのこと,使用量データに基づく省エネ分析や,設備の一部制御ができるシステムを設置する。

・BEMSアグリゲーターの業務として,京都市桃陽病院では14のポイントについて対策と費用対効果を提示する。

・計測点が多いほど精度は高くなるが,やみくもに増やさず必要最小限に計測点を絞り,普及のため性能と価格のバランスを踏まえたシステムが望ましいと考える。

・京都市桃陽病院では,如何に不便にならずに省エネを達成できるのかが大きな課題である。

○その他

・京都市桃陽病院は築30年を経過した医療施設であるが,運用は福祉施設に近い部分があり,医療施設だけではなく,福祉施設にとっても取組が参考になる。

・省エネの取組は労力がかからず継続的に実施できる内容であることが重要である。

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