予防接種に関する事務に係る「特定個人情報保護評価書」の公表について

　マイナンバー法に基づく制度上の保護措置の一つであり、国民の信頼を確保するため、特定個人情報（マイナンバーを含む個人情報）を取り扱う事務について、個人のプライバシーの保護に対して適切な措置を講じることを特定個人情報保護評価書により宣言し、公表する手続きです。

　事業ごとに、対象人数の多募等によって評価の要否を判断のうえ、評価不要のものを除き、「全項目評価（30万人以上）」「重点項目評価（10万人以上30万人未満）」「基礎項目評価（1千人以上10万人未満）」のいずれかを実施することとされています。

　また、全項目評価については、さらに次の手続を行います。

1　評価書を公示し、評価書に対する市民の皆様からの意見を聴取します。

2　学識経験者等からなる「京都市情報公開・個人情報保護審議会」から意見を聴取します。

　予防接種に関する事務については、対象人数が30万人以上であることから、全項目評価を実施します。

特定個人情報保護評価は、以下に該当する時は評価を再実施することとされています。

1　特定個人情報ファイルに重要な変更を加えようとする場合

2　しきい値判断の結果が変わり、新たに重点項目評価又は全項目評価を実施するものと判断される場合

・初回評価を実施しました（平成27年10月28日）。

・以下の理由により評価を再実施しました（令和3年11月11日）。

　新型インフルエンザ等対策特別措置法（以下「特措法」という。）による予防接種に関する情報（特定個人情報番号88番）の連携が可能となること及び新型コロナウイルス感染症対策に係る予防接種に関する事務について、ワクチン接種記録システム（VRS）を利用し、予防接種対象者及び接種記録の照会・提供を先行して行っており、事後的に特定個人情報評価書の修正を行う必要があるため。

・以下の理由により評価を再実施しました（令和4年11月14日）。

　新型コロナウイルス感染症予防接種証明書のコンビニエンスストア等における自動交付が実施されることにより、評価書の見直しが必要となったため。

　VRSに新型コロナウイルス感染症予防接種証明書の電子交付機能が追加されたこと、及びVRSによる他市区町村への接種記録照会の運用の変更等が行われたことにより、評価書の見直しが必要となったため。

　予防接種に関する事務の全項目評価書に係る市民の皆様からの御意見について、その結果を取りまとめましたので、お知らせします。

初回評価　平成27年8月12日（水曜日）～平成27年9月11日（金曜日）

再実施　令和3年4月23日（金曜日）～令和3年5月22日（土曜日）

　　　　　令和3年6月14日（月曜日）～令和3年7月13日（火曜日）

　　　　　令和4年4月25日（月曜日）～令和4年5月24日（火曜日）

　　　　　令和4年7月1日（金曜日）～令和4年7月31日（日曜日）

　郵送、FAX又は電子メールにより提出（様式自由）

　初回評価　平成27年8月12日（水曜日）～平成27年9月11日（金曜日）　1件

再実施　令和3年4月23日（金曜日）～令和3年5月22日（土曜日）　1件

　　　　　令和3年6月14日（月曜日）～令和3年7月13日（火曜日）　0件

　　　　　令和4年4月25日（月曜日）～令和4年5月24日（火曜日）　0件

　　　　　令和4年7月1日（金曜日）～令和4年7月31日（日曜日）　  0件

　初回評価　平成27年9月25日（金曜日）、平成27年10月28日（水曜日）

　再実施　　 令和3年9月2日（木曜日）、令和3年11月11日（木曜日）

　再実施　　 令和4年11月14日（月曜日）、令和5年2月24日（金曜日）

　京都市情報公開・個人情報保護審議会による第三者点検を実施しました。

　特定個人情報保護評価書の記載内容は、特定個人情報保護評価指針に定める実施手続等に適合しており、特定個人情報保護評価の目的等に照らし妥当であるとの答申を得ました。

　予防接種に関する事務において特定個人情報を取り扱うに当たり、適切な措置を講じたうえで、個人のプライバシー等の権利利益の保護を実施していることを宣言する「特定個人情報保護評価書」を公表しており、ご覧いただくことができます。

　現在、本市で公表している評価書の一覧等については、こちらをご覧ください。

　マイナンバー制度について詳しくお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。