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平成28年の京都市における自殺者数について

ページ番号216624

2017年3月23日

京都市では,誰もが自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して,平成22年度に策定した「きょう いのち ほっとプラン(京都市自殺総合対策推進計画)」に基づき「きょうほっと あした~くらしとこころの総合相談会~」をはじめとして,様々な自殺対策に全力で取り組んでまいりました。

 本日,厚生労働省から平成28年の自殺者数(警察庁自殺統計 確定値)が発表され,京都市は,前年から12人減となる「213人」,(自殺死亡率は前年から0.85ポイント減の「15.0」)と,京都市における同統計が出された平成21年以降で最少の自殺者数となりましたのでお知らせします。

自殺者数は減少傾向となっていますが,かけがえのないいのちが自らの手で断たれることがないよう,今後とも関係機関・団体と連携して対策を一層推進してまいります。

1 京都市における自殺者数の推移

京都市における自殺者数の推移

京都市

全国

自殺者数

自殺死亡率(*)

自殺者数

自殺死亡率

平成21年

350

25.24

32,845

25.70

平成22年

346

24.98

31,690

24.70

平成23年

322

23.29

30,651

24.00

平成24年

270

19.54

27,858

21.80

平成25年

256

18.020

27,283

21.40

平成26年

273

19.22

25,427

20.00

平成27年

225

15.85

24,025

18.90

平成28年

213

15.0

21,897

17.30

 * 自殺死亡率:人口10万人当たりの自殺者数

2 今後の取組

京都市では,「きょう いのち ほっとプラン(京都市自殺総合対策推進計画)」を今年度中に改定(計画期間は平成29年度から5年間)したうえで,これまでの自殺対策の成果を継承しつつ,「京都市地域自殺対策推進センター」を新たに設置して,若年層の自殺防止策や普及啓発を一層強化してまいります。

【参考】本市の主な自殺対策

○「きょう ほっと あした~くらしとこころの総合相談会~」

平成24年度から弁護士,心理士,保健師,僧侶など7名の専門家に1箇所で相談できる総合相談会を定期的に開催しています。僧侶と連携しているのは京都ならではの取組ともいえ,このような多くの専門家と相談でき,かつ継続して定期的に開催している相談会は他都市では類を見ない取組です。

 

 ○ゲートキーパー養成研修

多くの市民や相談支援者に対し,悩みを聴き,必要な支援につなげる「ゲートキーパー」の養成研修を実施しています。

 

 ○自死遺族・自殺予防こころの相談電話「きょう・こころ・ほっとでんわ」

自死により親しい人をなくしたつらさや,死にたいと感じるほどのつらい気持ちを聞き,一緒に考えていく相談電話です。

 

 ○インターネットを活用した普及啓発

フェイスブック「われらは京都市ゲートキーパーズ!!」の配信や,こころの健康増進センターホームページ内の「悩んでいるあなたへ」というスマートフォン対応ページの配信等,若者に向けた自殺予防に関する普及啓発に取り組んでいます。

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お問い合わせ先

京都市 保健福祉局障害保健福祉推進室こころの健康増進センター

電話:075-314-0355

ファックス:075-314-0504

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