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上京区の史蹟百選,区民誇りの木/雨宝院,アカマツ・歓喜桜

ページ番号12501

2008年10月21日

Cエリア
雨宝院
雨宝院

 大きな時雨の松に境内全体がおおわれているような雨宝院には,本堂以下多くのお堂が所狭しと建ち並んでいます。北向山と号する高野山真言宗で,西陣聖天といわれています。
 寺伝では弘仁12年(821)嵯峨天皇の病気平癒を空海が祈り,六臂の歓喜天を安置したのが始まりとされています。歓喜天(聖天)は象頭人身の像で,当初,千本五辻の大聖歓喜寺内にありましたが,応仁の乱後,雨宝院のみが現在の地に再興されました。
 観音堂には重要文化財の木造千手観音菩薩立像が安置されています。211.5センチという平安時代中期の量感豊かな一木造です。
 このほか境内には,不動堂,稲荷堂,庚申堂のほか,よく染まるとされた染殿の井や歓喜桜があります。

DATA
・上立売通智恵光院西入 聖天町

 

■誇りの木
アカマツ
・高さ 8.10m   
・枝張 15.3m
・幹周 1.49m
・まつ科/常緑高木

 

歓喜桜
・高さ 3.0m   
・枝張 4.0m
・幹周 0.34m
・ばら科/落葉高木

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