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上京区の史蹟百選/選仏寺

ページ番号12902

2008年10月21日

Fエリア
選仏寺
選仏寺

 臨済宗建長寺派の選仏寺は,宝暦年中(1751~64)に仏日が開基しました。重要文化財の絹本著色中峰和尚像は,中国元時代の禅僧として著名な中峰明本の頂相画です。中峰和尚は天目山に住した高僧で,日本から入元した僧で参禅したものは少なくありません。至治3年(1325)に61歳で亡くなっていますから,自賛により描かれた時代も推定できます。おそらく入元僧が持ち帰ったものでしょう。
 選仏寺のあたりは天神道の名が示すように,北野天満宮に関係する社があったところで,一ノ保から七ノ保に分かれて北野の神人が神饌を調理していました。その名残が瑞饋神輿として受け継がれています。

DATA
・天神道上ノ下立売上る 北町

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