上京区の史蹟百選/紙屋川

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2008年10月21日

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紙屋川
紙屋川

 上京区の西の境となっているのが紙屋川です。今では民家の間を流れる川幅5メートル程の深い川となっており下流では天神川と名を変えます。源流を鷹峯の山中に発し,柏野(かえの)を経るところから柏(かえ)川ともいい,平安京の西堀川に相当しました。今では水流も少なくなっていますが,昔は荒れ川であつたようです。
 平安時代にはこの川のほとりで朝廷御用の紙を漉く紙座を組織し紙屋院が取り締まっていました。反古紙を漉きかえしたため墨色が残り紙屋紙といわれました。
 また朝廷の重要な祭儀の前には,この川の上流で潔斎をおこなったために荒見(あらみ)川といいました。荒見とは散斎(あらいみ)のことで,今も衣笠に荒見町や大祓町の地名が残されています。

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