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「知ってほしいこと」があります

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2013年3月21日

「知ってほしいこと」があります

いつも当相談所のブログをご覧いただいてありがとうございます。

こちらのブログでは,相談所の日常やイベント等をはじめ,京都市の動物愛護に関する取組みなどを,できるだけわかりやすく・親しみやすいようにご紹介するのを心がけているのですが,今回は少しだけ,長いお話をさせていただけたらと思います。

 

 

 10月下旬,市内のある地域で5頭の犬が路上に放置されており,現在警察で保護しているとの情報を受けました。現場の状況などから遺棄が疑われる事例でしたが,警察での立件は難しいとのことで,後日5頭とも所有者不明犬として家庭動物相談所に収容されました。

 

犬種は5頭ともミニチュアダックスフントで,雄2匹・雌3匹のグループでした。どの子もとても人懐っこく,近づくとかまって~撫でて~と歓迎してくれる子たちでした。

健康状態や発見時の状態などから,多頭飼育していたものの何らかの理由で手放された子たちなのかな,という印象を受けました。保護されてから1か月以上すぎた今も,この子たちの飼い主さんと思われる方からの迷子問い合わせはありません。

 

 

 家庭動物相談所には,日々,この子たちの他にもたくさんの犬猫が持ち込まれてきます。

迷子で保護された子の中には,飼い主さんからの問い合わせや,迷子札やマイクロチップが装着されていたおかげで,無事にもとのおうちに帰れることもあります。しかし一方で,見るからに手入れがまったくなされていないような子や,上記の子たちのように遺棄が疑われるケースでの保護という子も多いです。

また,飼い主さんが手放されるケースであっても,放棄の理由は実にさまざまで,なかにはなんて身勝手なと憤りを感じることも多々あります。

 

 

相談所にやってきた子たちの最終的な行く末は,基本的には麻酔薬による安楽死処分です。

 

このHPなどでもご紹介しているとおり,収容された犬猫の譲渡も行ってはいますが,その子の性格や健康状態等により,新しい飼い主さんを探せるチャンスに恵まれる子は,収容された子の一部でしかありません。

 

 

どうか,これから動物を飼おうとされている方も,今動物を飼っていらっしゃる方も,また今は動物に縁がない方でも,少しだけ,考えてみてください。

 

その子はこれから何年も,場合によっては10数年生き続けます。

 

そのあいだ,毎日お世話が必要です。お世話だけでなく,たくさん遊んで,触れ合って,運動だってさせてあげなければいけません。

 

また,様々な病気や怪我をするかもしれません。そうすると治療費だってかかります。

 

その子は人の言葉を話せません。

迷子になったら自分では帰ることが難しいです。また,人間社会に適応するためのルールもきちんとしつけて教えてあげなければいけません。

 

その子の命は,せかいで一つだけしかありません。

 

その子が頼りにできるひとは,飼い主さんである貴方しかいないのです。

 

 

この相談所にやってくる子たちが1頭でも少なくなるように,どうか,一人一人がこのことをよく考えてみてください。

 

 

最後に。

冒頭のダックスたちは相談所の譲渡判定を無事クリアして,今は新しい飼い主さんからの譲渡希望申し出を待っている段階です。

こちらの「犬猫の新しい飼い主さん募集中」のページには,その子たち以外にも多くの動物たちが紹介されています。

 

譲渡にあたっては幾つか条件があります。条件についてはこちらのページをご覧いただき,内容を確認していただいたうえで,お問い合わせいただけますとよりスムーズにご案内できるかと思います。

 

たくさんの,よいご縁をお待ちしています。

 

お問い合わせ先

京都市 保健福祉局医療衛生推進室京都動物愛護センター

電話:075-671-0336

ファックス:075-671-0338