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上京区の史蹟百選/浄土院

ページ番号12878

2008年10月21日

Fエリア
浄土寺
浄土寺

湯たく山茶くれん寺と呼ばれる浄土院は,宗印を開基とする浄土宗の尼寺で,もとは般舟院の隠居所でした。
 本堂には重要文化財の木造阿弥陀如来坐像が安置されています。この像は高さ87.6センチ,金泥漆箔で,内部に永長元年(1096)12月26日始の銘があって,その作期が明らかです。また本堂の屋根には初代楽長次郎の作と伝えられる陶製の寒山拾得像一対が置かれています。
 寺伝では豊臣秀吉が北野大茶会の途次,この寺に立ち寄り茶を所望したところ,住持が茶の湯に未熟なために白湯ばかり供するので,秀吉はますます茶を要求しました。そのため湯沢山(たくさん),茶くれん寺という異名がつけられたといいます。

DATA
・今出川通千本西入 南上善寺町

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