京都市ごみ収集業務改善実施計画について

　この計画は，「京都市ごみ収集業務改善検討委員会」からの報告書を踏まえ，平成20年11月に発表した計画骨子に基づき，ごみ収集業務の50パーセント民間委託化や競争入札の導入による効率化等についての具体的な実施計画として策定したものです。

（1）　京都市の置かれている現状及びごみ収集業務改善検討委員会の報告書を踏まえた，ごみ収集運搬部門における業務改善・改革のための実施計画

（2）　廃棄物処理を中心とした業務にとどまらず，市民との「共汗（きょうかん）」により，「地球にやさしい環境共生のまちづくり」を進めるため，今後おおむね5年間に取り組む施策を掲げる。

（3）　環境局における徹底した行財政効率化の方針を示す。

（1）　民間委託化の推進と新たな契約手法の導入　【徹底した効率化】

　　・平成27年度当初に，民間委託化率50パーセントを達成

　　・委託先を競争入札により決定　など

（2）　地域との連携に基づく総合的な環境行政の展開　【共汗（きょうかん）】

　　・11あるごみ収集区域を7区域へと再編し，ごみ減量や美化活動等を支援する拠点機能を各区に整備

　　・地域ごとにごみ減量目標を設定　など

（3）　市民感覚を重視したサービスの徹底　【市民感覚】

　　・市民の視点で業務を点検し，改善につなげる市民参加による評価制度の導入　など

（4）　人材育成と意識改革の徹底による組織の活性化　【人材育成と意識改革】

　　・市民と共に環境にやさしいまちづくりを総合的に進める人材の育成　など