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動物たちも,お風呂は大事!?

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2013年6月5日

動物たちも,お風呂は大事!?

今回はシャンプーケアについてです!

早いものでもう6月に入りましたね!

ここ京都市でも,日中の気温が初夏を思わせる日も多くなって参りました。

 

そんな中,そろそろ冬の寒い時期は敬遠していた愛犬のシャンプーをしようかしら,と思われる方も多いのではないでしょうか?

 

犬の身体は構造上,ベタベタとした脂っぽい汗を多く分泌します。この汗を放置しておくと,空気によって酸化され,独特の臭いを発するようになり,汚れとしても蓄積されていきます。

汚れをとるためにはシャンプーがいちばん!・・・なのですが,愛犬の体を清潔に保ってあげたいという飼い主さんの気持ちとは反対に,シャンプー嫌いのわんちゃんも少なくはないと思います。

 

そこで今回のブログでは,ご家庭での入浴・シャンプーについてアドバイスなどを含め提案していきたいと思います!


日差しも暑くなってきたのでスノコで日よけを設けました!しかし,今の相談所の中庭地面はアスファルトなので,真夏はどうしたものか職員は頭を悩ませています・・・

シャンプーする前に!まず確認☆

さぁ!今からシャンプーするぞ!・・・と意気込む前に,まずは愛犬の体調をしっかりと確認してください!

 

ご家庭でのシャンプーは,浴室を使用されてのケースが多いと思いますが,呼吸器系が弱い子だと,こもった蒸気が刺激となって,激しく咳き込んでしまうこともあります。

また,循環器系に疾患を抱えている子にとっても,お湯で体温が上昇したり,シャンプーによるストレスで心拍数が上がるなどで,心臓に過剰な負荷がかかってしまうこともありますので,十分に注意して行っていただく必要があります。

 

健康な子の場合でも,特に初めてシャンプーするときには以下のことを心がけてください。

 

まず当然のことながら,動物は人の言葉の意味を理解できません。

人の言葉がわからない動物たちは,外部からの刺激を受けたとき,その後に「いいこと」が起こればその刺激は「嬉しいこと」に,「嫌なこと」が起こればその刺激は「嫌いなこと・怖いこと」に分類し学習していきます。

 

犬はこの学習能力が特に強く,またやっかいなことに,一度「嫌い・怖いこと」と学習してしまうと,それを覆すことは結構大変です。特に生後4週齢~13週齢の社会化期と呼ばれる時期は,その子の社会への適応性を身につけるための期間と言われており,この時期に経験する出来事や刺激は特に重要になります。

 

最近では子犬のしつけ教室(パピークラス)も浸透してきたかと思いますが,犬は生涯「学習」し,それに付随する「結果」で自分の行動を選択していく生き物です。そして,同じ「結果」を繰返すうちにその行動は「強化」され,年を追うごとに反応はますます強くなっていきます。

「子犬の頃はそんなに吠えなかったのに,大人になるにつれてやたらと吠えだして・・」といったようなケースは,吠えることでその子にとって利益がある,と思い続けたことが「強化」された結果です。

 

さて,シャンプーの話に戻しますが,いきなりお湯をかけたりドライヤーの熱風をあてるのでなく,まずは少しずつ慣れさせていくことが大事です。

また,日ごろから,ブラッシングやスキンシップをはかって人に触られること=嬉しいことと「学習」させるなどを試みて,終わったらご褒美をあげるなど,うまく誘導してみてください。

さぁ!それでは洗いましょう!

その前に,まずはしっかり準備しておくものを確認しましょう!

身体を濡らす前には,軽くブラッシングをして毛玉のほつれ等をなくしておくとよいですね。

また,お湯をかけるときは汲み置きの湯を使う方が好ましいです。シャワーを用いる際は,シャワーヘッドを体に密着させて細かな水滴が飛び散らないように注意してあげてください。

そしてシャンプー剤はお湯に溶いた状態で,スポンジ等に含ませて泡立たせると皮膚にも優しいです。

 

全身をマッサージするようにまんべんなく洗えたら,泡が残らないようにしっかりゆすいでくださいね。

 

流し終わったら,ドライヤーの前にタオルでしっかり水分をふき取りましょう!ここでしっかりタオルドライをしておくと,あとのドライヤー時間が短くて済み,愛犬へのストレスも軽減されるでしょう。

ドライヤーを当てる際は,毛の流れに逆らうようにブラシやコームで梳かしながら風をあてると乾きが早いです。ドライヤーの熱で火傷しないよう,しっかり気を配ってあげてくださいね☆

その他シャンプーに関する疑問・・

○シャンプーの頻度はどのくらいがよい?

その子に応じて様々です。主にお外で飼われており,年も若く,運動量も多い子は汚れや皮脂も分泌されやすく,1か月に1回のシャンプーでも少ない場合があります。

一方で,主に室内で飼われており,若いころより代謝が落ちてきている中~高齢の子などは,2~3ヶ月に一度のシャンプーでも十分な場合もあります。

いずれにせよ,愛犬の体調や汚れなどに応じて取り組んでもらえればと思います!

 

○嫌がる子でも無理に洗ったほうがいい?

身体が汚れたままでは,愛犬自身も健康も損なわれますし,飼い主さんもにおい等で滅入ってしまいますよね。かといって,嫌がる子をむりやり洗って,またさらにシャンプー嫌いになって・・ということも避けなければいけません。

シャンプー嫌いの子へは,おうちでは蒸しタオルで拭くなどの簡単なケアをこまめに行うだけにして,しっかり汚れを落としたい時はわんこの扱いに長けたプロのトリマーさんへお願いしましょう!

 

○年をとった子もシャンプーして大丈夫?

高齢になってくると,シャンプーで体力を消耗してしまうことも危惧されますので,よっぽど汚れがひどい時でなければ,温めたタオルやウォーターレスシャンプーなどで体を拭いてあげるだけでも十分です。

しかし,高齢になってくれば排泄物などで体を汚しがちになってしまうこともありますので,入浴させるときは手早く,かつ,愛犬に負担をかけないように行うことが大事です。

事前に,お湯の汲み置きやシャンプーを泡立てておく,吸水性の良いタオルやドライヤーなどしっかり準備をしておきましょう。

 

○皮膚が弱い,アレルギーの子のシャンプーはどうしたら?

皮膚が弱いと,入浴により血行がよくなると痒みが増したり,またシャンプーによって皮脂が過剰に取り除かれたりと,入浴の仕方によってはかえって愛犬の健康に悪影響を及ぼす場合もあります。

まずはかかりつけの獣医さんに相談されて,その子の入浴についてアドバイスをいただいてから取り組んでください。

今回の譲渡候補わんこのご紹介!

ふわふわにしてもらったワン!

★☆プロフィール☆★
・相談所での名前:ベイク
・犬種:シェットランドシープドッグ
・性別:オス
・年齢:7歳
・体重:15kg
・フィラリア簡易検査 陰性
・性格:人に構ってもらうのが好きなわりに,けっこう怖がりな男の子です。慣れると顔をぺろぺろ舐めてアピールしてきますよ。

トリマーボランティアさんたちにも何度かお世話になったベイク君,おかげですっかりふわふわの毛並を取戻しました!結構寂しがり屋な子なので,長く一緒にいる時間をとっていただける方に,良いご縁があればと思います。

 

家庭動物相談所では,ベイク君の他にも新しい飼い主さんを待っている子がおります。

譲渡候補の犬猫たちは『犬猫の新しい飼主さん募集中』のページに,写真と簡単なプロフィールを掲載しております。

なお,動物の譲渡にあたってはいくつか条件があります。譲渡条件についてはこちら『犬猫の譲渡について~新しい飼主さんになっていただけませんか?~』をご確認ください。

 

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