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お口のケア,できていますか!?

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2013年4月19日

お口のケア,できていますか!?

犬や猫も歯周病!?

こんにちは!先日の雨風ですっかり桜も散ってしまった京都市内ですが,皆さま今年のお花見はされましたでしょうか?

 

さて,今回は『愛犬・愛猫のお口のケア』についてお伝えしたいと思います!

以前のブログでもお伝えしたように,最近は犬猫の平均寿命もぐっとのび,中には20年近く生きる子もいることは,すでにご承知のとおりかと思います。

そして,寿命が延びたことによって,犬や猫にも様々な症状や加齢性の変化が起こります。そのため,飼主さんは愛犬・愛猫の健康を守るために,様々なケアを施さないといけなくなります。

 

その一つがお口のケア,すなわち,犬や猫にも歯磨きが必要なのだということです!

 

「え?もともと野生の生き物である犬や猫は歯磨きなんてしていないのに??」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが,野生の状態では「歯が悪くなる=自分で獲物を捕らえられなくなる=死」であるため,歯が悪くなった個体は自然淘汰されているにすぎません。

今皆さんの家族として暮らしている子たちは,多少歯が悪くなったとしてもきちんと毎日ごはんをもらえるので,このような事態には簡単には陥りませんが,それでも歯が悪くなると様々な弊害が出てきます。

 

まずはなにより,お口が臭くなります

 

えっ そんなこと??と思われるかもしれませんが,どれだけ可愛い子でも,にこっと口をあけるとお口がぷ~んと臭う・・・なんてことでは,少なからず「うっ・・」と思ってしまいませんか?

ましてや犬の場合,体温調節は主に口呼吸で行います。夏場の暑い時期,ハッハッと愛犬が息をするたびに嫌な臭いが充満するようでは,飼い主さん自身もまいってしまいませんか?

 

もちろんそれ以外でも,歯周病や虫歯など,犬猫自身の健康を損ねる症状も出てきます。

それでは,具体的にどうやってケアしていけばよいのか,相談所のわんこにゃんこたちにも協力してもらってご紹介していきますね!

歯磨きケアでいつまでもキレイな白い歯をたもちましょう☆


推定年齢10歳前後の犬の歯です。上の歯は根本から,ほとんど歯垢で覆われてしまっています。

まずはこちらの写真をご覧ください!

 

10歳前後と思われるこの子は歯のほとんどが茶色く固い歯石に覆われています。

 

犬や猫も人と同じように,食べかすが歯に残ったままだと歯垢がたまります。

歯垢をそのまま放置しておくと,次第に固い歯石となり,容易には除去できなくなります。

歯石がたまると歯肉炎や虫歯といった症状も引き起こされ,ひどい場合では全身性の細菌感染も引き起こすことがあり,命の危険に晒されることもあります

 

人だと,体調が悪ければ自分の意志で病院へ行き治療をしてもらえますが,動物たちは自分から「ここが痛い,しんどい!」とは言えないですよね。

なので,日ごろから飼い主さんが健康管理をきちんとしてあげることが大切です!

お手入れの大事さは理解していただけたかと思いますが,実際に動物の歯磨きなんて今までしてこなかったんだけど,どうしたらいいの??と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。

 

まずは,犬や猫にとって口の周りを触られることは非常に嫌なことである,ということを念頭に置いて,少しずつ歯磨きに慣れさせていくことが肝心です!

 

何されるのかな~ドキドキ・・

歯磨きには譲渡候補犬のジェイクくんに協力してもらいます!まずはリラックスしてもらって,これから楽しいことがあるよ~と印象付けることが大事ですね☆

むにぃ~・・何かされてますワン・・

まずは汚れのたまりやすい上の歯から!ガーゼに犬用の歯磨き粉を付着させ,しっかり磨いていきましょう。この時にも「いいこだね~」などなど,優しく声をかけながらお手入れしてあげてください。

 

最初は唇をめくって歯を見せるだけにして,大人しくできたらごほうびをあげる,といったように,嫌なことをされてもそれを上回るいいことがある,ということを覚えこませていきましょう。

 

歯見せがうまくできるようになったら,ガーゼなどを指に巻きつけ,前歯から徐々に奥の歯まで磨けるようにしていきましょう!市販されている犬猫用の歯磨き粉を利用して,しっかり磨いてあげて下さいね。(この歯磨き粉も,動物たちにとっては苦手な子もいるので,少しずつ慣らしてあげてください)

この時も,一日ですべての歯を磨こうと気負わずに,今日は前歯だけ,今日は右の奥歯だけ,などなど,数日かけてすべての歯を磨くといったかたちで十分です。

磨いている最中は,こまめに褒めてあげることやごほうびなどを使い,上手く誘導してあげてください。また,彼らが本気で嫌がったら決して無理はしないことが大事です。

 

出来れば子犬・子猫のうちから慣らしておくと,大人になってから始めるよりも容易に慣らせますので,現在子犬子猫ちゃんを飼ってらっしゃる方はぜひ挑戦してみてくださいね♪

また,最初はかかりつけの獣医さんに実際にやっていただくなどをして,取り組んでいただくとよりわかりやすく安全に行えると思います!

 

歯磨きは大事なケアの一つですが,それ以上に飼主さんとのスキンシップを図る絶好の機会でもあります!

ぜひぜひ今日から取り組んでみてください!!


最近では,ペットショップや動物病院などでも歯磨きグッズを販売されているところが多いです!左は噛んで遊んで歯磨きできるというものです。どうしても歯ブラシでゴシゴシされるのはイヤっ!という子には,こうしたオモチャなどで無理なく取り組んでいただくとよいですね☆また,歯石がたまりにくいフードに切り替えるなどの対策も有効です。

今回頑張ってくれたわんこの紹介です☆

ぼく頑張ったわん!

☆ジェイクくんプロフィール☆

・犬種:ダックスフント

・性別:オス(未去勢)

・年齢:3~5歳(推定)

・体重:5kg

・フィラリア検査陰性

・性格:とっても陽気で人懐っこい男の子です!普段は元気いっぱいですが,シャンプーなど大人しくしてほしい時には,とってもいい子でトリマーさんたちからもたくさん褒めてもらいました♪ふわふわ巻き毛がチャームポイントです!

 

ジェイクくんの他にも,譲渡候補の犬猫たちは『犬猫の新しい飼主さん募集中』のページに,写真と簡単なプロフィールを掲載しております。

なお,動物の譲渡にあたってはいくつか条件があります。譲渡条件についてはこちら『犬猫の譲渡について~新しい飼主さんになっていただけませんか?~』をご確認ください。

 

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