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老犬・老猫生活を楽しもう!!

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2013年3月26日

老犬・老猫生活を楽しもう!!

介護って,ほんとうに辛くて大変なだけのもの?

こんにちは!そろそろ京都市内では各所で桜の花が開花し始めております♪

家庭動物相談所の近くでも1本咲いているのを発見しました!

日中も徐々に陽光が暖かく感じられるようになり,このまま動物たちにも過ごしやすい日が続くとよいですね~

 


だんだん暖かい日が多くなってきたので,中庭にてくつろぐ譲渡候補のわんこたちです☆

さて,今回は老犬・老猫さんとの暮らし方についてお伝えしたいと思います!

近年,ペットフードの質や獣医療の発展とともに,飼い犬・飼い猫の平均寿命が延びていることは,ご存知の方も多いと思います。

可愛い愛犬・愛猫といられる時間が少しでも長くなることは大変喜ばしいことですが,一方で年をとった動物の介護やお世話などの方法がわからず,当相談所へ相談が寄せられることもしばしばです。その中には,もうお世話がつらくて手放したいのですが,と言われることも少なくありません。

しかし,我々行政への引取依頼は殺処分が原則です。本当の,本当に,最後の手段として考えていただくよう,職員一同願ってやみません。

 

そして,本当に,年をとった犬や猫たちとの生活はつらく,暗いだけものでしょうか?

 

犬や猫をはじめ,多くの動物たちは人間よりもずっと寿命が短いです。

飼主さんの誰もが直面するであろう,『老い』と『お見送り』いう現実について,今少し考えてみませんか?

いつから『老い』がはじまる?

犬や猫の年齢について,人間の年齢に換算するとだいたい何歳くらいかご存知でしょうか?

おおよその目安ですが,人間に換算するとだいたいこのような年になります。


ヒトと犬・猫の年齢比較換算表

この表はあくまで目安であり,個体差はもちろん,犬なら大型犬,中型,小型でまた少し変動があります。

そして動物たちも人間とおなじ,食生活や運動量等,健康管理に気を配っていれば,体内年齢は実年齢よりもずっと若々しく元気でいられます!

 

それでは,愛犬・愛猫のお見送りをすることは避けられないならば,快適に老後のお世話を楽しむために,若いうちから取り組むとよい,いくつかのポイントをお伝えしようと思います!

う~ん・・・もう春だワン・・・

譲渡候補犬の勘右衛門(かんえもん)さんです!御年14~15歳のおじいちゃんシーズーです。
若いわんこの様な元気さや活発さはありませんが,のほほんとのんびり暮らしている様子は,見ていてなんだか癒されますよ!

『老い支度』は5歳頃からはじめましょう!

こう言うと,「5歳ってまだまだ若いじゃない!」と思われるかもしれませんが,先の表のとおり,犬猫の5歳というと,人では30歳後半に該当し,そろそろ人間ドッグなども定期的に受けようかな?と思われる年齢だと思います。

また,小さいころはやんちゃで始終元気よく走り回っていた子でも,そろそろ落ち着き始めたかな?と感じられる時期でもあると思います。

 

この時期にぜひしていただきたいことは,

 

・ブラッシングや口・耳の手入れなど,スキンシップを多くとる

・日々新しい発見や遊びを取り入れて,日常をマンネリ化させない

 

この2点,特にお手入れやスキンシップを意識して愛犬・愛猫と触れ合っていただくと,いざ本当に介護が必要になった時に,お世話がぐっと楽になります!

 

年をとると,動物たちも目が見えにくく,耳も遠くなります。今まで出来ていたことが出来ない,周りの様子がわからない状態は,とても心細いことだと思います。

そんな不安な状態で,触られ慣れていない子を急に触って耳や歯などデリケートなところを触ろうとしたら,誰だってびっくりして怖い思いをしてしまいますよね。

 

なので,安心してご家族さんからのお世話を受け入れられるように,まだまだ元気なうちからお手入れ慣れしておくと,動物たちも心の準備が出来ると思います!

 

 

また,日々新しい刺激を取り入れて,マンネリ化させないことも,脳の老化防止にとっても有効です!

遊びも,わざわざ新しいオモチャを飼わなくてもよいのです。

 

おうちの中でかくれんぼ(人が隠れて,動物が探すことがポイントです!)や,わんちゃんでしたら毎日の散歩コースを少し変えてみて,いつもと違う路地に入ってみたり,天気の良い日は少し遠出してみたりと多少の変化をつけてみるだけでも,毎日色々な発見があるかと思います☆

わんちゃんでしたら子犬の頃に取り組んだしつけを,もう一度おさらいしてみることもよいですね!

 

『老い支度』という気持ちの前に,まずは愛犬・愛猫との生活を楽しんでください!

どうしても,大切な家族の一員だからこそ,一生懸命お世話して介護も完璧にしなきゃ,と思いがちな飼主さんが多いと思いますが,それでは余計に飼主さんご自身が追い詰められて,愛犬・愛猫との暮らしが苦しくなってしまうばかりです。

 

飼主さんが幸せだと,それはきっと愛犬・愛猫にも伝わります!!

少しくらい手を抜いても,いつでも笑顔でいられる環境の方がずっと素敵なことだと思いますよ☆

相談所にも,新しい飼い主さんを待っている子がたくさんいます!

家庭動物相談所には新しい飼い主さんを待っている子たちがたくさんいます。その中には,先にご紹介した15歳近い老犬も含まれています。

この子たちは確かに,若い2~3歳くらいの元気な子と比べると,早いお別れを迎えることになると思います。が,彼らには彼らにしかない,穏やかでゆったりとした時間を飼い主さんに与えられるというメリットもあります!

何より,お世話をしている職員としては「最期はあたたかい家庭で看取られてほしい」という思いもあります。

むにゃむにゃ・・・

勘ちゃんも相談所にやってきた当初は,皮膚の状態や栄養状態も悪く,実年齢よりだいぶ老けた印象がありました。相談所にきてから数か月,良質のごはんを与え,体を清潔に保ち,適度な運動を続けたおかげですっかり若返ったようです!

譲渡候補の動物たちは『犬猫の新しい飼主さん募集中』のページに,写真と簡単なプロフィールを掲載しております。

なお,動物の譲渡にあたってはいくつか条件があります。譲渡条件についてはこちら『犬猫の譲渡について~新しい飼主さんになっていただけませんか?~』をご確認ください。

 

どの子たちもそれぞれ個性があって,とってもいい子たちです。

たくさんのお問い合わせをお待ちしています!

お問い合わせ先

京都市 保健福祉局医療衛生推進室京都動物愛護センター

電話:075-671-0336

ファックス:075-671-0338