硬水や軟水とは,どんな水ですか?
おこたえ
近年,ミネラルウォーター類が多く出まわっていますが,このミネラルウォーターにはカルシウムやマグネシウムなどの無機物質が含まれています。これらの水に含まれているカルシウムやマグネシウムの含有量によって硬度を算出し,この度数によって硬水と軟水に分けています。
硬度計算式は,水中の「カルシウムイオン」と「マグネシウムイオン」の合計量を,これに相当する炭酸カルシウムの量に換算して,1リットル中に何ミリグラムあるかで表示します。
硬度=(カルシウム×2.5)+(マグネシウム×4.1)
こうして求めた硬度が,100以上のものを硬水, 100未満のものを軟水といいます。
最近では輸入のミネラルウォーター類が増え,いろいろな硬度の水が売られるようになったので,同じ硬水でも硬度が100~300のものを中硬水と呼ぶようです。ただし,日本の水の硬度は,沖縄の水で180とやや高いものがありますが,これを除けば硬度30~110ぐらいで,すべて軟水といってよいでしょう。
硬水,軟水ということばの語源は,豆を煮ると固くなってしまう水と,軟らかく煮える水からきているとされています。
日常生活で硬水と軟水の性質の違いは,
| 硬水の特徴 | 洗濯では,石けんの泡が立ちにくく,汚れが落ちにくい。 料理では,肉を煮るときにアクが出やすく,おいしく調理できる。 日本茶は,色や渋みがあまり出ない。 |
|---|---|
| 軟水の特徴 | 洗濯では,石けんが泡立ちやすく,汚れがよく落ちる。 料理では,豆や野菜や御飯を煮炊きするのに適している。 日本茶は,色や渋みが出やすく,適している。 |
水の性質の違いをよく知って,生活の中で硬水と軟水をうまく使い分けましょう。
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