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ボツリヌス食中毒対策について

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2018年1月29日

ボツリヌス菌食中毒について

ボツリヌス菌とは?

  • 土壌,沼,河川など自然界に広く分布してます。
  • 酸素のない状態で発育する菌です。
  • 芽胞を形成することで過酷な環境下でも生存できます。
  • 食品中で増殖するときに毒素を産生し,この毒素により食中毒症状を引き起こします。

ボツリヌス食中毒の特徴

  • 主な症状は,初期では吐き気,嘔吐,下痢,腹痛などの消化器症状を起こします。その後,めまい,視力低下,嚥下困難などの神経症状が現れ,呼吸困難になって死亡する場合もあります。
  • 潜伏期間(病原体を摂取してから症状が出るまでの期間。)は,8~36時間です。
  • ボツリヌス菌は酸素のない状態で増殖することから,発酵食品,保存食品,レトルト食品,真空パック食品が食中毒の原因となりやすいです。
  • 1歳未満の乳児がボツリヌス菌で汚染された食品を摂取すると,便秘に始まり,哺乳力低下などが見られ,神経症状を起こす乳児ボツリヌス症と呼ばれる症状が現れます。乳児ボツリヌス症は,乳児が「はちみつ」を摂取することで起こることがあります。

ボツリヌス食中毒の予防

☆新鮮な食材を使用し,十分に洗浄を行いましょう☆

 新鮮な食材を使用するとともに,食材は十分に洗浄し,ボツリヌス菌が体内へ侵入するのを防ぎましょう。

☆少しでも異常だと感じたら食べないようにしましょう☆

 缶詰,瓶詰,真空パック食品などの容器包装食品は,異常膨張,異臭がある場合は食べないようにしましょう。

☆食べる直前に十分な加熱を行いましょう☆

 ボツリヌス菌が産生した毒素を不活性化するため,食べる直前に十分な加熱を行いましょう。

☆乳児に「はちみつ」を食べさせないようにしましょう☆

 乳児ボツリヌス症を発症することがあるので,1歳未満の乳児に「はちみつ」を食べさせないようにしましょう。

関連通知

お問い合わせ先

京都市 保健福祉局医療衛生推進室医療衛生企画課

電話:(庶務担当)075-222-4245、(市営墓地・墓園関係)075-222-3433、(生活衛生・「民泊」対策関係)075-222-4272、(食品衛生関係)075-222-3429、(薬務関係)075-222-3430、(動物愛護関係)075-222-4271、(病院・診療所、施術所等関係)075-213-2983、(医療安全相談窓口)075-223-3101、(感染症対策関係)075-746-7200、(コロナワクチン担当)075-222-3423、(その他予防接種担当)075-222-4421

ファックス:075-222-4062、075-213-2997、075-251-7233、075-708-6212

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