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京都市東山区

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東山区基本計画第2章(めざすべき方向)

ページ番号10948

2001年3月1日

第2章 めざすべき方向

 

1. 東山区の将来像

 21世紀にふさわしい東山区のまちづくりを進めていくうえでの,区民みんなの共有の目標として,『伝統・創造・文化~やすらぎとふれあいのまち・東山』を東山区の将来像として設定しています。


◆歴史と伝統と文化に培われた東山区の個性あふれる魅力を将来にわたって継承するとともに,常に新しい価値や優れた伝統,文化を創造し続けるまち

◆区民が健康で,安心して暮らし続けることができるやすらぎのまち

◆東山区を訪れる多くの観光客との,また区民どうしの心あたたまるふれあいのまち

 

 

2. まちづくりの方向

 東山区の将来像『伝統・創造・文化~やすらぎとふれあいのまち・東山』を実現するため,「安心」,「魅力」,「交流」の3つをキーワードとして,まちづくりの方向を示します。

 

(1) 安心~さまざまな世代がいきいきと住み続けられるまちづくり

 東山区は,市内で最も少子・高齢化が進んでいるほか,人口の減少や住宅の老朽化,防災対策など,さまざまな課題を抱えており,住環境から都市空間に至るまで,広い意味での生活環境に関する区民の関心が高まっている。
 そうした中で,平成10年度には,区民と行政との協働によって,東山区の全11学区で「福祉・防災マップ」を作成するなど,全国的にも初めての画期的な取組を展開し,区民が自分たちの手で身近なまちづくりに積極的に取り組んできた。
  このように,東山区では,区民相互の連携のとれた地域コミュニティが形成され,「安心」のまちづくりの気運が高まっている。
  本計画では,「安心」をテーマとして,人にやさしいまちづくりを進め,さまざまな世代がいきいきと住み続けられる東山区をめざしていく。

 

(2) 魅力~多彩な個性と創造がきらめくまちづくり

 1200年の歴史に育まれた京都の伝統や文化,自然を凝縮したまち・東山区は,ゆったりとした永い時の流れの中で,ひとも,まちも,自然も,すべてが個性的な魅力にあふれている。
  こうした東山区の持つ個性を大切にしながら将来に継承していくため,さまざまな課題を克服し,より魅力的でアイデンティティの高いまちづくりを進めていく。
 本計画では,「魅力」をテーマとして,多彩な個性と創造がきらめく東山区をめざしていく。

  

(3) 交流~出会い・ふれあいを育むまちづくり

 これまで,地域のコミュニティは,そこに住む人々の心のふれあいや情報交換の場として大きな役割を果たしてきたが,近年,人口の減少や高齢化などによって,その弱体化が進行しつつある。
  しかし,一方,自分たちの住むまちに対する関心が高まってきており,施策を進めるうえで,企画,立案から実施,評価のあらゆる段階で,区民がまちづくりに主体的に参加するための新たな仕組みが求められている。
  本計画では,「交流」をテーマとして,区民と行政との協働によるまちづくりを進めるとともに,区民や来訪者の出会い・ふれあいを育む東山区をめざしていく。

 

第3章 まちづくりの施策・事業

 

 「安心」,「魅力」,「交流」のまちづくりの方向を具体化するための施策・事業を掲げました。
  これらは,区内の小中高生をはじめ,多くの区民の皆さんから寄せられたご意見をできる限り取り入れて策定したものです。
  実現にあたっては,区民の皆さんと行政とのパートナーシップによって取り組んでいくものですが,それぞれの施策・事業ごとに区民と行政との関わり方が異なるものや,同じ施策であっても進捗状況によって柔軟に対応していくものなどがあります。
  また,これらの施策・事業は,今日の厳しい財政状況のもとで,直ちに実現可能なものばかりではありませんが,区民の皆さんと行政とが,常にきめ細かなコミュニケーションを図りながら,できるものから着手し,力を合わせて推進していくものとします。


伝統・創造・文化 ~ やすらぎとふれあいのまち・東山 まちづくり計画図

 

東山区基本計画まちづくり計画図(小)

 

 

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お問い合わせ先

京都市 東山区役所地域力推進室

電話:庶務担当 075-561-9104、地域防災担当・調査担当 075-561-9105、企画担当・事業担当・広聴担当・振興担当 075-561-9114

ファックス:庶務担当・地域防災担当・調査担当 075-541-9104、企画担当・事業担当・広聴担当・振興担当 075-541-7755