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アリが気になったら

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2022年6月20日

 「庭にいるアリはヒアリではないか。」といった御相談をお受けすることがあります。

 平成29年6月,兵庫県尼崎市において,日本で初めて「ヒアリ」が中国からの貨物コンテナの中から発見されました。同年10月には大阪港で陸揚され,京都府向日市の事業者敷地に運ばれたコンテナの内部からも発見されています。向日市で発見されたヒアリは直ちに駆除され,その後の環境省による調査においてもヒアリは確認されておりませんので御安心ください。

 アリは,日本国内に約300種類が生息していると言われています。とても小さく,普段は目に留まらないことから,見慣れないアリを目にするとヒアリと区別がつかず不安になることもあるでしょう。

 市役所等へ「ヒアリではないか」と御相談のあったアリ達の特徴を御紹介しますので,参考にしてください。

京都で見られるアリ達

1 ヒメアリ


ヒメアリ(働きアリ)

 体長約1.5ミリメートルととても小さい。体が黄色~黄褐色,腹部が褐色~黒褐色で,対表面は滑らかで光沢がある。

2 オオズアリ


オオズアリ(働きアリと兵隊アリ)

 働きアリの体長は約3ミリメートル。兵隊アリの体長は約4.5ミリメートル。体色は頭部と腹部が黒褐色で,他は赤褐色。頭部が大きい。

3 ハリブトシリアゲアリ


ハシブトシリアゲアリ(働きアリ)

 体長2~3.5ミリメートル。体色は褐色から黒褐色。

4 キイロシリアゲアリ


キイロシリアゲアリ(女王アリ)


キイロシリアゲアリ(働きアリ)

 体長2~3ミリメートル。体色は黄色っぽい褐色。腹部の後半部がやや暗色。

5 ムネアカオオアリ


ムネアカオオアリ(働きアリ)

 体長7~12ミリメートルと大型。胸部の赤色が特徴。頭部及び腹部は黒色。

6 アメイロアリ


アメイロアリ(働きアリ)

 体長2~2.5ミリメートル。頭部及び腹部は黒褐色。胸部が黄褐色。つやつやと光沢が強い。腹柄節は1節。

7 トビイロシワアリ


トビイロシワアリ(働きアリ)

 体長2.5ミリメートル。体色は褐色~黒褐色。

8 トビイロケアリ


トビイロケアリ(働きアリ)

 体長2.5~3.5ミリメートル。全体的に黒褐色。胸部は比較的,淡色の場合が多い。

9 サクラアリ


サクラアリ(働きアリ)

 体長1~1.5ミリメートルの小型のアリ。体色は褐色で,触覚や脚は黄褐色。胸部が短い。

10 アリグモ


ヤガタアリグモ

 アリに似ているが「クモ」の仲間。脚が8本あるのでヒアリとはすぐに区別がつく。

話題のアリ達

1 ヒアリ


ヒアリ(環境省ホームページから)

 働きアリの体長は約2.5~6ミリメートル。全体的に赤みがかった茶色で腹部が暗色。つやつやとした光沢がある。ひとつの巣にまちまちの大きさの働きアリがいる。胸部と腹部の間の腹柄節(こぶのような出っ張り)が2つある。

2 アカカミアリ


アカカミアリ(環境省HPから)

 体長3~5ミリメートル。全体的に赤茶色。攻撃性及び毒性はヒアリに比べ強くはないが,毒針で刺すことがある。京都府下では侵入(発見)の情報はない。

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